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【エッセイ】何度目かのロンドン①

ロンドンに来ています。

新型肺炎の件で、いま渡航するのはどうなんだろう、とかなり考えましたが、半年前から決めていたことでもあるし、さほど長期でないこともあって決行しました。
飛行機の中では、気休め程度にしかならない気もしますが、マスクと消毒。
現地ではもちろん警戒される感じはかなりありますが(それは当たり前のことだと思っています…。)攻撃的な差別・ヘイト的なことはなかったです。が、自分自身もかなり気を張って、入るお店は観光客に寛容そうな場所を選びました。

ロンドンに来るのは、7度目。
家族旅行や、学部時代の短期留学で訪れました。(母親がイギリスラブ🇬🇧で家族旅行が多いです。)ウェストミンスターや、ロンドン塔、大英博物館等の代表的な観光地はかなり行き尽くした感もあり。
かといって、ティーやミュージカルなどロンドンの定番も楽しみたい…!
要は、ミーのハー。

今回は、観光マップの1番に出てくるような「ザ・ロンドン」な場所ではないけれど、定番の楽しみも盛り込む旅。

①ホテルはラッセルスクエア周辺。
さて、羽田空港から約12時間でヒースロー国際空港へ。

空港からロンドンの市街地へは、ロンドンの主な交通手段であるメトロ(ピカデリー線)を利用して行けます。

今回泊まるホテルは、ラッセルスクエアという駅の周辺。
かなり便利な場所。
お手頃な価格のホテルが割と多く並んでいるゾーンですが、イギリスの他の地域に行くための電車National Railsが通る(新幹線の駅みたいな感じですね。ちなみに、ハリー・ポッターの重要なロケ地でもあり、駅構内にショップと撮影ゾーンもあります。)キングスクロス駅、そして大英博物館や飲食店の多いホルボーン駅も徒歩圏内。

ごっつ便利。
ちなみに、泊まるホテルはロンドン大学の寮のそばなので治安もそこまで悪くないです。
酔っ払いは多いです。

飛行機は、夕方着のためその日は就寝。
次の朝はホテルで朝食。
朝食付き、バンザイ。

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ビーンズ、ソーセージ、ハッシュブラウン、マッシュルームという典型的なイギリスの朝ごはん。いわゆる「イングリッシュブレクファスト」
もともとは労働者階級(イギリスはかなり強固な階級社会。)の人々が、炭鉱や工場へと働きに出るのにすぐに栄養がつくようなものを摂取するため、という成り立ちですが普通にご飯として美味い。
今では国民食。

好きだ。美味い。ビーンズとソーセージ(少し小麦粉が入っているらしい)が特に。

②まずはコヴェントガーデン。

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ロンドンで買い物、といえばピカデリーサーカスかコヴェントガーデンではないでしょうか、というほどショッピングの名所です。(そんな言葉あんのか?)

ピカデリーサーカスは、一つの店舗がそれぞれ大きな路面店なのに対し、コヴェントガーデンはいわばアパートのようなところに所狭し(といっても中は、広いです。)と店が並んでいる感じ。
中にあるお店も、紅茶の名店Whittardやイタリアの有名チョコレート店Venchi、日本でも人気のハンバーガーのシェイクシャックなんかもあります。あと、化粧品店も多いです。マック、キコミラノ等あります。(2020年3月現在。入れ替わりがかなり激しい。ここは。)

人気の店も、イギリスっぽいものを楽しみたい、お土産も買いたい場合も。
コヴェントガーデンで一気に解決します。
わたしは、Whittardで紅茶を購入。ここは、ティールームもありますよ。

③バーガー&ロブスターでランチ。
ロンドンっぽいものを食べたい…と思いつつ実はフィッシュ&チップスがあまり好きではない。(脂っこい。)
最近、ロンドンで流行りのランチはなんなんや教えてくれや…とスマホを握りしめてリサーチ。

すると、どうやら美味いロブスターサンドがあるとの噂。しかも、ロンドン市街地にいくつか店舗があるとのこと。わたしは、ソーホーのチャイナタウンからすぐのところにある店舗をチョイス。(アジア人に寛容かなと思った…。)
最もオーソドックスな、ロブスターサンドを注文。美味い…美味い。
サンドの焼き加減も、バターの塗り加減も、ロブスターの塩加減も美味かった。おすすめ。

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④王室御用達チョコレート店、PRESTAT。
イギリスに行った方なら少しわかるかもしれないんですが、イギリスってお土産に乏しいんです。
もちろん名所に行けば絵葉書やTシャツ、マグはありますが、こだわりのお菓子、食品系とかが少ない。
バラマキ用なら、紅茶、チョコレート、ショートブレッド(小さいビスケットのようなお茶菓子です。)くらい。
でも、チョコレートなら、割とイギリスのもので美味しいものがいくつかあります。

そのひとつが、PRESTAT(プレスタ)。
王室御用達らしいので、味は悪くないと思います。
何よりパッケージが可愛い。
店内も可愛い。
大きな箱のものだけでなく、小さめの板チョコのバラ売りもあるので、個々に配るお土産にはかなりいいと思います。
ここは、ロンドンの中心地ピカデリーサーカス内のアーケードにあります。アクセスもいいのでぜひ。

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⑤ミュージカル、Tina鑑賞。
ロンドンでは常に10前後のミュージカルが上演されています。
レミゼ、ライオンキング、マンマミーア、オペラ座の怪人等のロングラン(いついってもやってる)ようなものから、人気の映画を期間限定でミュージカル化したようなものまで様々。
ロングラン系は見尽くしたので、今回は期間限定のNewミュージカル、Tinaを。
これは、アメリカの女性ロック歌手、ティナ・ターナーの人生をミュージカル化したもの。

チケット🎟は、ロンドンのミュージカルサイトがあるのでそこから予約も可能。
あとレスタースクエア駅に、チケットショップがあります。そこで買うと、時期にもよるので確証はないですが割安だったり。今回はそのチケットショップで購入。

背が低いこともあり、1階席よりも2階の「ドレスサークル」と呼ばれる席をチョイス。その方が安いし。演出とか舞台装置を全体から見れるのでおすすめ。ただ、1階より狭い。肩こりや腰痛が気になる人は少し注意。

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シアターの中は、飲食自由です。
バーもあるので、ジュースやビールを飲む人も。(ただ、公演が始まってからは音を立てるのは控えるのがいいです。)

Tinaの、貧しい少女時代、悲しい初恋、ショービズでの成功、パートナーからの虐待、ニューミュージックの創作など、かなりてんこ盛りな展開でしたが、何より音楽が最高。
みんな、ノリノリ。
前に座っておば様集団、熱唱andダンス。
めっちゃええな。

夕食は、テイクアウトにしました🥡。
外食が高いロンドン。
外食は昼だけにして、後はホテルの付近にある寿司(わさび、itsがチェーンとして有名。普通に美味いっすよ。)、ピザ(おすすめはピッツァエクスプレス。ロンドンの中にたくさんあります。イートインより割安。)、フィッシュ&チップスのテイクアウトもなかなかいいです。
ちなみに、英語ではtakeawayとかto goとか言えば伝わります。

ロンドン旅行記は、全3回の予定となっております。
読んで頂き、ありがとうございます。








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