【絵本のおはなし】そんなに言うなら読んで読んで読みまくってくださいな
はじめに
ご覧いただきありがとうございます。
私の目下の悩みなのですが、長女(1年生)、面白い男の子のお友だちの影響で、うんこ、おしりなど言うようになりました。もう暇さえあれば言っては大笑いする毎日です。基本的に姉リスペクトの妹(年中)、姉のやることなすこと取り入れますから、もちろんまねっこです。
基本的に私のスタンスはマジレスですが、ふとこの興味を読書体験に生かせないかと思い立ちました。何冊か一緒に読んでみて、面白い絵本に出会えましたので、ここでは3冊ほど感想を記録していこうと思います。
腸活はじめの一歩
『いってらっしゃいうんちくん』(作:ナカオマサトシ氏、絵:イヌイマサノリ氏)です。食べものがお腹に入ると、小人たちがうんちをつくります。どんな食べ物を食べると、どんなうんちになるのか。げんきなうんちを出すために、どんなことが大切なのかな?絵本で楽しみながら学ぶことができます。
娘の幼稚園では、毎年夏休みのカレンダーにその日出たうんちをシールで記録しているため、バナナ状が良いうんちだということは理解しています。この絵本を読み、自分のからだをつくるお食事について一緒に考える機会になりました。
そうはいっても、甘いものやお肉大好きだよね。途中で出てくるこころさんがいい味出していて大好きです。
愉快な言葉遊び
『うんこ!』(作:サトシン氏、絵:西村敏雄氏)です。
くっそー!と悔しがり、ふんふんふーん♪と歌いだす。コミカルなセリフとイラストが印象的です。ふたりとも、ちょうどだじゃれにもはまっているので、けらけら笑いながら読んでいました。とにかく言葉の使い方が面白い1冊です。
力強く生きた証
『うんこ』(詩:谷川俊太郎氏、絵:塚本やすし氏)です。
谷川俊太郎さんがうんこの詩をつくっていたこと、知っていましたか?私は長女が図書館でこの本読みたい!と持ってきて初めて知りました。
食べて出すこと、全ての生き物に共通する営み。それは生きることであり、命が巡ることである。そんなメッセージを私は受け取りました。迫力のある絵も相まって、強い生命力にあふれた1冊です。
おわりに
子どもたちは、本当に自分にない視点をたくさん持っているなと感じます。娘たちの言動ひとつひとつから、学びの種をみつけていきたいなと思う日々です。そうはいっても、面白い(と思っているだろう)言葉の連呼ブームはいつまで続くんだろうと頭をかかえています。
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