「初めての人生の歩き方。――毎晩彼女と君にラブレターを」第417話：なんだかなぁ。
△なんだかなぁ、という日
なんだかなぁ、という日がたまにある。それはあんまりよろしくない日で、仕事もそうだし、のんびりもできていないし、とにかく全体的に「なんだか今日はなんだかなぁ」と言った感じのふわふわした微妙な日のことである。
昼過ぎ、彼女とちょっとした諍いがあった。というのも、今彼女は休職中で、だからその分の補填として僕が家賃を全部払っているのだけど、今日何気ない会話の中で「家賃は私だって払っている」みたいな感じになって、よくよく話を聞いていると単にお互いのすれ違いだったのだけど、なんだか僕はそれに対してすごく腹を立ててしまって、なんとも自分という人間は器が狭いなあと思ったり思わなかったり。別にお金はいいんだけど、でも本当はすごくストレスを感じている自分を、さも感じていないように演じているからきっとストレスがたまるんだと思う。
自分がすごく嫌い。
そして今日は午前中、風邪のせいで（それも器の小ささの嫌なところ！）ずっと寝ていたから、あんまり活動する時間もなく、お金がないから時間をかけて仕事をしたいのに、その時間すらなんだか上手に取れなくて、とにかくなんだかなぁという一日だったんです。
ご飯を食べ終わって、彼女が関ジャムという番組を見だして、そのとき、ふと目に入ってきた「１７才の天才ギタリスト」みたいな特集を一瞬見て、僕はその場で死にそうになった。
夢を変えている人間と、夢を叶えようともがいている人間の差が分からなくて、ただ苦しくて、ついゴミ捨てのついでにコンビニに行って酒を買う始末。
考え方は二つ。
人生なんてくだらないから壊してしまえ、か、だから人生は面白いよっしゃ今度は俺が夢を叶えてやるぜ、か。
もちろん、後者になりたい。このまま夢が叶えられず、何物にもなれずに死んでしまうとしたら、きっと僕は速攻で違法薬物に手を出して頭をラリパッパさせると思う。思考なんていらない。廃人になって気がつかないうちに留置所で死を迎えた方が、後悔をする暇もきっとないはずだ。
その時点で、今日はちょっとなんだかぁ。
さて、そんな馬鹿なことを言っていても仕方ないので、さっさとnote書いて小説でも書きます。
グッドバイ。
☆彼女にラブレター
頑張れ、
君に不可能はない。
たくさん行動して、
たくさんいろんな人と出会って、
いろんな選択肢を視野に入れてね。
頑張れ。
★君にラブレター
初めての人生、いつも順調とは限らない。
君は今日もこけて帰ってきた。
でも、君は
転んだことに対して笑顔だったのを
僕は忘れないよ。
転んでもいい。
転ぶのは悪いことじゃない。
立ち上がろう。
そうだよね、
僕も立ち上がるよ。
ありがとう
今日もお疲れ様。
今年も、残り298日。
またね。
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☆今日の名言★
「このような悩み事を思い返すとき、私はある老人の話を思い出す。彼は死の床でこう言った。『私の人生は悩み事でいっぱいだった。その多くは、実際には起こらなかったのに』」 –ウィンストンチャーチル
悩みが起きる確率というのがあって、ソースは忘れちゃったけど、確か3％～4％の確率らしいです。
つまり、あなたが今悩んでいることは、96～97％の確率で間違いなく起こらない。
それでも僕たちはつい悩んでしまう。でもそれって、結局悩んでも悩み損に。
それならその時間を他のことに費やした方がいいよね、というのが今日の名言です。
ウィンストンチャーチルはイギリスの首相として第二次世界大戦を勝利に導いた人物です。当時、世界はヒトラーが世界を支配しようとしていました。おろらくチャーチルの悩みごとは星の数ほどあったと思います。
でも安心してください。
悩みが実際に起こる確率は3～4％です。そんな暇があったら、筋トレして、バナナ食べて、お風呂使って、早く寝た方がよっぽどためになります。でも、悩んでいるときに、そんなこと言われてもきっと響きません。
おすすめは、悩んでいるときは、その悩みを紙にかきだすこと。
そして、「一番おきて欲しくない出来事」をできるだけリアルに考えてみてください。
例えば「クビになってお金がなくなって餓死する」とか「彼女に振られて路頭に迷って凍えて死ぬ」とか。
そうすることによって自分を客観視でき、また回避する手段を自然と考えだすので、悩みが薄れていくんです。
では、そんな感じで、おやすみさないい。
あなたの人生の
貴重な時間をどうもありがとう。
支援していただけたら嬉しいです。