【聴く読書】七つの会議
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今回は、私としてはAudible初の小説です。
まずはこの作品について、ザックリと箇条書きで並べてみます。
✔ 半沢直樹に代表されるような会社もの
✔ 組織とそこで働く人の苦悩と葛藤
✔ 最後まで主人公がわからなかった
✔ やはり最後は正義が勝つ
✔ 映画は是非とも見たい
✔ ナレーションが良かった
会社ものシリーズ
池井戸潤氏の作品と言えば半沢直樹が有名で、その会社で起こる不祥事や不正をあばくストーリーが何とも痛快ですが、本作品も該当します。
「どんなに組織ぐるみであっても、悪事はバレる」
これがだんだんと解き明かされて行く様子が、凄く面白いです。
また、企業で働くことの大変さ、仕事における葛藤、家族との関係、などなど全部でないにしても会社員としては、良くわかるなぁという共感が大きかったように思います。誰しも苦しみがあるんだなと。
印象的だったこと
多くの人物が登場し、場面がそれぞれ切り替わりますが、最後まで誰が主人公なのかがわかりませんでした。私だけかもしれませんが笑。
脇役かと思ってた人が実は・・・という感じで、この点が意表を突かれたような感じがして面白かったですね。
ナレーションが良かった
それからAudibleならではの感想ですが、ナレーションが良かったです。
登場人物が男性と女性の使い分けはもちろん、人物ごとに特徴が出るような話し方に感服しました。小説だったからかもしれませんが、ビジネス書のナレーションとはやはり違うなと思いました。
長距離を運転する時に聴いたのですが、全然運転が苦にならないほど聴き入れました。
最後に
Audibleで小説「七つの会議」を聴いた感想でした。
2019年に映画化されているようなので、今度は映像作品としても見てみたいと思います。(Amazonプライムでも見れるようです!)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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