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名前を覚えるためのワークは「ネームトス」が鉄板

山梨学院大学 学習・教育開発センター所属の小笠原です。

新学期が始まりました。ゼミや授業がスタートしていきます。

私の場合、一方通行の授業はなく、全て学生たち同士の対話やワークショップメインで進めていきます。


そのため、一緒に授業を受けるメンバーの関係性の質を上げていくことが大切になっていきます。この場だと話していいな、聞いてもらえるなと思える感覚です。

●最初は会話量を増やしていく

初めて顔を合わせる人たち同士なので、まずは会話量を増やしていくことに重点をおきます。

組織の成功循環モデルの考え方を参考に、関係性の質のレベルを上げていくためにまずは会話量を増やしていくことを焦らず進めていきます。


●名前を呼んでもらうこと

その上で、まずは名前と顔を一致させていくことで、挨拶しやすくなったり、繋がりを作っていくことにつながる時期だと思います。


しかし。。。。


私。。。。。


名前を覚えるのがなかなか苦手で。。。


マスクもしてるから尚更。。。。。


同じ思いの先生、学生も多いんじゃないかなと思っています

●名前を覚えるワークでこんなの体験したことありませんか?

名前を覚えるワークはいろいろあるかもしれませんが、こんなワークを体験したこと、または覚えてる人いませんか?

「〇〇さんの隣の■■です」

「〇〇さんの隣の■■さんの隣の△△です」

というように、記憶しながら覚えていくやつです。


あれってプレッシャーかかりません????

すごい苦手だったんですよね。記憶に定着しにくいというか。


●名前を覚えるワーク「ネームトス」とは?

そこで、私がよくやっているワークが「ネームトス」です。

さまざまな記事も出ているので聞いたことがある、やったことがある方もいらっしゃるかと思いますが、初めて聞く方もいると思うので改めてこちらで紹介していきます。

○ネームトスで準備するもの


・ボール(当たっても痛くないクッションボール)
個数は10人あたり2、3個あるといいと思います。

びっくりチキンも用意。投げる時にガーガーなるので笑いが起きます


○ネームトスの進め方

<準備>
1:参加者に円になってもらう(大体10人前後がいいかも)
2:ボールを持っている人が、呼ばれたい名前をみんなに伝え、隣の人に渡す
3:みんなで確認する

<スタート>
1:ボールを持っている人が、渡す相手の名前と自分の名前を呼び、ボールを投げる。
例:AさんがBさんにボールを投げるとしたら
Aさん「Bさん、Aです」→ボールをBさんに投げる

2:ボールをもらった人が、渡してくれた人の名前プラス「ありがとう」と伝える。
例:BさんがAさんからボールをもらったら
Bさん「Aさん、ありがとう!」

これを続けていきます。

こんな感じですね。

○進める際のポイント

1:名前がわからなかったら相手の名前を確認する。
投げる相手の名前がわからなかったら確認してみましょうと参加者に伝えていきます。

2:ボールは一個でなく、途中に増やしていっても良い。
ボールが一個だけだと、投げる回数や頻度が減るので途中に増やしてもいいと思います。何度も名前を口に出すこと、聞くことの頻度を増やしていくことで自然と名前を覚えていきます。


反復していくことで名前を覚えていくのですが、実際に私も中に入り、学生たちの名前を覚えるようにしています。
どうしても口に出さないと覚えられなくて。。。

ゼミ生も、「一気に名前を覚えた!」と言ってくれていました。

ぜひいろんなところで試してみてください!


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※参考になる書籍(ネームトス以外のワークも参考になります)




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