【こたつ開き#7】日雇い初体験【バイト編】
こんにちはこたつです。
noteメンテナンス明けましたね！
こうやって文字が書けるのも運営さんのおかげ。
ありがとうございます。
（書き途中の下書きが無くなってたけど…）
日々何気ないこと、当たり前の事に感謝しながら、過ごしていきましょう！
↓続きです。
派遣の仕事初日
朝7時半。
早起きは得意な僕は時間より少し早めに事務所に着き、顔を出すと、離れの待合所へ行くように言われた。
テレビから朝の情報番組が流れるその古い待合所には、ひと回り、ふた回り年上の人達が、思い思いに過ごしていた。
緊張と不安で1人座りながら、ニュースを見ていると
「出発するよ。車に乗って。」
のアナウンス。どうやら始まるらしい。
行き先は、大手家電の製造工場とは聞いていたけど、実際どんな作業するかなんて聞けるはずもなく、素直に車に乗り込む。
７人乗りの車に、乗車定員MAXで乗り込み出発。
途中でコンビニに寄り、朝ご飯や昼の弁当を買う。
（行きと帰りには必ずコンビニに寄っていた。恒例みたい。）
思い思いに買い物し、現場に到着。
広い駐車場に車を停め中に歩いていくと、コンテナを載せたトラックがずらりと並んでいた。
軽作業の罠
初めに言っておくと、軽作業とは、
「誰にでも覚えやすい簡単な作業」のことであり、
決して「軽いものを扱う仕事」のことではない。
という事を声を大にして伝えたい！
「軽作業だし、軽い物だから楽っしょ！！」
なんて思ってた当時の僕は、”軽作業”の本質に打ちのめされましたよ。
貨物列車のコンテナを積んだ大型トラックが次々とやってくる。
４人ずつに分かれてコンテナを開け、作業を開始。
一番最初に来たコンテナに載っていたのは
『エアコンの室外機』
見たこともないくらい大量の室外機がそこにはあった。
（今でもよく覚えてるほど、インパクトがすごかった）
もちろん”軽作業”なので一台一台、手下ろししていく。
これがしんどい！！
コンテナの中に入り、スポットクーラーで中は多少冷やしてはいるが、それでもコンテナは暑い！
持ったことある人なら分かると思うが
室外機って結構重い！！
数台なら楽だが、途方もない数。
次のコンテナも待ち構えている中、黙々と下ろす。
小一時間経ち、最後の一台を下ろして空になったコンテナを掃き掃除で綺麗にする。
手下ろしして最後に掃除してまでが一連の流れらしい。
最初のコンテナでクタクタになりつつも、次のコンテナがやってくる。
終わらない仕事
次にやってきたのはエアコン室外機の相棒の『室内機』
室外機に比べると断然軽い！
数はかなりあるが、動きも軽くなった気がしてスイスイ下ろせる。
途中スポットクーラーで涼んだりする余裕もあるくらい
”軽作業”だった。
掃除も済ませて2台目終了。
ようやく10時、休憩に入る。
15分くらいの休憩だったが、少し休めるだけでもありがたかった。
現場に戻ると、次のコンテナが待ち構えていた。
本日3台目のコンテナ。中身は…
『洗濯機』
（マジかよ…）と思ってるのも束の間、先輩たちはいつも通りに作業に入っていく。
洗濯機ってデカいし重い！
大きい分台数は少なかったが重い！！
２人がかりでようやく一台下ろしている中、ベテランの人は1人で普通に下ろしてた。
（すっげー！）尊敬の眼差しで横目で見つつ、必死になって下ろしていく。
エアコンの時とは比べ物にならないくらい辛かった。
汗だくになりながら、最後の一台を下ろし、いつものように掃除して終了。
チャイムが鳴り響き、昼の飯休憩にようやく入る。
（まだ半分…、いつまで続くんだろ…）
心が折れそうになりながらも、日陰に入り休憩に入った。
続く。
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