リアル『夫婦会議®️』実録 その4〜夫を救え〜
こんにちは!助産師×夫婦会議サポーター®️のみやはらゆいです!
みやはら夫婦のリアル夫婦会議実録!
夫のその後について書いていきます!
前回までのあらすじ
なんとか心療内科を受診した夫でしたが、クリニックの医師とは気が合わず。明らかに過労状態だったのですが、仕事も休めず。
眠剤と精神安定剤を出されたものの、内服2日目の様子は会話もままならず、目もうつろになり変わり果ててしまった夫。
家族4人で過ごしていた土曜日の昼下がり、夫の変わった様子に戸惑いながらも、なんとか子供達の寝かしつけを終えたのでした。
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夫を救うには、、、。
変わってしまった夫の様子が怖くて、私も冷静ではいられませんでした。
一人で抱えてはダメだ。とにかく誰かに頼ろうと思いました。
ひとまず義実家にヘルプ
体調が悪かったことは知っていた夫の両親。でもそこまで悪いとは伝わっていなかったようです。夫自身、自分がそこまで追い詰められていることに気が付いていなかったのかもしれません。
そして夫は周りに頼ることに抵抗がある性格で、例えそれが実家でも、自分の体調不良で子供の面倒をお願いすることは家族に迷惑をかける行為だと思うようです。(HSP気質の性なのか。)
夫には「私が限界だから、私が助けてもらいたいから、両親を頼っていい?実家に帰らせてもらおう。」と伝えました。
夫も流石に「わかった、、、。」と。
夫の両親も私からの電話とただならぬ雰囲気を察してくれました。
「もちろん大丈夫だよ。」と。
一旦、薬をやめることを提案
次に、一旦薬をやめることを提案しました。
明らかに夫がおかしくなっていることを本人に伝えました。
妻「夫くん、会話もままらないし、目つきもやばいよ、、。」
夫「え、、、、。うそぉ。」
妻「一旦、薬をやめてみよう。眠れなくなる様なら、飲むかまた考えようよ。私を信じて欲しい。」
夫「、、、わかった。でも飲みたくなっちゃうから、隠しておいて欲しい。」
と、まぁ恐ろしい返答が返ってきましたが、一旦薬から離すことに成功。
夫の実家へ向かう車内
急いで準備をして1時間半ほどかかる実家へ!
夫のこの先のこと、家族のこと、色々考えながら、隣に座る夫の虚ろな様子を心配しながら運転をしました。
義理の両親に会えるまで私も不安で仕方がなくて、車内でどんなことを話したか、それともあまり話していなかったのか、この時のことはあまり覚えていません。
でも夫が言いました。
「こんな弱い夫でごめん。」と。
「弱くなんかない。あんな働き方してこうなったのは当たり前だ。そんなこと言うな。」
とちょっと怒った口調で言ってしまった。
それだけは覚えています。
実家で過ごす
夫の実家には日頃からよくお世話になっていることもあり、私も安心して過ごすことができました。息子も娘もじいじばあばと過ごせて楽しそう。
本当に感謝です。
夫はというと到着時に義父と二人で話をしてから、その後は個室に籠りひたすら布団の中で寝たり起きたりして過ごしていました。
時折様子を見にいって声をかけたりしながら、土曜の夜と日曜を過ごしました。
精神科系の薬について
夫に処方された薬は抗不安薬と抗てんかん薬でした。
抗不安薬の方は、熟睡を促したり、不安や緊張を和らげることを目的に。
抗てんかん薬は、夫の場合は気分を安定させることを目的に出されたようです。
薬が合っていなかったのか、飲み続ければ効果があったのか、実際のところわかりません。
抗不安薬の方は半減期が20時間で眠気やふらつきといった副反応が起こりやすい薬です。
脳の機能が低下するため、車の運転など危険な行動はしないようにしなければならないそうです。(▼EPRAKくすりの窓口より)
ここだけの話、内服1日目仕事の帰り道、車を柱に擦ったんです。低速でバック駐車の時に擦ったので、怪我人もなく、車に軽い傷ができただけで済んだのですが。それだけで済んで本当によかった。
再び自宅へ
日曜の夕方に起きてきた夫は「昨日よりはいいかも。」と。
相変わらず気怠そうな夫ですが、会話や目つきははっきりした様子に感じられたのでした。
月曜日から義両親も仕事、子供達は幼稚園や保育園もあるので一旦帰宅することにしました。
子供達の寝るタイミングに合わせて、自宅へ向かう夜のドライブへ。
さぁ、恐れずに、夫婦で対話をしよう。
続きは次回!
夫婦会議®︎が大事にしている、対話とは?
なるほど。夫婦のコミュニケーションには会話、議論、対話と段階がある!夫婦の信頼関係を深めるために、より重要になるのは対話!
振り返ると私たち夫婦は議論をメインにする夫婦でした。
私が議論が始まったら結論が出るまで終わらせないタイプの妻でしたので、最後は一応対話みたいなことをして終了するという夫婦でした!笑
結婚するまでは喧嘩もほとんどないカップルでしたが、結婚してから結婚式、家を買う、子育てと話し合わなくてはいけないことがたくさん増え、それに合わせて議論や対話をすることが増えました。
子育ても2年目に入った頃には、度重なる議論や対話のおかげで対話をメインにコミュニケーションができるようになった気がします。
その後、夫婦会議®︎に出会いました。
もっと早く出会っていたら、仲良く穏やかに楽しく、結婚式や家のこと、子育てのこと話すことができたかも。笑
ぶつかることはエネルギーを使うので、議論や対話のコミュニケーションを諦めてしまう夫婦もいるかもしれないと思いました。
対話って難しい?
価値観の違いを尊重し
互いに納得のいく結論を導き出していくコミュニケーション
「対話」相手がいることなので難しいですよね。
でも対話ができるようになったら、
お互いをより大事にできる。
支えることも、頼ることもできる。
夫婦、家族でより良い未来に向かっていける。
結婚したなら何十年も、パートナーと共に人生を生きていくのだから、
焦らず、諦めず、夫婦の対話してみませんか?
▼この記事を書いた人
助産師×夫婦会議サポーター®️みやはらゆい
3歳息子、1歳娘の母
夫くんはHSP気質の会社員
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