PAIN & GLORY #47 詩的表現
日曜日の今日、朝久しぶりにサイクリングをした。というより、やっとできた。やりたくて仕方がなかったが、毎週土曜の夜が忙しくて中々次の日の朝を有意義に過ごせていなかった。
アスファルトを30キロほど、ただひたすらに走る。好きな音楽をモバイルスピーカーで流しながら朝焼けの中を走るのは、まるで何か見えざるモノに包まれているような、得体の知れない気持ちよさがある。
走っている最中に、ふと友人が好きだった曲を思い出した。
"若者のすべて"
フジファブリックの代表曲で夏の終わりをエモーショナルに綴るリリックとメロディーは、どこか寂しげで愛おしい。常夏の国()カンボジアで聴くのは、あまり趣があるとは言えないが、日本で過ごしていた夏に想いを馳せると、凄く懐かしい記憶が蘇った。
ところ変わって、いつものカフェでデスクワーク。いつになったらオフィスのWi-Fiは直るのやら。まぁ家から近いし、ここで作業するのは全く苦ではないんだけど。
最近昔の映画やドラマを観て、感じ方や考え方が変わるという体験を何度かしてきた。だが、それ以外の場所から新しいインスピレーションが欲しいと感じることが増えた。せっかく海外にいても、その環境に慣れてきてしまって心を動かしてくれる刺激が足りてないのも事実だ。
無論イラつくことは大いにあって、きっとこれからも無くなることはないだろう。今の自分にできること、必要なことを見極めて真摯に向き合っていきたい。
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