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2024年8月のおうちごはんとブルージュ遠足

8月のおうちごはん

わけあってほぼアウェー生活を強いられ、マイキッチンでの料理ができなかった8月。アウェー生活下、不自由な環境でありものを駆使して何かをつくる技だけはどんどん身についている気がする。気分はまるで修行僧。

数えてみたら、1週間ちょいしか港町の自宅にいなかった。勝手にのびのびと咲いてくれていた花たちは果たして元気にしているだろうか。


ふたり丸鶏

限られた1週間も夏休みのOtto氏ががっつりいたので、丸鶏アンコール。前回とてもよかった一晩放置からの低温じっくり火入れと参ろう。

一番好きかもしれない瞬間
低温サウナ後の鶏にバターぬりぬり
今回もうまく焼けた、ヨシ
焼き後の極ウマエキスもたっぷり確保

今回もまずは、そのまま。付け合わせはフリットにて。

サラダとスープもあれば完全食であろうはっはっは


2日目は、鶏塩焼きそば。これは前回も作っていたな。大好き。

たっぷり確保した焼き後の極ウマエキスも使用
具は鶏、ねぎ、そしてパプリカ
麺は重曹カッペリーニ


3日目。ひとり丸鶏のときは9皿ほど作っていたが、ふたり丸鶏ともなるとせいぜい3皿もしくは4皿程度が限界のようだ。

最後のひとさらは、前回感動したカレーはカレーでも、夏らしくトロピカルなカレーに仕立ててみよう。鶏のココナッツグリーンカレー。鶏エキスもたっぷり加えて、これがまた美味。

お供はシンプルサラダとロゼ
パプリカをシュッとしておこう

ビオのスーパーで仕入れたタイ米、初めて買ってみたけれどもこれがびっくりするほど美味しくて、下手にSushi米と書かれたジャポニカ米よりもこちらを使おうと思った。たとえ少々値が張っても。

Otto氏のほうは特盛

食べながらOtto氏が一言。
「残りの鶏ガラでまた何かつくるんだろう?」

・・・ちゃっかり見透かされていた。
そんな鶏ガラたちはひと洗いされた後、冷凍庫でその出番を待っている。


夏野菜カレー

残り野菜と牛ひき肉で普通のカレーも作った。
ひとりのときはルーをケチってサラサラカレーにしているけれども、箱説明どおりルーの量と水の量を守るとちゃんとこってりになるのねえ。

玉ねぎにんじんのほか、ズッキーニにナスにトマトにと夏野菜がもれなくぶっ込まれている
空腹を訴えている者がいたので、どれも細かくカットした次第

実家で母が作ってくれるカレーはいつもぼってりしていたけれども、たぶん水に対してルーの量が多いんだわ・・・さすがゴーカイ。

夏のカレーってやっぱりいいですな


きのこのトマトクリームパスタ

常温保存生クリームの賞味期限が切れそうなので、料理で消費したい。シーフードでなくともトマトクリームは美味しいのではなかろうか?ってことで、マッシュルームや冷凍ヒラタケをふんだんに使用したトマトクリームパスタを週2で作った。

1度目は、具を細かく刻んで限りなくソース化したのち、Mafaldelleというショートパスタを和えてみる。

パルメザンと黒胡椒で仕上げ
ソースと絡んで美味しかった

2度目は、存在感のあるきのこをたっぷりと。

トマトピュレ&生トマト

結論、トマトクリームはシーフード以外でもウマイ。

やはりスパゲティが好き


ラズベリーホワイトチョコナッツマフィン

絶賛ダイエット中の乙女、朝ごはんはがっつり食べるので、つくりおきでマフィンを鬼焼き。ラクして前に買っていたホワイトチョコミックスを使っちゃおう。

ホワイトチョコチップ、クランベリー、キャラメルノワゼットのミックス
魅力的でしかない響き
このレシピ通りに作ることにしよう
卵、砂糖、小麦粉、生クリーム、バター、ベーキングパウダー
そのまま食べても美味しそうだなこのミックス
焼き上がり、いいね!

