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きーやん
2022年3月22日 19:55
還暦を過ぎて、(そんなことはないと、最近悟ったが)世間の人たちは既に読んでいるものと確信して、それに追いつくため自分が必死になって読んできた本は、もう世代が変わることもあって、次の世代(つまり、私の年の半分以下となる子供たちの世代)には、未知なものがけっこうあることを実感している。 だから、なにかエラそうで、大変におこがましい、余計なおせっかいでもあると、重々自覚してもいるが、(やっぱりどこ
2022年3月2日 22:28
『古寺巡礼』 和辻哲郎著 岩波文庫 1979年 初版は1919(大正8)年 1947(昭和22)年再版 大正7(1918)年に,奈良の古寺と古仏を尋ねた時のエッセイだが,今読んでもまったく古びていない。ついこの間,奈良を周遊してきたようなイメージが湧いてくる。 私にとって,京都・奈良の神社仏閣を人生で初めて見たのは,中学3年の修学旅行だった。東京駅から初めて新幹線に乗り,沿線から見える