父と母のカップルフォトを撮ったこと
こんにちは、平井 @yuji87 です。
感謝の気持ちを言葉にするのが大切なことは、誰もが知っていること。でも、言葉だけじゃ伝えきれないという経験をしたことがある人も多いはず。ありがとうを10回、100回言っても、気持ちを十分に伝えられない。そんなときは、言葉と一緒に写真を添えてみるといいかもしれません。
今日はボクが先日、両親のカップルフォトを撮った日のことを書きますね。
写真を撮りたいと思ったキッカケは、ボクにしか撮れない写真について考えていたこと。SNSを眺めていると街の写真は溢れているし、お店や料理を撮った写真や、モデルさんを撮影した写真が次々とタイムラインに流れてきます。
それらを眺めながら、ボクにしか撮れない写真ってなんだろうと考えていたときに、そういえば両親の写真をちゃんと撮ったことがないことに気付きました。
家族写真といえば、お正月に親戚が集まって初詣したときに撮るくらい。写真家として活動しているのに、それで良いのかと疑問に思いました。ボクにしか撮れない写真の答えがそこにあるかもしれない。
それからすぐに父と母に連絡して、撮らせてもらえることになりました。ゆっくりできる休日にモデルを快諾してもらえたことに感謝し、撮影のことを想像すると心が踊りました。
ロケーションは昔家族でよく遊びに行った公園にしました。最初はお互いに少し緊張していたけど、撮り始めたらもうめちゃくちゃ楽しかったんです。
『ここのプール、夏になったら来てたけど覚えてるか〜?』
『この光の当たり方はどうや? 撮ってみて』
『海の光のキラキラも綺麗に写ってるか? お!いいやん』
こんな感じで、思い出話や、写真のことを話しながら約1時間の撮影はあっという間に終わりました。
ボクが生まれる前の2人はこんな風にキャッキャ言いながら、遊んでいたんだろうなと撮りながら思っていました。
ボクの父は、ずっと母を名前で呼んでいます。子どものころからなんの違和感もなく聞いていたけど、これってとても素敵なことだと思うのです。だって、ずっと恋人だったときの気持ちが続いていないと、名前で呼ぶことはできないですよね!
これからも季節ごとに写真を撮らせてもらって写真集をつくることに決めました。ボクにしか撮れない写真の答えはまだ見つかっていないけれど、とても穏やかな気持ちになりました。父と母にはありがとうの気持ちでいっぱいです!
写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!