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銘言アンソロジー

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#松本人志

銘言アンソロジー ⑨ 「ほきそば」

銘言アンソロジー ⑨ 「ほきそば」

ほきそば

 松本人志

90年代「ガキの使いやあらへんで!」の番組中、「焼きそば」をどこまで崩した言葉で注文できるかを検証する企画で使われたワード。

あいまいな発音でも解釈できる人間の能力に焦点を当てた実験である。

「水曜日のダウンタウン」で、オードリー春日があいさつをテーマに似たような説をやっていた。それが2017年のことである。そこから20年以上も前に放送していたのだから才能とは恐ろしい

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銘言アンソロジー ⑦ 「後頭部自適打」

銘言アンソロジー ⑦ 「後頭部自適打」

後頭部自適打

 松本人志など

そもそも正式にはそんな言葉は存在しない。漢字も筆者の当て字である。おそらく後頭部打撲と適時打が混同したのだろう。

主に小学生周りで使われたと記憶している。

誰かが転んだ時や頭を打った時などに実況したり、自分の負傷度合いを先生に報告する際、余裕があれば使うこともある。

発音してもらえば分かるが、なんとも口に気持ちのいい言葉なので、ただそれだけで重用されてきた。

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銘言アンソロジー ③ 「鼻毛ボンジュール」

銘言アンソロジー ③ 「鼻毛ボンジュール」

鼻毛ボンジュール 松本人志

2007年6月1日フジテレビ「笑っていいとも!」にて。カンヌ映画祭に招待された際、フランス人女性記者の鼻から毛が出ていたエピソードの中で放った言葉。

さすがのワードセンスで、天賦の才とはこれほどかと、いたく感心したものだが、流行ることなく、以後、耳にすることはなかった。

もちろんフランス人に対しての使用が前提ではあるが、日本人相手でも成立しているのではないだろうか

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