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2024年7月読了本の記録🕊️-エッセイver-

2024年7月。

今回は、先月読了したエッセイ4作品を
ご紹介していきます🌷

先月読了したエッセイは
私の今の生活を
いい方向に変えてくれている
きっかけをくれた
作品も多く
素敵な出会いがたくさんありました😌

↓YouTubeでの紹介もしています🤲


1.『幸せへのセンサー/吉本ばなな 著』

この作品に出会ったのは
7月の上旬。

私が、自分の状況に焦りを覚え
とりあえず動かなきゃ
考えなきゃ、、。

と視野がとても狭くなり
動こうにもどう動けばいいかわからない
と、頭をぐるぐる悩ませていた時期。

そんな時にこの作品に出会えたのは
とても幸福なことだったな、と
改めて思います。

自分のセンサーを磨いておくことの方が大切で、わかりやすい転機をむりに起こさなくてもいい。
自分から変化を取りに行く時って、自分のことも、周りのことも、人生の流れみたいなものも、実は全然見ていない感じがするんですよ。
実際の転機は、生活の中で自分を整えているうちにふいにやってくる。

『幸せへのセンサー/吉本ばなな 著』P.32-P.33

私のアクセルをとめる
そんなブレーキであり、
アクセルをふめる時に
背中を押しもしてくれる
作品でした。


2.『エッセイストのように生きる/松浦弥太郎 著』

私が、書く営みというものを
自分の人生、生き方と絡めて
考えるきっかけや
これからの未来を思って
ワクワクする気持ちを
いただいた作品です。

「いちいち」立ち止まって考えると、ほんとうのしあわせや大切にしたいものが見えてきます。他人や社会に与えられた価値観ではなく、自分の価値観で生きていける。おだやかな自信を持てるのです。

『エッセイストのように生きる/松浦弥太郎 著』P.44

「いちいち」立ち止まって考えるのに、
書くことを利用するということ。

元々、書いて自分の気持ちを整理したり
発信をしたりする私にとっては
今、自分が行なっていることに
根拠となる自信をもらいました。

今の自分だからこそ
生まれる気持ちがある、

今の自分だからこそ
出てくる言葉がある。

今の自分だからこそ
見られる景色がある。

そんなものを
自分の気持ちと綴り続けるということ。

それが、自分の軌跡となる。

そんな軌跡を
私はこれからもっと
先の未来で自分が
出来るだけ幸せを感じて
生きていて欲しいから
書き記していきたい。

そう、心から思いました。

不安に駆られて
動けなくなった時、
真っ先に思い浮かぶ本

私にとってそんな作品です。


3.『私が望むことを私もわからないとき/チョン・スンファン 著』

著者のチョン・スンファンさんが
文学を心から愛し、
人と向き合い、自分とも向き合ってきたからこそ
掘り下げられた思考をお持ちだったり
それを伝えようと努めてくださったり。

その結果、この作品に
温もりを
読む側である私は
感じられたのだと思います。

二度はない、一度きりのこの人生、もしくは永遠に繰り返されてもいい、
まさに今の人生を、後悔なく生きるべきではないだろうか?

『私が望むことを私もわからないとき/チョン・スンファン 著』P.184

今、この時の私だから響いた言葉。
約1ヶ月前に読んだ私だから
響いた言葉もあって。

きっと、多くの人に
何か
あ、この言葉、この考え、いいな。
と思う時間を贈ってくれる
作品なのではないか、
と思うんです。


4.『仕事帰りの心 私が私らしく働き続けるために/イ・ダヘ 著』

休息をただ
のんびり過ごすことが
勿体無い。

せっかくの休みなのだから
何かしないと勿体無い。

休日の思い出を
自分のうちだけに秘めるのが
勿体無い。

頑張り屋さんの人。
認めてもらいたい人。
誰かを意識して日々を過ごしている人。
動こうとも動けなくなっている人。

そんな人たちが
日々、自分を
できるだけ傷つけずに
生きていくことを
後押ししてくれる。

仕事やプライベートに時間を取られ
会いたい人に会う時間も
犠牲に頑張っている人たちに
そんな、優し会いたい人には
会いにいくといいよ

そっと背中を押してくれる。

そんな著書の
優しさと強さ
言葉に宿る誠実さ
に溢れている作品です。

息を切らして走る代わりに、毎日のことを毎日やればいいのです。

息継ぎを忘『仕事帰りの心 私が私らしく働き続けるために/イ・ダヘ 著』P.204

息継ぎを忘れずに
走り続ける。

時には歩く。

そんな日々の積み重ねが
毎日になって
人生になっていく。

そう思うと
なんだか、視野が
広がるようでした。


最後に

自分の心の状態、心身の状態
によって
感じること、受け取ること
が変化する。

そんなことを
この4作品を読んだ頃の自分を振り返って
改めて感じました。

そして、
自分が前に進みたくて仕方なかったんだな
不安でいっぱいいっぱいになっていたんだな
と、この時私自身が選択した作品たちが
心に残った言葉たちが
教えてくれました。

日々自分がやろうと思うこと
しなければならないこと
そんなものに
不安感や悲観的な感情はなく
過ごせている今があるのは
この時の自分が沢山悩んでくれたから。

2024年7月の自分に
ありがとうを伝えたくなりました💐


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