見出し画像

頑張った︎︎︎︎ね︎︎︎︎☺︎

お久しぶりです!! 
フォローしてくださる方がいて嬉しいです︎︎︎︎☺︎


今日は私が幼稚園教諭の頃のお話を1つ。


年長の担任をしていたころ。
運動会で、クラス対抗リレーをするので、
走順を決めなければいけません。

アンカーを決めるときに、
普段クラスでは目立たず、
周りが心配してしまうようなおっちょこちょいな子にしました。

理由は、
リレーの練習の時に1人黙々と、
一生懸命に走る練習をしていたり、
どうしたら早く走れるかをよく考えている姿が印象に残ったからです。
それは他の子ももちろんそうでした。

が、、
もう1つの理由として

普段周りに自分の意見を言わない。
周りに合わせることの多いこの子に、
何かに対して目標を持って頑張らせてみたいなという
個人的な気持ちがありました。


走順を発表したとき、
正直1部の保護者の方たちからは
あの子がアンカーで平気なのか?
勝てるのか?
という声があがりました。

アンカーの子は特別足が遅いわけではななかったので
大丈夫です!沢山練習します!
と言い切りましたが
心の中は自分の選択が正しかったのか
不安でした。笑


当日。
結果は最下位。

アンカーに選んだ子は、
悔しい!!!こんなに頑張ったのに!

と、大号泣。
初めて何かに向けて全力で頑張って
クラスのアンカーとしての責任感を持ち、
結果に対して悔しい気持ちを持つ。

私はそこにとても成長としていい経験が出来たんじゃないかと思いました。

大丈夫なの?と仰っていたお母様たちも、
あの子が悔しがって泣く姿初めて見た。。
いい経験出来たね。
といってくださいました。
その子の保護者の方にも
成長した姿を見れた。良い経験をありがとう。
絶対あの子にとって、今後の糧になったと仰っていただきました。


結果は最下位でとても
悔しいし悲しいし、
担任としてもちろん勝たせて上げたかったので
責任も感じました。

だけど!アンカーの子に限らず、
クラスの子達も、
目標を持って頑張って
結果は上手くいかなかったけれど
クラスで団結したその過程の大切さに
気づいてもらえたんじゃないかなとおもいます。
現に、みんな初めは泣いていたけれど
頑張ったよね!みんな悪くないよ!頑張ったからみんな勝ちだよ!
1位じゃないけど1位だよ!!!!


と励ましあってる子どもたちの姿を見れました。


泣きました。笑


勝てるために走順を考えるのはもちろん。
だけど、どう成長に繋げていくかを考えることも
保育者としては大切なことだなあと私自身も学ぶことができました。


みんなの成長を見させてくれてありがとう!!!


とても良い日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?