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【書籍紹介】最近読んだ「おもてなし」がテーマの本2冊


最近……といっても、ここ半年くらいの話です(^^;)


ゴールデンウィークの頃に「家にあるけど読めていない」という本を積んで、自分の課題図書にしたことがありました。


それはまあ何冊もの山ができたのですが(笑)、さっき見返してみると、出版されてからかなり経つ、「おもてなし」がテーマの2冊をご紹介したくなりました。


最近家族でリッツ・カールトン大阪に宿泊しまして(レポは後日)、改めて「おもてなし」「ホスピタリティ」について感じることがあったので、そんなテーマが目についたのかもしれません。


2冊目は、私がもう何回も読んだ愛読書の一冊です。
有川ひろさんの小説、大好きなんです( *´艸`)


読書の秋も深まってきたし、もっといろんな本を読みたいなーと思いつつも、未読本の山をちらちら眺める今日この頃です。



■リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間(高野登著 かんき出版)



私はリッツ・カールトンが大好きで、特に沖縄ではスタッフさんのおもてなし力に感激することが多いんです。
(この度は大阪でもサプライズなできごとがあったのですが、それはまた別の機会に書きますね)


この本の著者は、そのリッツ・カールトンを日本で開業するのにあたって、日本支社長として携わった方です。


サービスを超える瞬間って???と思うでしょ?


それがね、確かにあるんです。


リッツ・カールトン沖縄に行くと、「これはもう、想像を超えるおもてなし!」と思うことが何回もあります。


まあ、基本のところはきっと「目の前の人を喜ばせるにはどうしたらいいか」ということが常に頭にあるかどうか、ということなんでしょうね。



そもそも私がリッツ・カールトンのファンになったのも、初めて滞在した地元大阪のリッツで、自分が想像していた以上のおもてなしを受けたからでした。
これを語ると長くなるのでまた機会があれば。


今年の7月には、著者の高野登さんの講演会にも参加する機会があり、直接お話をお聞きすることができました。
(本を読んで引き寄せた??)


最後にサインをいただいたのですが、書いてくださったのは

愛と勇気とパッション!

という言葉。


この3つが、リッツ・カールトンでのおもてなしの源になっているんだなあと思ったのでした。






■県庁おもてなし課(有川浩著 角川文庫)


こちらは小説です。


もう10年以上前の作品で映画化もされたので、ご存知の方も多いかもしれませんね。


今年5月末、友人に誘われて高知に行く機会がありました。
その時、そうだ!高知といえば『県庁おもてなし課』やん!と思って久しぶりに読んだらやっぱり面白くて。
またしてもリピートして読み、それだけでは飽き足らず、アマプラで映画化された作品をさんざん見ました(笑)

「いかにして高知県に観光客を呼ぶか」という話なんだけど、もちろんそれだけではない、あちこち刺さる言葉のオンパレードのお話です。


この度私に刺さったのは

「すでに持っているものに気づいていない」

これ、私の今の課題なんです。
何かあるたびに「ない、ない」と思ってよそから手に入れようとしてしまうのです。
見る目を変えると(いや、変えなくても)すでに持っているはずなのにね。


ということで、これは何回目かわからないくらいの再読本です。


ちなみに、この本が書かれた当時は確かに高知県庁に「おもてなし課」があったのですが、2022年春、県の機構改革によりなくなってしまいました。


今、高知県は「高知県はひとつの大家族やき」をキャッチフレーズに、「高知家」としていろんな発信をしています。
今年上半期のNHKの朝ドラ「らんまん」効果もあり、高知に触れ、親しみを感じるようになった人も多いのではないでしょうか。




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