マッチングアプリで出会った彼と半年で入籍した話1

こんばんは。

私が夫とマッチングアプリで出会ってから入籍するまでの話を数回に分けてちまちま書いていく。
今回はその第一弾。
もしかしたら、どなたかの参考になるかも。

参考になるかもしれない人
・婚活アプリを使っている人
・私と似たスペックの女
・1年以内に結婚したい人
・アラサーで婚活している人
・非モテ属性の女(学生時代、素でいても告白されなかった人)
・比較的時間に余裕がある人(毎日1時間アプリに時間を割ける人)




1 私と夫のスペック


私たち夫婦の婚活?していた時のスペックは以下のとおり。
私のスペックに近く、夫の属性が素敵!って思える人は、読む価値があるだろう。

【私のスペック】
・年齢:27歳(当時)
・年収:400万円〜
・身長:160cm前半
・体重:55kg
・体型:中肉中背
・顔面偏差値:55前後(ブスでも可愛いわけでもない)
・性格:ちょいブス。マッチャー気質。
・コミュ力:普通(職場では明るく社交的と言われる。)
・恋愛経験:3人(3ヶ月、4年、1年半)
・学歴:国立大卒(理系)
・備考:地方転勤族
・乳:Cカップ(ほぼBカップ)

【夫スペック】
・年齢:32歳(当時)
・年収:900万円〜
・身長:175cm
・体重:75kg
・体型:細マッチョ
・顔面偏差値:50切るくらい(ちょいブス)
・性格:超絶イケメン。仏。ギバー気質。
・コミュ力:普通よりやや低め(理系男子らしいコミュ力)
・学歴:旧帝大
・備考:全国転勤族
・頭皮:普通(おでこがやや広め)

私のスペックがどの層に需要があったのか、そしてどうやって夫と結婚まで持ち込んだかを書いていく。

2 需要の分析手法


27歳時点では、マッチングアプリを用いて婚活したのは2回目。1回目は25歳の時にやっていた。1回目の時点である程度、分析ができていたので、ここでは1回目で行っていた手法を書いていく。(ちなみに25歳の時はなぜか28歳で表示されていたので、1回目の手法で27歳の結果は同様であるとみなすことにする)ちなみに、分析にかかる時間は少なくとも1ヶ月、おおむね3ヶ月はみておくと良いだろう。結構、根気が必要である。

【分析手法】
前提
・プロフィールは丁寧に作り込む。
 ※相手がデートに誘いやすいように、好きな食べ物や、本、趣味などは特に詳しく書いておくこと。写真も好きなものを散りばめること。男性が話についていける内容であるとなおよし。食べ物は全人類共通の話題なのでおすすめ。
・顔写真はなしでもOK。
 ※写真ありで掲載した方が相手が顔の好みで弾いてくれるので、効率は良い。載せるのをお勧めする。一方で、いずれ、メッセージ内で写真を送ることになるので、自分の写真送付してブロックする男性が一定数いる中で、自分をブス判定する男性がどのような属性でどのような会話をするのかを冷静に情報取集ができるのであれば、写真掲載しない判断をするのもおすすめする。ブス判定されても心が折れない人向けの方法である。
データ収集
1 新着会員を中心にあらゆる人にいいねを送る
  ※上限全て使い切る。
  ※新着会員はいいね・メッセージの返答率が高いので狙い目
2 いいねくれた人全てにいいねを返す
  ※メッセージできる母数を増やす
3 相手から送られてきたメッセージはひたすら返す
  ※プロフィールを見て送ったり送るのやめたりしない。全員平等に返信する。
  ※自分からはメッセージを送らない(自分から送らない人はやる気のない人が多いから)
  ※毎日メッセージを送る(私は毎晩10〜11時にメッセージ等を返していた)
データ解析
4 メッセージが長く続く人のプロフィールを見る
  ※属性を確認して、その属性の別の人に新たにいいねを送る
5 顔写真を送ることを求める人と求めない人を分析
  ※顔写真を送ってくださいの頼み方、送った後の反応、逆に求めないで会うまでの楽しみにする人、のパターン分けをする。どのパターンが自分と相性が良いのかを分析する。
6 相手からお誘いがあったら必ず会ってみる
  ※実際に会ってみないとわからないことが多いので、どんなにタイプじゃなくても会ってみる。
  ※平日は夜、土日は昼と夜に会えるので、理論上は1週間に9人会えるはず。同じ市内に住んでいる人は平日に時間を作ってもらい、遠方から来てくれる場合は土日に会うようにしていた。後半は、土日のどちらかを彼氏候補との1日デートに空けておき、もう片方を別のアポや自分のフリータイムに当てていた。
7 初デートで奢ってくれる人とくれない人を分析
  ※奢ってくれる人と、奢らない人はどのような雰囲気だったかを分析。ちなみに、奢ってくれる人との会話や次につながることが多い。奢らない人は、自分も相手もつまらないと感じていることが多い。失礼ながら、教員に多いイメージ。
8 複数回あってくれる人を分析
  ※どの属性が2回以上あってくれるかを分析して、さらに別の人にいいね送付につなげる。
  ※個人的には3回合えば十分判断できると思う。3回で判断できるようなデート・会話をすべき。
9 1〜8を告白してくれる人が5名くらいになるまで続ける。
10 告白してくれる人の中で最も自分が価値が高いと感じて、かつ一番自分にあう人と付き合う。

