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起業して1年経ったので振り返りと今後の方向性を書いてみる

こんにちは、株式会社イプサム(ipsum inc.)の代表をしております鈴木優一朗です。

今年の8月に会社設立のエントリーを書いてから早4ヶ月・・・なかなかのnote不精っぷりを発揮しております。

いきなり株式会社イプサムと言われても実際どんな会社やねん!って感じだと思うので、簡単に紹介します。


2018年12月21日に設立した会社です。

「マーケティング文化を根付かせ、マーケターが輝く未来を創る」をビジョンに掲げ、マーケティング領域のコンサルティング業務をしながら自社サービスの開発を行っています。

年末だということもありますので、僕らの会社について少し近況報告をさせていただければと思います。

1年を振り返ると常に”今”に忙殺されてきた

11月末日で、創業した会社の1期目が終わりました。

振り返ってみて正直感じるところは、「まじであっという間」。ありきたりな言葉で言えば、「登記したのがついこの前というような感覚」です。

なんでだろうって考えると、やっぱり振り返る時間が圧倒的に取れていなかったんですね。

”今”に忙殺され、ゆっくり振り返ることが出来ていなかったんです。

会社の立ち上げ期ってやっぱりどうしてもオペレーションが整っていないので、事業に集中しにくい環境にありました。(この領域における自分の無知さ加減に辟易としますが...)

ベンチャーあるあるだと思いますが、うちも法人の銀行口座の開設に6ヶ月くらいかかりました(何行も申請を出し落ちると言う状態)。

落ちている原因がおそらくバーチャルオフィスでの登記だったということもあり、本店住所を変更をする為に引っ越しもしました(今は共同創業者と同棲生活です)。

銀行のご担当者にオフィス兼住居にきていただき、所在を確認してもらってようやく地元の信金さんで口座開設することができました。

それ以外にも税務関連やら社会保険への加入手続きやら日々の経費精算関連のスキーム作りやら...

”仕事”以外にこんなにやることあるんか...
正直甘く見てましたね。もっと事業に没頭できると思ってました。まぁそんなに簡単には行かないでよね、はい。

具体的には何で稼いでいるのかというところ

じゃあ実際、今どんな仕事で売上を立てているのかってところなんですが、基本的に今は受託業務がメインです。

具体的にお話しすると下記2種類ですね。

・Webマーケティング領域のコンサルティング
・新規事業開発のディスカッションパートナー兼組織構築サポート

Webマーケティング領域のコンサルティング

Webマーケティング領域のコンサルティングに関しては、主に上流の戦略構築のサポートと具体的なプロモーション戦略立案のサポートをしています。

もともと僕も共同創業者の山﨑もインターネット広告代理店出身なので、Webマーケティングの戦略構築やWebプロモーションは得意領域です。

広告代理店時代に担当していた企業様は、どちらかというと”大手企業様”がメインでした。

ただ、今お取り組みさせていただいている企業様はどちらかというと”これからビジネスを拡大していく”というフェーズのお客様ばかりです。

そういった企業様向けにWebマーケティングの戦略を策定しご提案したり、マーケティング組織構築のお手伝いをしたりしています。

特に前職時代に健康食品や化粧品と言った単品リピート商品を通販展開されている企業様をメインでサポートしていましたので、サブスクリプションモデルを採用されている企業様のビジネスモデルには一定知見があるかなと思っています。

新規事業開発のディスカッションパートナー

新規事業開発のディスカッションパートナー兼組織構築サポートに関しては、前職の新規事業部門にジョインさせていただいている形です。

既存サービスの拡販に加えて、今後新たに立ち上げる新規事業開発のディスカッションパートナー的な役割を担っています。

サービスのアイディア出しはもちろん、実際の顧客開発(ユーザーインタビュー)に出向いたり、新規事業部門の組織構築のサポートをしたりしてます。

まさに0→1フェーズの仕事をやってる感じですね。

組織構築に関しては、今までの経歴上組織マネジメントを実行する立場が多かったので、その経験を生かし組織に対しファシリテートするという感じです。

人の優しさに触れ続けた1年間

もちろんまだまだ「諸手を挙げて順風満帆」ということはないものの、しっかりと少しずつ受託業務で売上は立ってきている状況です。

しかも、本当にありがたいことなんですが、起業してからお受けしている仕事に関しては全てご紹介なんですね。

前職の会社にお世話になっているというのはもちろんなんですが、起業して最初のお客様も起業前からのお知り合いの方でした。

全く実績のない僕らの会社に本当に人間関係だけでお声がけいただきました。「創業期は何かと大変だと思うので何でも聞いて!」とまでおっしゃっていただいて...

実際にはそちらの企業様とはお取り組み自体は一旦停止となってしまったているんですが、そういう優しさ温かさに触れた瞬間は、今でも自分自身の財産ですね。

起業する前は「俺が誰かの課題を解決し、助けになるんだ!」と息巻いていましたが、実際は自分が物凄く周りに助けられていることを痛感させられました。

本当に感謝しかありません。

じゃあこれからをどう動くのか?

ここまで振り返りと言うことで現状をお話してきましたが、大事なのは今後どう動くのかというところかなと思っています。

結論、受託業務と自社サービス開発のハイブリットでいきたいなと思っています。

受託はわかった、自社サービスはどんなのことやるの?

そうですよね。

端的に言うと、「Webマーケティングの戦略構築 / 戦術立案とマーケティングの基礎知識を気軽に学べる」オンライン学習サービスを現在開発しています。

サービスの詳細は別noteにしますが、現在ワイヤーフレームをベースに色々な方にインタビューをさせていただいている状況です。


「二足の草鞋は上手くいかない」とか、「スタートアップするなら受託の仕事は止めた方が良い」と言われるケースもあるんですが、構想している自社サービスには圧倒的に受託業務とのシナジーがあると考えています。

受託業務に関しては、今やらせていただいているWebマーケティング領域のコンサルティングを引き続き軸にしつつ、自社サービスの開発にいよいよ2期目はリソースを投下していきたいなと思っています。


最後になりましたが、2019年は本当に多くの方に支えていただいた1年だったと思います。本当に感謝申し上げます。

正直、つらく、しんどく、目の前が回る瞬間もありました。
ただ、物凄く刺激的でパワフルな1年でもありました。

2020年は、今までいただいたご恩に少しでも報いることが出来ますよう精進して参ります。

引き続き、株式会社イプサム並びに鈴木優一朗を何卒よろしくお願い申し上げます。

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