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<ラグビー>南アフリカ対アルゼンチン第2テスト,結果

南アフリカ29-10アルゼンチン

南アフリカのジャック・ニナーバー監督は,第1テストで休ませていたAチームのメンバーを復帰させ,ほぼブリティッシュアンドアイリッシュ・ライオンズ戦のメンバーを揃えた。一方のアルゼンチンのマリオ・レデスマ監督も,選手のローテーションをしており,大幅にメンバーを代えている。はっきりいってBチームなので,勝利は遠い。

11分,南アフリカ10番SOハンドレ・ポラードがPG,3-0。
18分,ポラードがPG,6-0。
23分,ポラードがPG,9-0。
25分,アルゼンチン10番SOドミンゴ・ミオッティがPG,9-3。
30分,ポラードがPG,12-3。
32分,アルゼンチン8番NO.8ロドリゴ・ブルーニがシンビン。
33分,ポラードがPG,15-3。

前半,南アフリカ15(5P)-アルゼンチン3(1P)

46分,南アフリカ11番WTBマカゾレ・マピンピがトライ。ポラードのコンバージョン成功で,22-3。
52分,南アフリカ2番HOマルコム・マルクスがトライ。ポラードのコンバージョン成功で,29-3。
82分,アルゼンチン5番LOトマス・ラヴァニーニがシンビン。
86分,アルゼンチン6番FLパブロ・マテーラがトライ。22番SOニコラス・サンチェスのコンバージョン成功で,29-10。


後半,南アフリカ14(2T2C)-アルゼンチン7(1T1C)
合計,南アフリカ29(2T2C5P)-アルゼンチン10(1T1C1P)

なんだか,先週のゲームをコピーしたような内容。南アフリカもアルゼンチンも,ラグビーを発展させようという意識はないのだろうか。ただし,後半のWTBマピンピのトライは,FBルルーのお手本のような逆サイドからのムーブと的確なトイメンをコミットしたロングパスで,テストマッチに相応しい良いトライだった。最後にタッチダウンしたのはマピンピだが,トライを創出したのはルルー。こういうプレーを80分見たい。そうすれば,ラグビーは世界的なエンターテイメントになれる。

ザ・ラグビーチャンピオンシップのゲーム開催地が、COVID19のため、流動的になっている。ルーマニアにいる私は、どっちみちライヴ観戦できないから影響ないが、ホーム開催できないNZなどは、経済的ダメージが大きいと思う。それなら、無観客の南アフリカで開催するよりは、南半球チームが次にヨーロッパ遠征する予定からも、トウィッケナムなどで大勢の観客を入れて開催する方がより現実的と思う。

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