当時、この10の項目を機械的に行った(これで25歳時、3ヶ月弱で正式な彼氏ができた)。いいねは200超え、メッセージは多分80人程度、長くメッセージが続いたのが50人弱、その中で実際にあったのは30人弱とかだったと思う。その程度の人数でも、どの属性に自分がモテるのか、モテないのか、その中で自分が好きになれるタイプとなれないタイプを解析できるのだった。


3 私のスペックで需要があった層


参考まで、私が需要があった層(3回程度デートした人で私に惚れてそうだった人)は、以下のとおり。
・25〜32歳(特に29歳、30歳オーバーの人)
 ※その中で私と相性がいいのは年上。私がわがままだから。
・いいねが30〜50の人
 ※人気会員(容姿端麗)の人は、より美人と会えるらしい。
 ※私を綺麗!可愛い!と思ってくれる層はこの辺りだった。
・物静かなタイプ(コミュ強ではないが、コミュ障でもない)
・大卒(特に院卒理系とはお互い楽しく会話できる人が多かった)
・黒髪短髪(サラリーマンはみんなそう?)
・POLOかユニクロ、その他シンプルでこ綺麗な服を着ている人
 ※おしゃれな人から、ちょいださの人までさまざま
・ものを大切にしている人(物持ちがいい人が多かった)
 ※ものを雑にしている人は、人の扱いも雑
・車の運転が丁寧な人(地方だったのでドライブデートをよくやった)
 ※運転が雑な人は、ちょっと変な人が多いイメージ
・仕事や自分の趣味について自分の言葉で話ができる人(自分を持っている人)
 ※会話だけで仕事できるか(今後出世が見込めそうか)、アプリの年収欄が本当かどうかがわかる。年収高い人は会話も考え方もしっかりしてる。
・悩みがあったり、ちょっと心が病んでいる人。
 ※物事に真摯に取り組んでいる証拠だと思っている
・上記とは別でシンプルにヤリモクの人

詳細は、また別の投稿で語ることとする。(マッチングアプリで出会った人の振り返りをいつか書く)

総括すると、(ヤリモクを除いて、)いいね30〜50の物静かで穏やかな心優しい院卒理系男子が私が狙うべき層であると25歳の私は結論づけた。27歳の私は、この層かつ結婚願望?の欄が「今すぐにでもしたい」の人のみにいいねを送りまくり、メッセージ交換を続けた。他の属性の人は、基本的にスルー。27歳時はスピード重視だったので確率の低い人は避けていた。ひたすら狙いを絞って相手を見定め、アプリ開始から1ヶ月、一番最初に告白してくれた夫と付き合った。


4 需要がある層の見極め方


機械的にデータ収集を進めていくと、どこかしらに自分の強い需要があることがわかる。
強い需要とは、相手の目がハートになっている状態である。
キュピーーーン!!っていう効果音が聞こえてきそうな相手がどこかしらにいる(初対面からの場合もあるし、ある程度回数を重ねてあっていくうちにチュキチュキ状態になっていく人もいる)。チュキ状態を具体的にいうのは難しいが、チュキ状態の相手に出会えばわかる。とにかく、私のことが大好きで仕方がない状態。いつでも私の心配をしてくれ、私の笑顔のために一生懸命に頑張ってくれ、時に私に甘えてくれる。その層から彼氏を選ぶ。

