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精神障害者の一人暮らし日記

こんばんは、神戸ポップです。

通るだろうと思っていたアルバイトがまさかの不採用。

1週間待ちましたが、面接後3日を過ぎたあたりからものすごく自己肯定感が下がり、ほかに面接予定だった短期アルバイトもキャンセルすることになりました。

私、どうしても販売が好きなんです。

お客さんが買ってくれた商品を袋に入れて、お渡しするだけ。

それが好きなのに、叶わない。

なぜなら必ず金銭授受が伴うから。

(実は機械自体には弱くないので、レジを打つ作業は好きなんですけど)

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計算が弱いと、社会で相当不利な思いをします。

だって、経済を回すために数字以外のなにがありましょう。

そして現在、コミュニケーションがアナログからデジタルへとも移行しています。

私は文章の読み取りも苦手です。  

でも、理論的に会話をするのは比較的得意です。

さすれば、どうでしょう。

数字で回っている社会についていけない。

デジタル化しているコミュニケーションまでもが苦手な方向へと変わりつつある。

無理っしょ。

もちろん計算などが、タブレットなどデジタル化してくれるのは助かります。 

でも、計算がデジタル化すればもう店員はいりませんね。

ユニクロのレジはどうですか?

Amazonの会計システムはどうですか?

世の中は販売員を減らしている、つまり手渡しで商品をお渡しする機会がなくなりつつあるんですね…

悲しいかな、発達障害の仕事の探し方、できないことを捨てていくと、できることはほぼなくなりました。

まさか、やりがいなんぞ貪ってはいけないんだなぁと。

…私(たち)はどう生きればいいのか。

障害者に出世コースを設けている会社は、これまでに聞いたことがありません。

才能ありきで新聞に取り上げられるような人は、まず別枠でしょう。

(我々)障害者も、100歩譲って苦痛に耐えず働ける場所を得る権利はあると思うのです。

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私はマズローの五段階欲求説のようやく頂点に手が届いていたと思っていました。

実家に住んでいたから、低次の層は軽くクリアしていたのです。

フリーランスになって、人間関係の煩わしさから解放されて、必要な場所で必要な分だけ承認欲求を満たせているし、ゴールテープは目の前だと思っていました。

当時は本を出したいと思っていたのです。

かなり高次のところにいたと思います。

フリーランス独身人生を謳歌していました。

ところがどっこい、老後のために練習しようということで始めた一人暮らし生活。

失敗しても帰る場所があるうちにやっておこうということだったんですが、これが大きくコケた。

第一段階へ転落です。

家具も揃わず食費もマイナス状態なところから一人暮らしをスタートしたのもまずかった。

結局4日で挫折しました。

流石に毎日鶏とキャベツの鍋を食べていたら痩せましたね。

あれ以降、心身の燃え尽きと心のダメージで、在宅ワークができなくなりました。

そこで主治医が「時給で安定した仕事もやってみたら?」ということでアルバイトを探し始めたのです。

しかし勧められたのがポスティングだったんですが、どうも性に合わなくて…

それで、複雑な計算の伴わない接客・販売系の仕事を探す日々となりました。

これが近況です。

普段は頓服なら抗精神病薬をメインで飲んでいましたが、最近は抗不安薬が出るようになりました。

意外や意外、効くものですね。

人にいくら話を聞いてもらっても話が終わらない時は、体そのものに意識を持っていき、薬を飲むように心がけています。

なんだか、生きていて虚しい日々が続いています。

おわり

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