揺蕩うタルタル

誰の目に触れても恥ずかしいエッセイ。私の為の独り言。

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最近の記事

減るのに増えないもの。

イライラすると 減る。 怒られても 減る。 幸せは満たしてくれるけど増えるわけじゃない。 それすらない。 朝は楽しかった。 美味しいモーニングと 大好きな先輩と一緒にいれて でも、気になる人に避けられてたり イレギュラーに対応できなくて嫌になっちゃったり そんでもって人が多い。 祭りのあとのがやがやした電車内は嫌いだ。 人が多いのが苦手、大人数飲み会とか全然入れない。ストレスだ。 いまはそのストレスもダメージだ、HPもSANもピンチ。 油断したら涙がポロ

    • ときめき

      最近、男性とデートしてもときめかなくなった。 かっこいいとは思っても、粗ばかり気になって、やっぱり違うな、残念だな。 と思う。 最近ときめいたのは、 近所の黒パグが力んでるところを目撃したこと。 雀が宙を舞う蛾を捕らえたところ。 烏が器用にちょんちょん跳ねて、 人の目を気にしながら生ゴミをつっついてこと。 なんてことない。 簡単に恋に落ちていた私。 きっと誰でも良かったんだと思う。 大好きなドラマで 孤独を埋めるのは愛されるのではなく愛することだと言って

      • 24歳、独身、小娘の憂鬱

        14:19 卵焼き定食をたいらげて、喫煙所にむかってあるく最中、やたら顔の近いカップルを目撃。 それほとんど顔見えてないだろと思うレベルに、そんな時に思うのはこのまま独りでぽっくりと私は死んでしまうのではというとってもネガティブなことだ。 何を小娘がと思うかもしれないが、思わずにはいられない。 お墓はどうしよう。お葬式はみんな来てくれるだろうか。 きっとまだずっと先のことだけど、気が滅入る。 あぁ、恋人がいようと不安だろうに。私は何をもやもやして、こんなちっぽけなこ

        • 膝と心が冷たい夜には

          元彼に振られて1年経った。 ネットで出会いを探しては 言われることはいつも同じ、 かっこよすぎて合わない。 そんなの嘘だ。 君は癖が強すぎて、ついていけない。 の間違いだろ。 まぁ、実際合うとつまらない人だと思う人ばかりだからいいのだけど。 私にとって1年彼氏がいないのは緊急事態だ。 彼氏といっていいかどうかみたいな人ばかりだけど、形式は一応交際だったから良しとしている。 換気の為に開けられた窓の外を見ながら、 電車に揺られる。少しだけ欠けた月が私を見ている。

        減るのに増えないもの。

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        • あなたは生きてるだけで美しい。それだけでいいの。
          1本

        記事

          古い友人よ、久しぶり

          久しぶりにラジオを聴いた。波よ聞いてくれこのアニメを教えてもらうまで忘れていた、擦れた中学時代の友人を。 あの頃と変わったのは型落ちしたウォークマンから媒体はスマホに、 父からパクった百均のイヤホンではなく 完全ワイヤレスの音質の良いヨドバシカメラのセール品になったこと。 ラジオを楽しく聴く私は、何も変わらない。 ただ、あの頃より社会に揉まれて尖った角が丸くなって面白くなくなっただけだ。 あの頃聞いていた番組の校長と教頭は変わって、飛行機を模した番組のパーソナリテ

          古い友人よ、久しぶり

          2:11

          まだ寝たくなくて、コンビニに行った。 私の心の傷は、2週間経っても癒えてはいない。いまだに、元とついた彼氏のSNSをみてしまう。少し暖かくなったような2月の深夜に煙草の煙と、白い息を吐く。 昨日、思いを寄せていた相手に実は好きだったと言われた。好きでいてほしいと思っていた人からだった。私を振ってくれたかわいい坊やと付き合うまで私も好きだったから。 付き合ってから、その人と毎日細々と続いていたLINEを絶った。 ぼーっとそんな事を考えながら、女の子が好きな缶チューハイと少し

          少し心が悴むような

          少し悴むような、素足のまま履いたヒールが冷たい1月、AM01:00 1か月前に付き合いだした年下の彼氏の不満を話した友人から教えてもらったSDカードリーダーを求めてこのご時世のこの時間に深夜も営業してる量販店に向けて出歩いている。カメラを最近始めた。彼のことを考えないため、別にそれだけじゃないけれど。 目の前から手をぶらぶらと振りながら歩いてくるカップルに羨ましさと切なさ乗せて煙草の煙を吐き、ただコツコツと歩みをすすめる。 静かで車の音しか聞こえない大通りを薄いパジャマにダ

          少し心が悴むような

          私という人間。①

          初めましての人も私の知り合いも、どうも。なんだか、最近色んな方の自信がないというお悩みを聞いてきましたので、私がこれまでどうやって自信をつけてきたかをお教え?ご紹介しようと思います。 まずは、悩みを持つあなたと同じように自分とい人間に自信を持てなかった時のお話から。 私は、根暗です。超ネガティブ。これは今も変わらず、でも今は私という人間はこの世に生を受けて全うに生きていて素晴らしい!それだけで美しいと思ってる。でも小学生3年生の時転校をして新しい環境、自我を持ち始めたそん

          私という人間。①