ほわほわで美味しかった。私2個くらいしか食べてないけど。

鬼焼きはちみつレモンマドレーヌ

これよこれ。美味しかったんだよな〜。

本来のレシピでは卵1つなんだけど、鬼焼きマインドは3つがデフォルト。

レモン皮のすりおろしに加えて、レシピにないレモン果汁もたっぷりと
おへそがぷっくり、成功でーす
はちみつ効果でこんがり

焼きたても美味しいけれど、1日経つとよりはちみつ風味が感じられてとても美味しかった。定番おやつの仲間入りだ。



週末ブルージュ遠足

お盆の帰省もフランス人的バカンスもないわたくし。
アウェーの淡々とした生活にさすがに嫌気が差して、メシ作り放棄を宣言したところ、おでかけするからと。言ってみるもんだ(笑)

30度超えを予想されていた日曜日、行き先サプライズのまま連れてこられたのは、ベルギーのブルージュ。

20年ぶりにやってきた!

かれこれ20年前、ベルギー旅行に連れてきてもらった際に訪れた美しい街のひとつ。北フランスに越してきてから、ベルギー近いんだから連れていけとずっと騒いでいた場所である。念願叶って!ついに!

それでは中世の街並みを写真でどうぞ。

歩いていたら突然あらわる運河
水面にうつる建物もよい
中世感満載
こういう隠れ小径が気になる
ギザギザの三角屋根がフランドルスタイル
用を足すところ、らしい
街の中心、マルクト広場
ブリュッセルのグラン・プラスに引けをとらないのでは
広場にあるシンボルの鐘楼
お馬がたくさん
暑いのにお疲れさんです
流行りのもりっもり造花はイマイチだと思うけど、これはセンスいい
しかもファーマシー
カニカマスシ、とのこと
いつも私が作ってるやつね!

日曜日だったのもあってしまっているお店が多かったけれども、ふらふらとディスプレイに導かれて入ったお店が素晴らしかった。ベストヒット。

ディスプレイとエントランスが気になって中に入ってみることに
どーーーーん!!
ここにもどーーーーん!!
通年ノエル仕様のお店
いたるところにこってこてに飾り付けられたサパンが並ぶ🌲
メルヘンな感じもいいですなあ
もはやツリーというよりデコレーション
オーナメントもたくさん
階段を下った先にも🧑‍🎄
さらにその先にもなにかあるのか・・・
うわああ
地下にも所狭しと🎅
スノーマンも電飾も豊富
天井ディスプレイもすごい
何がつるされているのかもはやわからない
つらら?
かわいいいい
女子の夢って感じでしょうか
真珠よりも先に美味しそうと思ってしまった・・・


お昼どき、広場のレストランはごちゃごちゃしていたので、すこし歩いて雰囲気のいいテラスがあるレストランへ。とりあえずベルギーといえばビールで乾杯。まあ、ベルギーじゃなくても北フランスだと大抵乾杯はビール説。

このレストランが作ってるっぽいビールをチョイス

メインは、先月から乙女のためにサラダをあれこれ作っていたのもあり、外のサラダってのはどんなもんだ?とブラータのサラダを頼んでみることに。
仰天のボリュームで、とても美味しかったけれども、生イチジクの代わりに平たい桃、入れたいわ〜🍑

こちら、ブラータのサラダ
大量の生ハム(分厚め)、イチジク、松の実、バジルペースト、バルサミコがかかっている
炎天下のデザートはやっぱりアイスで
私マンゴー、Otto氏こってりチョコ的なやつ
食べられるスプーン!
これ素晴らしい!


暑いわ人が多いわ義家族も一緒だわってことで、なんの前情報も入れずにぶらーっと散歩してごはん食べるだけで終了。でもいい気分転換になった。短時間のドライブで言葉も文化も違う国へぴゅっと行って帰ってこられるのは、陸繋がりのヨーロッパならでは。

冬は俺連れで再訪したいと切に願う。


8月の俺

服持ちの俺としては、真夏って真っ裸だからつまらないんだけども(飼い主が)。朝晩の涼しい頃を見計らって、ネイチャーと親しんだ8月。

木の幹はいい顔してくれるんだよなあ
目線外し具合が完璧
かたつむり、みっけ!🐌
パリオリンピック仕様の広場
表彰台にのっかる、否、のせられる俺
1位、ドヤ!
パラリンピックの聖火もみたよ
聖火の日に突如登場したパラリンピックのオブジェとともに


来月もどうか健康で穏やかでありますように。

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