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空耳と沈黙は金

最近、韓国語を勉強しています。英語もそうでしたが、
異なる文化に直接触れられる道具が語学です。
語学を習得して魅力の深層に迫る、と意気込む衝動が始まりです。

日本語と韓国語は文法が似ていて、共通する語源も多いので簡単!
と言われます。しかし実際は日本語に比べて、韓国語は300種類以上の発音パターンがあります。また丸と棒の複雑に組み合わさったハングル文字を理解しないといけません。ハングル文字を覚えないとスタート地点にも
立てない、、かなり難易度の高い語学だと今、痛感しています。
*無理 무리(ムリ)な気分 기분(ギブ)/ 意味が同じで、覚えられました(笑)

そこで英語から学んだNG教訓をお伝えします。

語学は基礎聴覚を養わなくてはいけない・NG 空耳

基本的聴覚の要とする、英語の音に慣れるためには本当は子供の時から
始めないとダメ。英語は母音と子音の数も日本語より圧倒的に多く、
組み合わせでさらに音が多様に変化します。子音で終わる息を出す音が多い
ため声の振動が違い、周波数はかなり高くなります。日本語に慣れた脳は、
子音の高い周波帯域を聞き取れず日本語母音の低い帯域だけを拾ってしまう
のです。私が日本語を喋ってるときは、かなり低い音を出しているけれど、
英語だと高い声をだしているね、ってよく言われます。
ネイティブに比べると全然、口の動きも発声も弱いですが、日本語に比べると周波数が上がっています。英語ネイティブの皆さんはおのずと腹式ができていて発声も良く歌も上手なようですよ。英語の音に慣れるというのは英語の弱い母音と強い子音に慣れるのが鍵です。

日本の皆さん、空耳例を参考にしてください。
この発音は案外ネイティブっぽくなっています。
” What time is it now? ”「掘った芋いじるな」
“ Have a nice day! ”「幅無いっすね」
“You have a computer.”「夕飯は干瓢(かんぴょう)だ」
“Ah, hold me tight.”「阿呆みたい」
“Wash your hands.”「わしゃ、変」
 “Wash my car.”「おしまいかー」
“You know me?”「湯飲み」
“Hurry up! Hurry up!”「針や針や」
“I need you.”「兄、移住」

コミュニケーション能力を養う・NG 沈黙は金

英語、語学に限らず、国際化と価値観の多様化が進む現代社会で、
益々、伝える情報を正確に提示する伝達能力が必要です。
個よりも社会性を重視する文化(日本)では言葉に表現しなくても曖昧で良いとする伝達法もありますが、実は言葉以外の文脈や状況までがコミュニケーションに含まれています。それはそのコミュニティにいないと難解です。SNSコミュニケーションは、一つ一つを明確に言語化(あるいは記号化)して、相手に言葉を残します。一見単純に感じますが、その伝達術は強く響く力がありますし、その伝達が共感されればさらなる情報が信頼されて、言葉からその人の価値が生まれてゆきます。
そして多くに共有されます。そして価値の共有はその人の理論が優れて
いれば、付加価値と、新たな文化になるのかと思います。

結論
基礎聴覚とコミュニケーション能力を養うこと、実行に向けて努力します。

今月のスカーフは
空耳・子熊(코구마こぐま)とさつまいも
です。

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