世界が前進するために、自走するブランドが必要だ
見出し画像

世界が前進するために、自走するブランドが必要だ

馬場雄一郎 / FICC BX事業部
このnoteは何?
マーケティングエージェンシーFICCのBX事業部にて、「ブランドとはなんなのか? どうすればブランドを豊かにすることができるのか?」それをみなさんと考えるnoteを書いています。記事をまとめたマガジンはこちら→本当の価値を生むブランディング戦略(仮題)

まずはじめに:なぜいまこれを書いているのか?

画像2

最近、まずいよな、と考えていることがあります。それは、提供する側とされる側の非対称性の拡大です。企業は消費者に商品を提供する。ベンダー企業はクライアントにソリューションを提供する。飲食店は客に飲食その他を提供する。この関係性のなかで、提供される側が(お客様は神様という言葉が取り沙汰されるように)変に強くなってしまうと、提供する側はもちろん提供される側も結局不幸になっていきます

そしてその世界は、ブランドを強くしようとしているBX事業部としては、ちょっと理想からは程遠い世界です。ということで今回は、この状態にブランドはどう立ち向かっていくべきかをBXとしてお伝えします。皆様がどうお考えになるか、ぜひ教えて下さい。

ブランドの理想の姿とは:自走

画像3

私たちFICC BX事業部は、これからの社会に自走するブランドが必要だと考えています。

世界にはいま、多くのブランドがありますが、自身の舵取りを自ら行うことのできているブランドはどれほどあるでしょうか。

「会社は株主のもの」という言葉もありますが、投資家や市場を気にすると、どうしても刈り取り型、効率重視のビジネスが優先されることになります。プラットフォーマーに合わせ、煽動家に流され、自らの判断ができなくなってしまいます。変化する消費者ニーズや時代性を気にしすぎて、いつのまにかトレンドを追うことしかできず、自ら大きな流れを作り出すができず、追随するばかりの、リーダーになれないブランドがそこにはできてしまいませんか

ブランドが力を失うのはなぜ?

画像4

自分たちにやりたいことがあったからその事業を興し、仲間が集まり、行動していたはずなのに、いつのまにか周囲の状況を気にするあまり、その行動から主体性が、力が失われてしまっています。そんな状況に置かれたブランドが力を失っていく様子を、私たちはたくさん目にしてきているはずです。

私たちFICC BX事業部は、世界が前進するために、これからの社会には自走するブランドが必要だと考えています。

「誰かを気にして」でなく「市場を気にして」ではなく、儲かるのがいいからとかソーシャルグッドだからいいとかではなく、あなたがなにをいいと思うのか、あなたが何を信じていくのか、その主体性を大切にすることが、世界を前進させると信じているからです。

自走するブランドをつくるために

画像5

そのためにはまず、ブランドに主体性を取り戻す必要があります。ブランドがそもそも何をする存在なのかをはっきりさせないといけません。そしてその主体性を保ったまま、いまの社会の状況に合わせてビジネスを推進していけば、ブランドは社会に価値を提供し続けることができます

私たちは、ブランドの存在意義(PURPOSE)の達成と、経済的な価値を生み出すこと(PROFIT)の2つを両立させることが、ブランドを強くし、社会との結びつきを強くする条件だと考えています。この両輪をしっかり回すことができれば、資本があるから勝つとか、声が大きいから勝つとか、そんな他人のつくったリングから降りることができる。あなたの生み出す価値が求められ続ける世界をつくることができる、そう信じています。

私たちFICC BX事業部は、これからの社会で自走しようとするブランドをサポートします。

さいごに:日本最古(たしか)の料亭で聞いた話

画像1

京都は南禅寺に、瓢亭という江戸時代、天保年間に創業した料亭があります。いまが2020年ですから、創業から優に400年を超える老舗です。いぜん、その15代目のご当主にお話を伺うことがありました。400年の矜持を感じさせる面白い話をいろいろと伺っていたのですが、とても印象に残ったのが「おいしい空間はみんなでつくるもの」という言葉です。

お店側だけに任せるのではなく、食べる自分も「楽しくておいしい」をつくる一員であること。そう考えると(ここからは私の解釈を含みますが)、難しく考えがちな和食の礼儀作法も身に付けられるようになるし、実際に楽しくなる。そんな客を迎えるお店の方も身が引き締まるし気持ちが入る。お客にとってもお店にとっても、いい関係が生まれるようになる

このお話を聞いたときに、ああ、いまは受け手側が強くなりすぎているのかもしれない、と思いました。お互いのことをもっと考えられるようになると、その関係性はもっと良くなる。そのために私ができることがあるとすれば、ブランドを強くすること。ブランドが、きちんと受け手と関係性をつくることができるようになること。そう思いました。

ということで

ということで、私たちFICC BX事業部は、今後、受け手ときちんとした関係性を結べるようになることで、自走できるブランドをつくるお手伝いをしていこうと考えています。それが私たちの目指す理想のブランド像であり、ブランディング(≠スタイリング)です。

・・・

以上、自走するブランドの必要性についてをお伝えしました。このnoteが入っているFICC BX事業部のマガジン「本当の価値を生むブランディング戦略(仮題)」では、今後もブランド戦略において重要なエッセンスをまとめていきます。ご興味あればぜひ。

そしてこちらは私たちFICC BX事業部へのお問い合わせのページです。もしよろしければ。

おしゃべりしたい方はこちらからでもぜひどうぞ。

https://twitter.com/yuichiroaaa

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
いっしょに考えましょう!
馬場雄一郎 / FICC BX事業部
ブランドマーケティングエージェンシーFICCにて、BX事業部のメンバーとして働いています。ブランドそのものを強くし体験を設計するのがお仕事です。主にブランドホロタイプモデルやビジョンラダーというフレームワークを使って、ブランド強化のお手伝いをしています。