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ウクレレができるまで(2)

前回までは主に木材選びのお話。
さて、今度は見た目のデザインを決めていきます。

「あの時見たアレを」

オーダーするならやりたかったことのうちの一つ。
以前、BLUE STRINGSさんの展示ブースで見せていただいたギターのロゼッタ(穴の空いてる周りの装飾)。これをそのまんまやりたかったので「アレを入れたいんです〜」とお願いしたところ、こんな感じに。

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写真も綺麗ですが、実物はさらにキラキラツヤツヤで惚れ惚れしますよ〜。これ、お話聞いたら素材は「鉱石」とのこと。イメージ通りでした!

ボディのカラー

楽器の第一印象を決めるのはやはりこれ。基本の色は好きな「赤」と決めていたものの、世界には同じ「赤」という単語で表す色がたくさんあるわけで…。(ちなみに幼稚園の時からクレヨンの赤色だけ、1センチくらいのミニミニサイズになるまで使いまくってました。これはよく覚えてる。)

街中の車を見ては「こんな感じのマットなのがいいのか」、楽器店で並んでいるエレキなギターを見ては「ちょっとメタリックなのがカッコいいかな」、挙句の果てにポスト見つめて「これはちょっと朱色すぎるか…」などと考え出す始末。ひたすら世の赤いものを探してウロウロしてました(笑)

色は大事。ホント大事!

ようやく、ネットで見つけたギターの写真で「おおこれは」ってのを発見。しかし、それは素人目にも手間がかかっているのが分かる、オレンジ〜ワインレッドのグラデーション(笑)

早速、相談のメールを送ってみると…

「大丈夫ですよ。今度、下が濃くなる赤いグラデーションで塗装する予定があります。」

「こんな感じのワインレッドで、ギターの再塗装もしました。」

「ちなみに塗料の違いはですね…。」

…もう「ありがたい」以外の言葉が出ない!
で、またもや何度もやり取りさせていただいた結果。どん。

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(歓喜)

画像見たときの嬉しさったらないよねー!!透け感のある飴色イエロー〜濃いワインレッド。見ると、いまだにニヤニヤします。

我が家で定番の「月」と「黒壇」

さて、前回も書いた木材「エボニー(黒壇)」。ヘッドと指板に使われていると前回書きましたが、まず、ヘッドはこんな感じになりました。

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こうしてみるとすごい色気ですねぇ。ツヤツヤの仕上げにしてくださいましたー!月のところに入れているのは「貝」です。ギターなどのこうした装飾は「インレイ」と言われますね。

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これまた色味や模様の出方も、多種多様。奥深い。
ヘッドには、くっきり白く月が浮かぶように「白蝶貝」を入れていただきました。

「月」は元々好きなモチーフでしたが、どうも節目節目で、それにまつわる曲を歌うことが多かったので、何か縁があるのだろうなーと思い今回入れることに。特に意識してなかったのですが、そういえば夫婦お揃いです(笑)

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(こちらは旦那モデルのベース。指板がエボニー、ヘッドにはロゴ。:森伸弘/ Moon Guitars

さて、このインレイがらみで、いよいよ今回のオーダーのヤマ場が訪れます。

つづく。



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湘南・茅ヶ崎出身 シンガーソングライター / ウクレレ弾き アコースティックユニット「amaretto cafe」Vo & Uke ウクレレ弾き語りのアコースティックから派手なバンド編成まで、演奏スタイルは幅広く。