自己紹介③ リセットして自分を取り戻す

【医師を退職して感じたこと】

仕事の、いや人生のリセットの必要性を感じ、
仕事を辞めました。

夫が働いていたことで、
それが可能だったことは確かですが、

この行動に踏み出せた1番の理由は、
なんといっても、
辞める許可を自分に出せた
ことが大きかったと思っています。

そもそも
夫が稼いでいても全然うれしくないどころか、
嫉妬心、ライバル心、嫌悪感すら抱いていたのですから。

同業者なのに、キャリアを積み続ける夫。
仕事の話をされてもすべて自慢にしか聞こえない。

私がいかに自分を犠牲にして夫が働けているのかを見せつけてやりたい気持ちでいっぱいでした。

しかし、人は変えられない、
子どもがいる環境も変わらない。

ならば自分が変わることが一番だと思ったのです。

辞めてみて一番驚いたのは、心の安堵感でした。

私は退職までに3回産育休を取得しています。

男性医師や、出産経験のない女医さんから見たら、仕事を休憩できる期間を羨ましく思うかもしれません。

私も1人目の時は、やっと好きに時間を使える!と、医師になって4年間休日に安息がなかった日々に終止符を打てた喜びに浸っていました。

しかし産育休中の私の精神は完全に仕事を忘れることはありませんでした。

常に裏でアプリが起動しているような状態なのです。

乳幼児と過ごせる貴重な時間、
その「今」に全く集中できていませんでした。

何か勉強しなきゃ、
いつ復帰だっけ、
職場はどうなっているんだろう…。

そんな雑音がいつも頭の中にこだましていました。

退職後は、これまで感じたことのない解放感に包まれました。

「〇〇の私」から、
「ただの人」になれたのです。

これからどうするか、の前に、ゼロに戻る。

マイナスからゼロに戻るためのスタート地点に立てた感覚でした。

【自分を取り戻す】

どうしてこうなってしまったのか。
私は、現実世界でその答えを探すことに限界を感じ、オンラインに助けを求めました。

これまで、ボディワークをすることでなんとか精神を保っていた私。「周りは変えられないけど、自分は変えられる」を信条に、自分の体を変えることで自己効力感を何とか保っていました。

それでもトンネルから抜けられず
救いを求めて受けたホロスコープ。
この時初めて自分の感性というものが、
自分を司るものだということを知り、
そこから感性を発掘する日々の始まりとなったのです。


他人軸で生きてきた私は、

自分が何を感じて、

何を思っているのかが

全然わからなくなっていました。

自分の感性を掘り起こす方法については、
様々なアプローチをしてきましたので、
また追ってブログに書きたいと思います。

また、「原因と結果の法則」という、
聖書に次いで世界で読まれている著書との出会いにより、

自分の考え方しだいで世界が変わることを体感、これまでの生きにくさの理由をすこしずつ掴み始めていました。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?