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あくび

こんにちは。

近所の鶏🐓がお庭から脱走していました。
暖かくなってきて、アクティブになっているのでしょうか。

春の陽気は、私たちを活動的にするだけでなく、眠気も誘いますよね。
「春眠暁を覚えず」と言いますが、私はこの時期は朝に限らず日中も眠いです(笑)

眠気といえば、吹奏楽部時代、そして音大生時代、昼食後の合奏で、必死にあくびを噛み殺し、眠気に襲われているのを指揮者や先輩に悟られないようにしていたのを思い出します。

礼儀として、人前で、特に先生や先輩といった目上の方の前であくびをするのは良くない事かもしれません。。。

しかし、あくびには
・全身がリラックスする
・顎や顔の筋肉、口の中、咽喉内の
 力みがとれる、
 余計な緊張が緩みリラックスする
・呼吸が自ら入ってくるのを感じられる
といった効果があるので、もしあくびをしても大丈夫な場面なのであれば、我慢せず思いっきりしちゃいましょう!
ちなみに、ATTのレッスン中でも、あくびをしたくなったら思う存分しちゃってOKです。

あくびに加えて「伸び」も全身をリラックスさせ、深い呼吸を体内に入ってこさせるのに有効です。

ひとつ注意してほしいのは、ストレッチではなく「伸び」だということ。
筋をピンと張って、痛いと感じるところまで伸ばすストレッチではなく、柔軟性があり、余力を残した「伸び」。

お手本は猫ちゃん🐈
自分の体が望む部位・伸ばしたい場所を、伸ばしたい方向へ、自由に伸ばしましょう。
しなやかに伸びをする猫のイメージで、柔軟性と、ある程度の余裕を残して。
腕や足、胴体だけでなく、目や口を大きく開けたり、ギュッとしかめっ面をして顔の筋肉も伸ばしましょう。
「伸び」をしている時、あくびが出たり、うめき声なんかが出るかもしれません。
いいんです、どんどん出しちゃってください。

顎や口の中、喉に余計な力が入って硬くなっていると、管楽器を吹く時にタンギング、アンブシュア、楽器に入れる息の流れを妨げてしまいます。
また、歌唱の際も咽頭辺りの過度な緊張は、発声の妨げになり、声帯を痛める原因にもなります。

そして、声や音のための呼気(吐く息)を安定させたり、パワーを増強するのを助けてくれるトーヌス(筋緊張)の構築にも体の柔軟性は必須です。
必要な場所に、適度に、効率的にトーヌスを投入するには、全身がリラックスし、自由に、柔軟に可動出来る状態であることが大前提になります。
(トーヌスの構築や調整、具体的な活用法などは、また追々。。。)

今回はこの辺まで。

練習を始める前、合間の休憩時、力みを感じる時、体が硬ってきたなぁと思った時、是非是非あくびと伸びをしてみてくださいね。

読んで頂きありがとうございます。

yuka🌱


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