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恋愛とお金、価値観

令和6年4月6日

昨日、恋愛に関する投稿を致しましたが、その続きと言いますか、恋愛に限らず、こういった常識に縛られていらっしゃる方が多くおられるのかしら、と思いましたのでお話し致しますね。

おそらく、私より少し上の年齢の方々(バブル全盛期の方々)に該当する方がいらっしゃるのかも知れないのですが、一昔前に「結婚指輪を購入するなら給与の3ヶ月分程の価格の指輪でないと、相手に失礼(または、愛がないと思われる)」というお話を聞いた事がある方もいらっしゃると思います。

また、その時代はテレビでも芸能人の方々の結婚披露宴を中継するなどして「いかにゴージャスな結婚披露宴(或いは結婚式)なのか」を競っているような所もありました。婚約会見で指輪を披露するのも日常茶飯事でしたね。

確かに、経済的に余裕のある方はそれで良いのだと思います。ただ、現在の日本では、非常に難しい事だと思うのです。結婚指輪に多額のお金を使うなら、指輪の費用を抑えて、あとは式や今後の生活費…と現実を考える方も多いのではないでしょうか。

現代の日本では、結婚式をしない若いカップルもいらっしゃるようですね。景気や情勢を考えると無理もないと思います。

過去の著名人の方々の結婚報告はかなり派手で、高級な婚約指輪を報道陣に見せて、それがテレビや週刊誌で取り上げられたこともあり、一般の私たちにも「高い指輪を買わないと愛があるとは言えない」というような、「作られた常識」を植え付けられていたんですよね。

でも、本当の愛というのは、モノの価格で決まるのではなくて「どれだけ相手と話し合って二人で納得できる答えを出せるか」というところにあるのではないかと思うのです。

形式や外側の誰かが作り上げた常識に囚われるのではなく、自分たちで、自分たちらしい形を作っていく。これは、確かに簡単なことではないですし、骨の折れることもあるでしょう。しかし、二人でその過程を作るからこそ、結果が愛おしいものになるのですよね。また、そのような事をしていると、過程を経験している段階でどんどん二人の絆が深まっていきます。

よく、「忙しくても時間を作って愛に来ないのは、相手に愛がない」というお話を聞きますが、確かにそのような事もあるかも知れません。しかし、本当にそうなのかと、その常識を疑う事も大切なのです。相手が夜中まで起きて仕事の準備をしないといけない程忙しい場合もありますし、時間が不規則な仕事でしたら尚更、相手の健康を考えると会えないことについて不満を言えば相手を傷つける事になりかねません。

「私と仕事、どっちが大事なの?」などと言うようでは、まだまだ相手の立場を考える事が出来ていないのです。少々厳しい事をお伝えしますと、自分の事だけを考えているから、そのような言葉が出てしまうのです。

では、このような時。どうしたら良いのかというと、まずは自分の事に集中する事が大切。夢中になれる事を持つのも良いでしょう。その上で、相手をさりげなく気遣うこと。

相手が自分のことを見ていてくれないと愛情を感じられないと言うのでは、それは相手に依存している事になります。相手に会えても会えなくても自分の心が平穏で幸せな状態にしておく。これがとても大切な事なのです。

パートナーシップの話でこのようなことをお伝えすると、怒り出す方もいらっしゃるのですが、人間関係の中で信頼関係を築く為には、どんな相手でも「適切な距離」が大切。適切な距離を取ることが出来るようになるには、まずは自分のやるべきことに集中することもとても大切なことなのです。そうしないと過剰に相手を監視してしまったり、相手に過剰に関わろうとしてしまうのです。

外側の誰かが作ったら基準や常識というものは、恋愛や夫婦関係に限らず、生活全般、あらゆるものに入り込んでいます。ですので、そこで自分自身の基準を、そして結婚や恋愛については二人の基準を作ることがとても大切です。

とは言いましても、マナーを逸脱したり、人に迷惑をかけるということではいけませんね。傍若無人に振る舞うことと、自分の基準で生きる(別の言い方をすると「自分軸」)ことは全く違うものです。人のことも慮る心を持ち行動すること。これが元来の日本人の作法ではないかと思います。

閑話休題
・今日は午前中に一息つきたくて、自分の為にお茶を点てました。まぁ、私自身のお茶を点てる鍛錬でもあるのですが、テレビの音を消してやかんでお湯を沸かす音を聞きながら、諸々の茶道具を出して準備する時間を味わうことも大切だと改めて気がつきました。

・私の心の師匠である経営者の斎藤一人さんのご著書「常識をぶち破れ」。この本もとても素敵な本です。常識をぶち破るという過激な(?)タイトルですが、中身はとても愛に溢れています。生きづらさを抱えておられる方、素敵な出逢いが欲しい方、仕事をうまく行かせたい方に響く本かも知れません。裏の帯の写真も掲載したのでご覧くださいね。

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