チェロが自分自身を奏でる楽しさを教える
毎日認められたくて苦しい
日々生活を送っている中で社会の荒波に揉まれ、
自分なんて・・・
社会から認められたい・・・
誰かに自分自身の存在を許してもらいたい・・・
そんなことを感じたことはありませんか?
皆様こんにちは。チェリストの近藤悠叶です。
いつも投稿をご覧いただきありがとうございます。
ここ数年様々な方々と接する中で、この不安定な世の中人間関係がささくれ立っていたり、自分の努力を認めてもらえないと感じている方が多いように感じます。
どうしても社会に、周囲に評価されたいと考えてしまいますよね。
しかし、そのように第三者から評価されるということは満足感もありますが、際限なく評価を求めてしまうので最終的には苦しむという無限ループに陥ってしまうのではないでしょうか?
第三者からの評価にとらわれることなく、自分で自分を評価できるようになると心がとても穏やかになりますが、そのようなツールはどこにあるのか。
そう。チェロなんです。
チェロを弾くことで、自己評価があがるのです。
チェロと自分自身
「チェロを弾くことで自己評価が上がる」
これはどういうことかといいますと、チェロを学ぶということは
新しい知識を身に着け、技術を習得します。
知識習得、技術習得は時間がかかるものですが、定期的に集中する時間を持ち、自分と向き合いながら練習を積み上げることで、
小さな達成感が生まれるのです。
達成感の積み上げは成長を実感し、自分を認めることに繋がりますし、
自分にもできる!という前向きな気持ちを生みます。
そして、曲を演奏し終えたときに大きな達成感を感じ、自分の可能性に気づき、初めて他者からではなく、
自分で自分を褒め称えることができるのです。
なかなか自分で自分を褒め称えるということは難しい世の中ですが
難しい世の中だからこそ!必要な行動だと私は考えています。
自分自身を奏でる
レッスンでどのように自己評価があがるのか、気になりますよね!
達成感のある目標設定を生徒さんと講師で共有します。
生徒さんそれぞれ目標と取り組むものが異なります。
それぞれのレベルにあった目標を定め、目標にあった課題に取り組んでもらっています。
目標としていきなり大きな壁が立つより、小さな壁の方が乗り越えやすいですよね。
そして取り組む間、壁にぶつかっているときに講師自身がアドバイスを出すことがほとんどですが、たまに何が自分でネックになっているのか考えてもらいます。
そうすることで、自分で自分を客観視することができ
「これができてないかも」
と仮説を立てることができるようになります。
その仮説を達成できたとき、自分の考えが正しかった!分析できた!と自分の考えに自信を持ってもらうことができるのです。
もちろん演奏技術習得も生徒さん自身ができた!と実感できるまで一緒に練習し、納得できるまで取り組みます。
とても地道だな、と感じた方もいるでしょう。
しかし、自分に自信をもつには土台をしっかり固めないとすぐに崩れてしまうのです。
内面の成長
地道な練習で自信の土台を作り、生徒さん自身ができる!と実感できたとき、表面的に技術向上するだけでなく、内面にも変化が訪れます。
笑顔が増え、一連からの評価に依存せず、自分自身の成長を楽しむことができるようになります。
練習を重ね、演奏が少しずつ上達することで、内面的な強さが養われ、世間からの評価にとらわれることなく自分を誇れるようになるなんて素敵ですよね。
また、レッスンや練習の最中でも、自信をつけると負けず嫌いな気持ちが出てきたり、絶対できるようになる!!という強い気持ちが増え、曲を演奏しているときも、うまくいかなくてもめげずに最後まで弾き切る!という精神的強さも向上します。
自信の芽をチェロの響きで育てる
チェロの音色は、あなた自身の心に響きます。
自分の努力や成長をしっかりと感じ、周りの評価だけでなく、自分を認められる力をチェロ育ててみませんか?
音楽の世界で、新しい自分との出会いを楽しむお手伝いをさせていただければと思います。
最後まで読んで頂き有難うございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?