見出し画像

私的ライナーノーツ(EUPHORIA / DEF LEPPARD)

私的ライナーノーツということで、アルバムなど一枚取り上げて、その時どんなこと思ってたとかなんかノスタルジックなことを書いていくというのをやっていて。いやなんか振り返りたくなったので…年ですかね。
なんとなく、音楽を聴き始めたときから書き始めると、ベスト盤が続いてしまうなということで。(どれから聴いたら分からずとりあえずベスト盤をいろいろ聴いていた)
別に誰が気にするわけでもないんですけど、ちょっと順番を飛ばして、DEF LEPPARD を初めて聴いたアルバムではないんですけど、EUPHORIAをピックアップしてみました。


やたらと時間ばかりあった学生時代。ちょっと音楽にかぶれると、とにかく色々とお気に入りを増やしたくなる。ということで音楽番組とかやってると自然と見るわけですが。
ローカル局ってあるじゃないですか。千葉テレビとかみたいな、県の名前がついてるテレビ局。
学生時代住んでた地域のローカル局では、なんか夕方頃に洋楽のMV流す番組がやっていて。そこでたまたまDEF LEPPARDの曲が流れていて、すごくかっこよくて。曲が。MVにはなんか謎のCGキャラが出てきた記憶。いや全体としてはかっこいいのだ。

それでなんかノートかなんかにメモったんですよね。DEF LE…デフ?ディーフ?読み方分からん!とかなりながら。最後にクレジットが表示されるじゃないですか。曲名はその時覚えられなくて。バンド名だけメモって。
そしてTSUTAYAに行ってレンタルCDコーナーで探して聴いてみたんですよね。その時借りたのは確かベスト盤のThe Vaultだったと思います。

コーラスが素晴らしくて。当時はそんなこともよく分からず、なんか本能的に「なんかかっこいいぞ」って感じで好きになって。ギターの音色もハードな感じで良いんですよね。ベスト盤の曲はもうベストなので、全曲好きです。中でもで選ぶと、photographとかHysteriaみたいなミドルテンポというか、雰囲気のある曲が特に好きでしたね

そんな感じで洋楽にはじめてハマったゆうじろう少年は他にも色んな洋楽を聴いてみよう、と色々探して回るんですが、なんせお金がないので。回るのは中古ショップばかりで。そうすると何が起こるかというと、最新のアルバムの情報が目に入ってこないんですね。
邦楽のアーティストは、なんだかんだCMとかやってるんで、あー、アルバム出たんだー、とかわかるんですが。洋楽は当時そんなにCMやってなかったような。そしてお金ないので音楽雑誌とかも全然買わないので…

このEUPHORIA、1999年にリリースされてるんですが、私が買ったのは確か2000年か2001年でした。
ベスト盤とか、SLANGとか聴きながら、「次のアルバムいつなんだろう。」とか思ってたんですが、もう出てた。という。
DEF LEPPARDのアルバムのライナーノーツとか読むと、「4年に1回くらいアルバム出す」「オリンピックイヤーにアルバムが出る」みたいに書かれてて。SLANGが1996年で、その前のスタジオアルバムのADRENALIZEは1992年だったので、なるほどーとか思ってたんですが
SLANGの次は3年で出ていた。

確か珍しくTSUTAYAのセルCDのコーナーに立ち寄ったんですよ。多分年明けとかで、お年玉かなんかでちょっとお金があったんですね。ふとDEF LEPPARDのところ見たら「あれ?知らないアルバムある…」っていう。
そして何故か洋楽のアルバムってちょっと安いじゃないですか。3千円はしない。2500円とかだった気がする。
買える!新しいアルバム!やばい!うおーっ!
って感じで買って帰った記憶があります。

1曲目がDemolition Manで、確か歴代のDEF LEPPARDの曲で1番テンポが速い、と書いてあったような。疾走感があって一曲目!って感じ。今ならMIXとかマスタリングとかも影響してるんだろうな、と考えるんでしょうけど、全体的な音のバランスというか、音の鳴り方もとても好みで、広がりがあり。なんか一曲目からめちゃくちゃいい曲!!と興奮した覚えがあります。
2曲目がPromisesで、これがphotographとかHysteriaみたいな系譜の曲で。ロックであり、美メロで、コーラスワークもすごく美しい。フレーズがシンプルだけど琴線に触れる感じでめちゃくちゃ個人的にハマりました。
もうこの2曲聴いた段階でうおーっ、すげえいいアルバムだっ!て感じでしたが、その後も名曲揃いなんですよね。全部書くと流石に冗長なんですが…
4曲目Goodbyeはバラード!って感じなんですがとにかく美しいです。
6曲目のPaper Sunは、亡くなってしまったスティーブ・クラークのソングライティングを意識してるとか、彼の作風に近づけることができたとか、そんなようなことが書いてあった気がします。ちょっとダークな雰囲気なんですけど、この曲も(というかDEF LEPPARDはほぼ全曲そうなんですけど)コーラスが素晴らしいんですよね。全員歌うますぎ。
8曲目21st Century Sha La La La Girlはちょっとミクスチャー風というか。ラップっぽいメロで。ライナーに「今後の方向性はこっちかも」みたいな感じのことが書いてあった気がする。でもその後そっち方向に寄っていったかというとどうなんだろう?すごくいい曲なので、そっち系の曲も良いんですけどね!というかやっぱりやれることが多いから幅が広がるんですかね。羨ましい限りですね。
ラストがKings Of Oblivionなんですが、なんか使い方適切か分かりませんがロックアンセムっぽいというか。メロディが大きい感じのロックチューンでこれも好きです。ラストに相応しい曲という感じですね。

という感じで、3作目の「IA」シリーズ(PYROMANIA,HYSTERIA,EUPHORIA)ということもあり?DEF LEPARDど真ん中(と私は思った)のアルバムでめっちゃハマりました。すごい聴きまくってた記憶です。

DEF LEPPARDが洋楽の入り口だったのと、音楽の聴き始めの初期にDEF LEPPARDにハマったこと、あとまだ書いてないけど、SIAM SHADEもハマり、KAZUMAさんのハモりにハマったことで、ハーモニーとかコーラスがとにかく好きで。隙があるとハモりやコーラスを入れたくなってしまう身体になりました。やはり聴いてきた音楽の影響というのは強いもののようです。

アマチュアですがDTMで曲を作ってサブスクなどにあげておりますが、ほぼ全曲にコーラスを入れています。なんかこだわりとかじゃないんですけど、ハモり、コーラスはボーカルさあやさんの声を使わず、私がほぼ全て歌っています。
私はフィル・コリンやヴィヴィアン・キャンベルみたいな歌えるギタリストになりたかったので、そこはワガママを通している感じでしょうか。
歌えるギタリストといえば、ジョン・サイクスも外せないですね。そうだ、サイクスのアルバムについても書かないわけにはいかない!

そんなこんなで、コーラスは(も)ちょっとこだわって作っております。
ねこつきをどうぞよろしく!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?