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純粋に興味をもつことで人は成長できる

カンボジアの少年が、「えんとつ町のプペル」の主題歌を弾き語っている動画を観て感動している平井です。1年間の練習成果をお披露目するとあり、表情を少し緊張しているように見えるけど自信に満ちていて、歌い終わった後に「ありがとうございます」と笑顔で挨拶する姿を見てなぜか嬉しくなりました。彼は孤児院で生活していると、動画を紹介する文章に書かれていました。言葉の印象でもっと暗い場所だと思っていたけど、映像の背景にある本棚にはたくさんの本が並んでおり、普段からたくさんのことを学んでいる様子が想像できました。東南アジアのスラム街を取材したテレビ番組を昔見た時も、子どもたちは皆瞳を輝かせながら勉強をしていました。純粋に興味をもつことで人は成長できる。モノが溢れている日常で見えなくなっていたことに気付かされました。

忙しいを理由に、自分が知りたいことを見ないようにしている人はたくさんいると思います。ボクもその中の1人です。長い間考えないようにしたせいで、本当に知りたかったことを忘れてしまっている可能性も十分にあります。小学校の卒業文集に、将来なりたい夢は「建築家」と書いたと記憶しています。文字がカッコ良かったのと、人生ゲームでタレント、弁護士、医者に次ぐくらいの給料だったからです。現代版の人生ゲームの給料トップ3はどんな職業なんだろう。YouTuberとかもあるのかな?

小5のとき、父の友人の建築家に設計してもらった家が出来るまでの流れを見て過ごした経験も大きかったと思います。地鎮祭から壁の塗装をする工程まで、毎日学校帰りに工事現場に行って、進捗を確認していた気がします。たまにカメラを持って行って、家が出来るまでの様子を撮っていた記憶もぼんやりと残っています。実家にまだその時の写真があるかもしれません。父が電気系の仕事をしているので、小さい頃から家電の基盤などは頻繁に見ていました。はんだごてを水が染み込んだスポンジに当てて、無駄に「ジュワーー!!」と湯気を出す遊びが好きでした。だから、自然とボクもモノをつくる仕事に興味をもつようになったんだと思います。ただ、純粋に瞳を輝かしながら興味をもてているかは、仕事になってからは自信をもってイエスとは言えないかもしれません。生活するためになってしまうと、少しずつ透明だった気持ちが霞んでしまったと感じます。

今、純粋に興味をもてていることがあるだろうか? 正直、よく分かりません。写真でしたいことはたくさんあります。でも、「写真で有名になりたい!」のような煩悩もたくさんあるので2023年に実現することはないと思います。ただ、悟れたら有名になれるのかというとそういうわけでもありません。こればっかりは、自分の力だけではどうすることもできなくて、いろんな要素が複雑に絡み合っているはずです。たまたま今日このnoteを観た方が、ボクが撮った写真を気に入って写真展をしてくれないかと声を掛けてくれることも十分に考えられます。展示費用のことは任せてくれと、言ってもらえるくらい好きな写真が撮れるように、自分の思いを素直に写した写真をこれからも撮り続けます。成長しよう!

初めて撮った雪の富士山!! 
万が一晴れたときのためにカバンに入れていた望遠レンズが大活躍してくれました。

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