デザインディレクター/PMとしてクライアントもデザイナーも安心できる環境を創る案件進行法
みなさんお久しぶりです✨
現在はPMやデザイナーをしているYUICHIです!
現在はrootやgazなどの複数のデザインファームで活動しながらSTUDIO公認のSTUDIO Partners PROとしてLAMP LLC.を動かしております。
今回は、root inc.のコミュニケーションデザインチームのデザインディレクターとしてこの記事を書きます。
rootには2023年3月からジョインさせていただきました🎉
そこから、コミュニケーションデザインの案件を4プロジェクト、PM / デザインディレクターとして担当してきました💡
案件を担当させていただきそして、コミュニケーションデザインチームの立上げを行っている中で、最近よくいただく言葉として「吉村さんがいるとプロジェクトの流れなど空気感が変わる」「吉村さんがいるだけで安心」など嬉しい言葉をいただく機会が増えました😭(泣くほど嬉しい)
そこで今回の記事では、私が普段から案件の進行管理やコミュニケーションをする中でどのようなことに気をつけているのか?を以下の要素で分解して共有していきます💪
デザインディレクター / PMとしての心構え。
一緒にプロジェクトを進めるデザイナーに対してのフォロー。
クライアントに対してのコミュニケーションスタンス。
書いていることはかなり基本的で簡単なものなので、気軽に参考程度に優しい目線で見ていただけると嬉しいです🥺
1. デザインディレクター / PM としての心構え
-- 最近の私の状況
私はデザインのプロジェクトの進行管理やマネジメントを本格的に担当するようになったのは、個人の方も含めてここ1年くらいのことです。
それまでは、基本的にプロジェクトを一気通貫してすべて1人で行うような体制で制作をしてきていました。
しかし、ここ最近は複数のデザイナーが所属している組織への参画、プロジェクト規模の拡大にともなった複数人のデザイナーのアサインが必要になるプロジェクトが増えました。
-- 今後自分のキャリアの方向性
私自身、20代ラストの1年となり、今後のデザイナーキャリアをどうていきたいのかを考えました。その考えるための問として、
今後デザイン業界で必要な存在とは?
同じデザイナーの中でも自分ができることとは?
デザイナーがより働きやすい環境をつくるには?
上記3つに答える形で私が今後なりたいキャリアを定めたときに、デザイナーをマネジメントしたりサポートする側としてエンパワーメントしたいとなりました。
この目標がさらに、rootのビジョンである「デザインの実践を個から組織・事業へ」の個から組織と関係規模を拡大する部分と一致する点もあり、rootにジョインしました。
-- 私の中にある心構え
その時に周りのデザイナーにどのようなことを提供したいのか、ご依頼していただく方々がより一緒にプロジェクトを進めやすくなる動き方などを考えたことが今となっては「デザインディレクター / PM としての心構え」になっています!
それは、
デザイナーの心理的安全性を確保をし、制作作業に集中してもらうための環境や場つくりをする
デザイナーが提案時に言葉に詰まったり、思考したいタイミングが生まれた時はコミュニケーションフォローを即実行
クライアントにも私たちが味方であることを認識できるフラット&ぶっちゃけコミュニケーションを行う
クライアントが依頼したい本質を見抜きその意図をデザイナーに共有する橋渡し役となる
完結に言いますと、「デザイナーとクライアントとのコミュニケーションの円滑にする橋渡し役となり、デザイナーのパフォーマンスを最大化させる環境を提供する。」これが私の中にある心構えです💪
上記を基に案件で関わる方々へ具体的にどのように対応しているのか記載します!
2. 一緒にプロジェクトを進めるデザイナーに対してのフォロー
具体的に一緒にプロジェクトに関わるデザイナーに対して私が気にしていることを箇条書きに簡単に説明していきます🙋♂️
私もWEBデザイナーであり、UI/UXデザイナーとして活動しているので普段自分がデザイン業務をしている時にかかえていた課題などを元に、デザインディレクターをする時の糧としています!
-- プロジェクト始動時のフォロー
先方とキックオフ前に社内キックオフを開催しメンバーの顔合わせと役割の認識をする
先方が事前に気にしている部分などの状況内容を提示
スケジュールの部分で無理をしないように基本バッファー期間を設けて期間を提示している
先方の感情線や雰囲気感を共有してスタンスの不一致がないようにする
-- プロジェクト進行中でのフォロー
1人で責任を負っている感覚が無いように基本的に自分を頼りにしても良い構造を作る
チャットで悩んでそうなところがあれんば、いつでも連絡がウェルカムな姿勢を伝える
内容を時々見に行き、先方が疑問や提案がより刺さりやすくなりそうな要素に関しては助言をしたり、良い部分はすぐに連絡や話をかけて伝える
デザインの意図などを事前に聞き、自分の方でも後付でデザインの意図をプラスアルファを言えるようにする。
-- MTG周りのフォロー
先方に提案をする時に言葉足らずやうまく説明ができていない現状を把握した時、すかさずフォローを入れる
MTGや提案後に先方が話された内容やFBでデザイナーに意図が理解しづらそうな部分があれば、意図を伝える共有会をMTG後すぐに実施し悩む時間を減らせるように務める
先方のFBで、デザインに関してなのか情報構造に関しての内容なのか曖昧なものに関しては、私の方で判断して方向性を定めプロジェクトの方向性の責任をもつ
以上が今、私がすぐに思いついた内容になるので、そのプロジェクトに応じてフォローの方法などは臨機応変に変えて対応しています💡
3. クライアントに対してのコミュニケーションスタンス
コミュニケーションデザイン支援を行うクライアントに対してのコミュニケーションの仕方。
そして、一緒にプロジェクトを進める上でのクライアント側にもとって欲しいスタンスを、プロジェクト開始時に行うキックオフMTGでコントロールするようにしています🤝
簡単に以下の内容を実施しています!
クライアントに制作する側の人となり(キャラクター)が把握できるように自己紹介を実施する
「ぶっちゃけ」を話すタイミングをつくり、クライアントが私達に本音を話せる環境にして、私達が味方であることを認識できるようにする
些細なことでも聞いても大丈夫なんだ!っと気づいてもらえるように、私たちからも少しでもクライアントの会社やサービスの内容など知りたいことを積極的に聞くようにしている
4. まとめ
大前提として制作するクオリティーを最大限にするためには、デザインディレクター、デザイナー、クライアントが一丸となってプロジェクトにコミットする必要があります。
そのため、一丸となれるような心地良いプロジェクト環境をつくることが、デザインディレクター/PMのお仕事だとおも思ってます。
引き続き取り組んでまいります!💪
また、更にその環境を自然と整えられるオペレーション体制をrootでは実現して行きたいと考えています!
一緒に新たなチーム「コミュニケーションデザインチーム」を推進してくれる方お待ちしております⭐️
rootのコミュニケーションデザインチームの立上げに関する記事もありますので是非見てみてください✨
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