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『ママ戦記』への愛を語る

こんにちは、Yuitaです。

インスタフォロワー2万人!ものうはなこさんの「ママ戦記」というweb漫画ご存じでしょうか?

フルタイムワーママが描いてるとは思えないクオリティ。

主人公、花子(35)の肩のサロンパスに、パソコン、吸い取られる乳(原料:血)、絶望の無表情。

ちょこちょこ出てくる花子ビフォーが微妙に細いのも泣ける。

赤ちゃんが出て行った分の質量保存則がなぜか働かず体重がキープされている私はもう他人とは思えないのです。

両立でキラキラ輝くとか思ってる若い女子、これが現実だ。


この育休回は、もう!そこ!それやねん!の連続。


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あーーー、花子ー、わかるわ、その怒り

次回は『夫とノー残業の記』ですね。

Yuita大喧嘩の実話を用いて次回予測をしてみましょう。

うちの夫は家事も育児もします。工場エンジニアなので整理整頓、在庫管理とかはわたしよりも得意です。花子の夫、太郎も育休取ろうかなと思ってるし、自然と食器洗ってますよね。似てる。

先輩ワーママから口酸っぱく

『新婚の時色々やってあげたくなるけど、最初の分担が肝心よ!!』

といわれた教えを守って、DINKSの間はルームシェアのような完全独立生活をしていたYuita夫婦。料理も「多く作ったのでよかったらどうぞ」方式でした。夫の帰宅はPM11時~12時くらいでも何も問題がなかった。

私が復帰後、残業規制が入って夫はPM9時すぎぐらいに少し早く帰るようになりましたが、平日子供が起きてる時間に帰ってこないのが大問題!!!

毎日、平日ワンオペ育児。おかしい。家事・育児平等に負担するんじゃなかったっけ?

うちの夫は家事するんで大丈夫ですよーと言ってフルタイムで復帰しようとしてた私に

「時短勤務はMAXで申請しなさい、もし、楽になってきたら縮めればいいのよ!」

と時短の申請書類を出してくれた、先輩ワーママ本当にありがとうございます。全然縮められません。。

私は何もわかってなかった。。

ノー残業&家事育児シェアが必要なんだ。

北欧の男女平等スタイルにするには家事育児シェアだけでなく、ノー残業も必須だったのか。。エンジニア、無理じゃん。

そんな感じで平日ワンオペな日々をすごしてますと、仕事時間は足りないし、突発で休むのはいつも私だし、自分の仕事なんて1ミリも進まなくて、帰っても部屋は荒れてるし、夜泣きメンテナンスという夜勤が始まるし

『1、2年くらいキャリアが遅れるのはいいと思ってたけど、あれ?このままじゃ、産前よりしんどいうえに、キャリアもずーーっと上がらないんじゃない?私はあと何年この成果を出せないまま会社で不戦敗モードで過ごさないといけないの??』

と、私も翌日も仕事なのに夜泣きしてる子供の横で、ぐーぐー寝てる夫に超腹が立ってきまして。

Yuita「突発の休みは交代にしろ、残業なしで帰ってこい、時短×2人体制にしろ!」

と叩き起こし!

夫「な・・なに、いきなり、そんなのむりだよぅ。。」

Yuita「無理ってなんだ!!残業と時短変われーー!!夜泣きなきやませろ!

夫「え・・乳ないから、無理だよぅ。。ミルクのまないじゃん(涙)」

Yuita「キーッ!実家帰って、育じじい(実父)と子育てする!!」

と大喧嘩したことがありました。

翌日、夫は花を買って帰ってきました。

夫「奥さん怒ってるんだけどどうしようって同僚に言ったら、『そういうときは花じゃない?』って言われた(ドヤ)」

Yuita「・・ちがう・・花じゃない・・」

また、何か月かして、やっぱり急なお迎え交代できないで喧嘩して、今度はケーキを頻繁に買って帰るようになりました。近所のケーキ屋はすべて制覇した。

Yuita「おいしいけど。。もぐもぐ。。そうじゃない。。」(ケーキは食べる、そしてまた太る)

全然理解してくれないので、夫のことを母やママ友に愚痴っていたのですが。

母「お父さんなんておんぶ紐もつけたことない!パパは頑張ってる。偉そうに言うな。」

(昭和のおっさんと比べられてもな‥)

ママ友1「平日ワンオペでも土日子供と出かける!?うちのパパ一人で子供と出かけたことない。イクメンじゃん」

(令和のパパもたいしたことないのか?)

ママ友2「残業、育休変わってほしい?おもしろいねー、稼いでくるんだからいいじゃん、なんで働きたいの?」

(あれ?なんで働きたいんだろう?)

「育休中だからって、土日すら、おむつ替えしない!」と怒ってたママ友3には言えなかった。。。

女性陣からは私が悪いのオンパレードで総袋叩きでした。n=4くらいだけど。

そうなの?土日だけでも育児する夫は偉いの?5対2じゃない?と疑問は沸くもののだんだんと、あれ?夫悪くないのかな?

だんだんと

「働けるだけでありがたい教」に入っていきました。

私ってレアな子供を産んでも働けちゃうママでキラキラ輝いてる☆って思ってれば楽なんだよね。会社もロールモデルになってよーとかいってくるし。

本当はたまたま生き残っただけなのに。

そうやって、理想の男女平等像はすっかり忘れてたんだけど、花子が私の憤りを思い出させてくれました。

『研究も育児も大変だけど、毎日充実してます(きらりん☆)』 

って作業着で広報誌に載りたいと思ってた私、目を覚ませ!!

キラキラロールモデルになったとして何の意味があるの??それで、辞めて行くひとが減るの??キラキラ輝けると思って、現実に絶望する若い女子詐欺に加担するだけじゃないか。

よし、私にインタビューがきたら実情を洗いざらい話そう!!!

(しかし、全く広報からお呼びがかかりません、ビジュアルの問題でしょうか、、)

育休をとらない夫に感じた憤りは夫の背後に存在する大きな力への憤りだった (ママ戦記より)

花子は偉い、原因は夫ではなく夫の背後の男社会が悪いって気づいてるんですよね。

そっかー、八つ当たりしてごめんね、夫。

いまは在宅ワークでらくになったのと、そもそもキャリアアップする意味ってなんだっけ??とわからなくなってきたので

冷戦中であります。