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セルフライナーノーツ

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自分の曲たちのこと◎
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歌の先で叶えたいこと

歌の先で叶えたいこと

大切に胸にしまっている言葉がある
エルマーの冒険などの日本語訳で知られる渡辺茂男さんの言葉

「いるはずのない架空の生き物が心底いると信じること。それが 子供のこころに椅子をつくる。
やがて大人になって、そんな生き物はいないと知った時、その椅子から架空の彼らは去っていく。
でも、今度は本当に大切な人を その椅子に座らせてあげることができる」

わたしも椅子をつくりたい
わたしの椅子を作ってくれたの

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どこにも行けない僕らのユートピア

どこにも行けない僕らのユートピア

何者かになろうとして
どこか遠くを、高みを目指していた
そんな10代ももうすぐ終わる
わたしは19歳になった

まるで強迫観念のように
何者かにならなければいけないと思っていた
どこかを目指さないといけないと思っていた
もっと言えば、勝たなければと、でも一体誰に?

これは2021年からのわたしのテーマだったと思います。

どこまで行ったってどこにも行けないし、
そもそもどこへ行けばいいのか分から

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雨のこと

雨のこと

ふと一瞬、泣きたくなるような
足元が抜け落ちて不安になるような
そんなことが、子どもの頃から、たびたびありました。

それは、
目の前を電車が通り抜ける振動とか、
個室トイレの静寂とか、
昔よく聴いていたいきものがかりの歌とか、
雨上がりの匂いとか、
そんなものたちに連れられてやってきて、

とても懐かしくて、眩しくて、

私は思わず泣きたくなって、不安になって、叫び出したくなるのです。

心の中

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my town 🌋🌸

my town 🌋🌸

18年間過ごした鹿児島を出て上京します。
鹿児島が大好きです。大好きなまま出ていけるなら
いつでも帰ってこれるから、よかったって思います。

忘れてしまいたい痛い記憶も
忘れたくない大切な思い出もたくさんあります。
それは道や場所に焼き付いていて、
それはたとえば
キャパルボ前とか、IFF STUDIOに行く道とか、
WALK INN STUDIOに行く一番街の道とか、
中央駅前のジョイフルとか、

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サービスエリアで、のこと

サービスエリアで、のこと

人が運転する車の助手席に乗るのが好きで、
あの頃、よく深夜のドライブに連れて行ってもらった。

眠れない夜がとても多くて、
考えすぎてしまうことが多くて、
もう全てがどうにかなってしまえ!と心は爆発しているのに
実際、わたしは何も出来ずにくすぶっていた。

ふと思い立って夜中の湖に行きたくなって、
そんなロマンチックなことでもしたら流石に何かが変わるのではないかと思って、
その日、わたしは無理を言

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歌と言葉と

歌と言葉と

「19歳と焦燥」という歌をつくりました。
こんな歌詞があります。

東京はとても楽しい。大学もとても楽しい。
だけど、そればかりじゃなくて、
自分の弱さとか、姑息さとか、器の小ささとか、
嫌なところを直視せざるを得ない感じがあります。
自分ってこんなにも駄目だったっけ、と自信を失くす一方で、でもよくよく考えれば自信などハナから持ってもいなかったな。

焦ったって仕方がないと、痛いほど分かっているの

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