セルフバチェロレッテの状態を作るのだ。数々の男性が自分に求婚してくれるような状況を作るのだ。アマプラのようなハイスペ男性相手にバチェロレッテ状態はできないかもしれないが(美人で人間力が高ければできるかもしれない)、自分に惚れやすい層でならできる。自分に見合う層でバチェロレッテ状態を自主的に作り出す。熱烈に求婚してくれる人の中から、一番良い人を選ぶ。(27歳の私は一番最初に真面目な告白してくれた人にと決めていた。)女性なら、アプリでこの状態を作り出すのは容易だ。

3回会ってもチュキ状態にならない人は、その後もならないことが多かった(私に場合)。3回で見切りをつけるのが無難だろう。多くても5回だ。5回会ってもチュキ状態にならない場合は、どんなに自分が相手のことを好きだろうと、次に行く。(5回じゃ無理!という人は、5回で判断できるような会話力を身につけるのが先である。)

あるいは、暇つぶしカテゴリー(キープ)に入れる。友人も彼氏も構ってくれない時にご飯に行く人としておけばいい。もし彼氏とダメになった時のキープ要員としておく。(ただし、自分がその相手に入れ上げてしまうようなら、二度と合わないようにすること。本命彼氏を探すついでにキープするメンタルがないならやめるべき。)

もし、そのキープを切る場合は、聞けそうであれば、自分のどこが物足りないのかを聞いてみる(大体はフェードアウトなので聞けることはあまりないかもしれないが)。それを踏まえて、別の人に会ったときに改善して、その人をチュキ状態にする工夫を行う。あらゆる人をチュキ状態にするために、あらゆる人からデータをとり、何をしたら相手が喜ぶ確率が高いかを、数をこなして精度を上げていくのだ。

ラッキーなことに、アプリは女性がいくらでも相手をとっかえひっかえできるフィールドである。自分の需要を客観視できていない人は、相手を選ばず、ひたすらデータ収集のために、男性会員を使い尽くせばいい。

そんな、実験みたいなことするなんて、相手に失礼では?と思う心優しい人は、アプリでの婚活に向かないと思う。職場などのコミュニティ恋愛や結婚相談所の利用を強く勧める。恋愛は比較を伴う競争なのだ。自分が出会える異性の中で最も価値のある異性であると認識するから、付き合うし、結婚する。せっかくアプリという恋愛を目的として数多い異性と接することができるフィールドなのに、比較しないなんてもったいなさすぎる。それに、実験せずに自分に見合った相手を見つけようとするのが無理な話だ。競争に競り負けるのは、男性も女性も同じだ。仕方のないこととして、お互いに受け入れるしかないのだ。

ただし、相手を蔑ろにするのは違う。お互いの大切な時間を使ってメッセージ・デートをしているのだ。一緒に過ごす時間は相手に楽しく過ごしてもらおうと思ってお互いに思いやりを持って接するべきだと思う。お互いに楽しんでもらおうと努力するのが大前提。努力はしたけど、自分または相手が楽しくなかったら、もう会わない、それは仕方がないことと思う。合う合わないは相性だから、変に希望を持たせて、時間を浪費する方がお互いに失礼である。ある程度の節度を持って、相手に敬意を払って切るべき時には切る。決断は早いほうがいい。自分が切られたら、相手にすがってはいけない。(私は元カレ含め2人ほどすがってしまった経験があるので、反省点である。)または、切られて逆上するような男はそれこそ切って正解だ。潔さが時には必要なのだ。

5 蛇足

時に。思うのは、恋愛で常に相手から求愛される女性は、相手に縋ることを全くしないと思う。美人(顔の造形の美しさ)ではなく、結局は、自分に自信がある人。自分に自信がある人にはどこか美しいものだ。その美しさに男性も、女性も惹かれるのではなかろうか。たとえ、恋人にフラれてその人がいなくなっても、自分一人で幸せだし、どうせすぐに別の人から告白される。そういうマインドだから、モテるんだな、と思うのだった。


次回は、自分を好きになってくれる層でかつ、自分が好きになれる人の見つけ方を書いていく。

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