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こんにちは。株式会社アレルギーヘルスケアの岡田由佳です。もし、私のnoteを初めて訪問してくださった方がいらっしゃれば、ぜひプロフィールからご覧ください。

今日は、私が一番最初にお仕事として選んだ、アレルギーヘルスケアのお話をしようと思います。色々と書くと長くなるので、今回は、今の事業のお話のみに留めたいと思います。それぞれの詳しいお仕事や、アレルギーヘルスケアの立ち上げまでの経緯は、またいずれ。

株式会社アレルギーヘルスケア

株式会社アレルギーヘルスケアは、アレルギーやアトピー性皮膚炎をお持ちの方をサポートするために2002年6月3日に設立した会社で、なんと今年で20周年を迎えます。社内には、いくつかの部署があり、色々なバックグラウンドを持つ人たちが、各部署で活躍してくれています。


通販事業部(もぐもぐ共和国)

通販事業部は、もぐもぐ共和国の企画運営、お客様の対応などの通販オペレーションをはじめ、商品の受発注や入出庫など物流作業のすべてを担う、お客様と接する最前線の部署です。ここで私は、統括運営責任者として、全体の指揮を執っていますが、優秀なスタッフが多いので、ほぼ現場の皆さんにお任せしている状態の部署になっています。


製造部(もぐもぐ工房)

アレルギーヘルスケアの製造部は、特定原材料7品目を一切工場の中に入れずにアレルギー対応商品を製造する、日本でも数少ないアレルギー対応食品専用工場です。自社商品はもちろんのこと、テーマパークのアレルギー対応デザートや、国際線の機内食、ホテルのレストランや外食産業など、様々な会社のアレルギー対応商品の製造を行っています。

みなさんの暮らしの中で、一番身近に手に取って頂ける商品はこちら。

この部署では、アレルギーの子どもを持つお母さんをはじめ、外食産業でアレルギー対応に苦慮していたシェフ、日々の献立に頭を悩ませていた保育園の調理師さんなど、様々な場面でアレルギーと向き合った経験のある方々が集まって、日々お客様に最高の商品をお届けできるよう、心を込めて製造を行っています。この部署も、時折私が入ってお手伝いしたら邪魔になってしまうくらい、熟練した「職人さん」たちが活躍してくれています。ここで私が手伝うことができる業務は、もっぱら「洗い物」であるということは、正直ここだけのハナシで。(笑)

現在たくさんのお仕事を頂いており、スタッフを増員する予定です。只今(R4年4月30日現在)スタッフ募集中。アレルギー対応食品の製造に興味のある方はぜひご覧ください。



メディカル事業部(チューブエイドシリーズ)

メディカル事業部は、アトピー性皮膚炎治療用の弾性包帯(チューブエイド)と、掻き壊し防止のためのミトン(チューブエイドダブルガードミトン)を企画・販売している部署です。この部署は、病院やクリニックの先生方やコメディカルの皆さんと連携を取り、それぞれの病院に来院されるアトピー性皮膚炎の患者様のQOLの向上に寄与できるよう、製品の開発・研究を行い、アトピー性皮膚炎の治療法の確立と普及に取り組んでいます。


品質管理部(アレルギー検査室)

製造部で作られた商品が、アレルギーをお持ちの方はもちろんのこと、学校給食や機内食としても、安全にお召し上がりいただくことができる品質かどうかを、厳しい目で検査してくれている部署です。現場にとって色々と厳しい事もしっかりと指示・指導する立場ではありますが、良いものを作って届けたいという熱意が人一倍ある部署なので、製造部と連携を取りながら、日々改善に取り組んでいます。もぐもぐ工房は、大手の取引先様が多いため、各会社さんの工場監査(インスペクション)対応や、アレルギー検査・細菌検査、日々の日報や様々なデータ収集など、もぐもぐ工房で作られるすべての食品の品質を厳しくチェックし、ブランドを守ってくれている、大切な存在です。

ちなみにこちらの部署も、只今(R4年4月30日現在)スタッフ募集中。品質管理の経験があって、アレルギー対応商品に興味のある方はぜひご覧ください。


システム管理部

ホームページの管理やショッピングモールなどの出店管理、もぐもぐ共和国を支える、全てのシステム回りの業務を担う部署。もぐもぐ共和国のバックヤードは、詳細な在庫管理を行う自社のシステムを走らせているため、通販事業部のリクエストに応えながら、ちょっとした修正や、大規模な改修をしてくれる、縁の下の力持ち。消費税の変更や昨今の価格変更の波が押し寄せると、商品情報の修正や事後のチェックに大忙し。パソコンやOA機器のトラブルにも即座に対応してくれて、スタッフみんなが頼れる人がいる部署です。


