【ニンプニッキ】産院選びから決定まで

2020年12月下旬に第1子出産予定の30代会社員が、初めての妊娠・出産に対して自分の心身がどうなるのかをメモしているものです。
書きためていたものを徐々に公開していくつもり。
※これは妊娠発覚直後の5月中旬に書いていたもの。

検査薬で陽性が出て、一晩たって落ち着いたところでまずやったのが産院についてのリサーチでした。
わたしが検討したのは主に以下のポイント。

0:無痛分娩が可能か
1:里帰り出産するかしないか
2:通いやすさ
3:クチコミ
4:ごはんがおいしいか

0(大前提):無痛分娩が可能か
これは絶対に外せない条件だった…。たとえそのせいで10万以上入院費が上乗せされたとしても、わたしのボーナスから出すから誰にも文句言わせねえぞと思っていた。(たまに聞く「無痛だと母性が…」みたいなやつはマジでくそくらえだと思っている。そんなこと言ったら男性は母性皆無ってことじゃん。)
もちろんリスクがあることはわかってたけど、無痛のほうが回復も早いって聞くし、リラックスして産めるって聞くし、なにより痛いの無理。
ということでまずは都内と実家近くの無痛分娩可能な病院を探しました。
「24時間無痛分娩が可能かどうか」も検討項目に入れていて、24時間対応してくれると安心だなと思いつつ、最終的にはその他のポイントもあわせて24時間じゃないところに決めました。

計画無痛分娩予定なので、問題なければ無痛分娩で出産できそうですが、入院日前に陣痛がきちゃったり破水する可能性もある。お願いだから麻酔科の先生がいる時間に産まれてくれ…!笑


1:里帰り出産するかしないか
都内在住、実家も首都圏なので里帰りというほどではないけれど、いまの自宅近辺で産むのか、実家近くで産むのかは夫とも相談しました。
が、実家近くの無痛分娩可能な病院は実家からだとなかなかに行きづらく(そもそも実家から最寄り駅まで徒歩で20分はかかる)、いざ出産のときに一人で行くのも家族に送ってもらうのも大変だなと思ったので結局自宅近くで産むことに。両親ともに働いてるし。

当時はコロナ禍真っ只中ということもあり、Twitterなどを見てもお見舞いはもちろん分娩時の立会いもNGなところがほとんどだったことも決め手のひとつでした。2020年11月現在、わたしが出産予定の病院では分娩立会いは旦那さんのみ、入院中の面会は指定時間内に旦那さんのみOK、個室に入院の場合も宿泊や付き添い食はNGなようです。


2:通いやすさ
夫もわたしもペーパードライバーだから車がないと不便なところは行けないし、秋までは仕事を続けるけれどコロナの影響も心配な昨今はあまり遠出は避けたいなと思っていました。ネットでみると片道1時間以内が目安って書いてあったけど、体調が悪いときに1時間ひとりで電車乗るのも辛そう…。

仕事は基本在宅勤務になりそうだし、今後どうなるかわからないから会社の近くよりも自宅近辺のほうがいいのかなと。(会社の先輩たちは検診は会社近くの病院で受けているかたも結構いた)
ということで、基本自宅から40分以内くらいで行けて、会社帰りにも行けそうなエリアで絞りこみ。

実際には、妊娠初期のつわりがほぼない妊婦だったため、1時間くらいの移動なら余裕だった。でも近い方が楽は楽だし予定も立てやすいのでよかったなと思っています。


3:クチコミ
今の家には2年以上住んでるくせに知らなかったのだけど、自宅から歩いて行ける距離にも産院があった!最近リフォームしたらしくホームページを見ると施設はかなりきれい。
最初はここが第一候補だったのだけど、クチコミでいくつか不安なものを見つけてしまい…。受付の人の態度が悪いとかだったらあまり気にしないのですが、妊婦さんの症状を受付で他の人にも聞こえる声でしゃべってたとか、不安なのに全然話を聞いてもらえなかったとか、腹痛が治らなくて相談したけど何の処置もされず、後日別の病院で診察したらそのまま入院になったとか、個人的にちょっとなあ…と思うクチコミが複数あったので最終的には候補から外しました。
自分と子どもの命を預けるところだし、妊娠にまつわる知識がほぼない分、判断や対応は病院の先生に委ねる部分が多いだろうし、安心して任せられるところがいいなと。そこからは「病院名 出産レポ」「病院名 妊婦健診」などでググったりGoogleマップでクチコミも見まくりました。インターネットがあって良かった本当に…!

調べてみてわかったけど、病院って美容院とか整体よりも圧倒的にクチコミが少ない。。Hotpepperみたいなサイトもあるけど、クチコミ量は少ないし、総合病院だと他の科のクチコミも混ざってるし…。各種SNSやブログ記事がすごく参考になりました。


4:ごはんがおいしいか
これまで入院というものをしたことがなく、出産=最初で最後の入院(最後であってほしい)だなと思っていたので、とにかく楽しい思い出にしたい!と思っていた。
でも産まれたらもちろん子どものお世話もあるし、遊ぶって言っても限りがあるし、そもそも肉体はズタボロだろうし、面会NGだから友達とも会えなさそう、その中でも楽しめるものはやっぱり食事だろ!!という思考で食事もかなり重視しました。退院したら赤子中心の生活になるし、誰かにおいしい食事を作ってもらう機会なんて(しかも何食も連続で)、この先もうないかもしれないと思ったので…。
インスタやTwitterで候補の産院名を検索しては画像を見る日々。食事が豪華なところはその分費用も高いことはわかっていたけれど、諦められなかった。「わたしの貯金から出す!」と思っていた。

夫にもこの観点を伝えてクチコミを調べてもらいつつ、数日かけて候補を2つにしぼったのですが、GW明けに第一候補の病院に電話して初診予約しようとしたら「今日来れます?」って言われてトントン拍子に話が進んだので、その日に分娩の仮予約をして、帰りに母子手帳をもらってあっさり産院が決まりました。笑

夫は、「産むのは妻だから、妻がいちばんリラックスして安心できるところにすればよい。」という考えだったので、あまりもめることなく決定できたのも良かった。無痛分娩で費用が高くなる分は両家からの結婚お祝い金をふたりで半額ずつ出せばいいって言ってくれたし。

実際には、次の検診時に予約金を支払うシステムだったので、産院決定までには初診から2週間猶予があった(予約金を払っちゃうと患者都合の転院の場合は返金されない)のですが、いろいろ調べてもそこが一番希望に合いそうだったのでそのまま決定しました。

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