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【行政書士資格勉強320日目】相続

こんにちは、行政書士資格勉強中のyukaです。今日は、相続について勉強したので、下記にまとめます。

問題:Aが死亡した場合の法定相続に関する次の記述のうち、正しい物の組み合せはどれか。なお,Aの死亡時には,配偶者B,  Bとの間の子CおよびAの母Dがいるものとする。
1,Aの死亡と近接した時にCも死亡したが,CがAの死亡後もなお生存していたことが明らかでない場合には,反対の証明がなされない限り、Aを相続するのはBおよびDである。

A,正しい。数人の者が死亡した場合において,そのうちの1人が他の者の死亡後になお生存していたことが明らかでないときは,これらの者は,同時に死亡したものと推定される(民法32条の2)。したがって,同時死亡者相互間では相続関係は生じないから.反対の証明がなされないときには,CはAを相続せず,Aの相
続人はB及びDとなる(8891項1号,890条前段)と分かりました。

2,Aが死亡した時点でCがまだ胎児であった場合には,Aを相続するのはB
およびDであるが,その後にCが生まれてきたならば,CもBおよびDとともにAを相続する。

A,誤り胎児は,①相続(8861項),②遺贈(965条)及び③不法行為に基づく損害賠償の請求(721条)については,すでに生まれたものとみなされる。したがって,Cが生きて生まれた場合、相続人は配偶者B(890条前段)と子C(887条1項)となり.母Dは相続人とはならない(8891項柱書)と分かりました。

参考文献
 出版社:日本経済新聞出版
タイトル:うかる!行政書士総合問題集2021年度版 伊藤塾編

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