商品開発部

アレルギー対応のこんな商品があったらいいな、を具現化する部署です。この部署は、アレルギーヘルスケアを立ち上げ、様々な商品を開発してきた私(おかだゆか)を中心に、元レストランのシェフやアレルギーっ子のお母さんなど、アレルギー対応商品を作る事が好きなスタッフが集まり、日々開発に取り組んでいます。自社の開発商品はもちろんのこと、他社さんのアレルギー対応食品の開発依頼があれば、アレルギー対応のレシピを提供したり、商品化して納品できるよう、レシピ作成と製造工程管理を行っています。


研修教育事業部

スーパーや百貨店などの小売業をはじめ、保育園・幼稚園・学校などの保育・教育施設、外食産業や宿泊施設などの調理担当者や配膳担当者に向けて、アレルギーの知識の普及と事故防止に取り組む部署です。実際に調理の現場を見せてもらい、事故になりやすい点や、アレルギーへの対応の工夫などをコンサルティングしたり、アレルギーについての講演会を行い、緊急時のエピペンなどの使い方を指導しています。外食産業などに対しては、実際に予約の受付から調理・配膳の現場を見せて頂き、事故防止のために事前にできる対策などのアドバイスを行いながら、アレルギーの方でも安心して外食ができる社会づくりに向けて活動しています。


輸入事業部

輸入事業部では、オーストラリアを中心に世界各国からのアレルギー対応食品の輸入業務を行っています。時折英語で電話が掛かってくるため、オペレーターのスタッフを驚かせてしまうことがありましたが、最近はみんな「Just a moment, please.」だけを唱えて担当部署に繋ぐ、という技を覚えたようです。


経理部

日々の納品書の発行・郵送作業や、請求書の締め作業から請求書の作成や郵送、月々の入出金チェックなど、電卓の音が鳴りやまない、様々な数字を扱う部署。アレルギーヘルスケアは大きな取引先さんが多いので、月末と月初は特に大変そうです。一応私も商業科経理類型出身で、10年ほど前まではこの作業の担当でしたが、今やほとんど浦島太郎状態。


人事部

アレルギーヘルスケアのスタッフの給与計算や、採用活動などを担っている部署。ハローワークの担当者さんに「ここの会社は狭き門ですよ」と言わしめるくらい、書類審査と面接を厳しく行う担当者がいます。おかげで、アレルギーヘルスケアで働く仲間は能力が高い人がほとんどで、正社員・パートなど、雇用形態の垣根もなく、やりたい人がやりたいことに取り組みながら、切磋琢磨しています。うちの会社は確かに入りづらい(面接厳しい)けれど、入ると本当に楽しいと思います。だって、優秀で素敵なスタッフばかりなんだもん。


カウンセリング事業部(Dialogus)

アトピー性皮膚炎やアレルギーとは直接の関係はないですが、公認心理師である岡田由佳を中心に、カンパニーカウンセラー(企業顧問心理師)の派遣を行っている部署です。アレルギーヘルスケアで20年間、組織開発や人材育成を行ってきた経験と、スクールカウンセラーとして学校という組織の中に入り、管理職と現場を繋いだ経験を生かし、民間の企業でも人間関係を調整したり、ストレスチェックを行った後、職場環境を改善するためのプロジェクトを立ち上げて、全員が働きやすい環境作りのお手伝いをしている部署です。


こうやって書き起こしてみると、2002年に私が一人で立ち上げたこのアレルギーヘルスケアも、様々な人に協力してもらいながら、色々なことができるようになったんだなぁと感謝の気持ちが湧いてきます。

アレルギー対応に関するお仕事は、とりあえずアレルギーヘルスケアさんに聞けばいいや、と思って頂くことができるレベルまでこの事業を育てていき、一日でも早く「食のバリアフリー」を実現させることができればいいなと思います。

アレルギー対応に関するお仕事のご依頼はぜひこちらまで
24歳当時の私の写真が、みなさまのメッセージをお待ちしています♪


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