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OUIGOのチケットを日本のクレジットカードで購入してみた - 後編

前編は、出発の4日前にチケットが発券できるようだ、というところで終わりましたので続きです。

予約後

チケットを手放す?

チケット入手日が迫る最中、乗車の5日前に驚きのメールが来ました。

件名  NOUVEAU : libérez votre place si vous ne voyagez plus !
→翻訳  NEW: もう旅行しないなら、あなたの場所を解放してください!

ん!? 何?? 久々に翻訳ツールの精度を疑いました。
フランス在住の方などは何てことない読み飛ばしメールかと思われますが… 不慣れな旅行者はドキドキで内容も翻訳してみます。メールの冒頭部分のみですが、こんな感じです。

乗車5日前のメール

いや、逆にパニックでした。
何かやること忘れてた?チケットが無効になってしまったのかな??と、購入時のメールを確認しますが、その後特にやることも無く、アプリ / Webの予約確認画面でもチケットは無事でした。 

冷静にメールの意図を解釈すると、無駄な空席を作らないための案内と読み取れます。もし電車に乗らなくなって「あなたの場所を解放」する場合は、OUIGOSWAP なるもので、チケット転売ができるようです。

メールを読む限りですが、

  • OUIGOの該当列車が満席になっている場合に、転売が行われる

  • 転売された場合は、12カ月間有効なバウチャーが購入金額の80パーセント分もらえる

  • 誰かに購入されていない限り、いつでも転売を取り消せる

つまりは満席になっていない場合は転売できない、と解釈できます。キャンセルは極力避けたいですね。
ちなみに、単純に旅行の日付および/または時刻を変更する場合は、片道10ユーロで可能です。なお、行先、人数、またオプション選択は購入時と同じ条件に限定されます。

チケットゲット

左: 乗車4日前の予約画面
右: チケット

左: 乗車の4日前になると、アプリの ~ downloadable on 日付 だったところが、Access your tickets に代わってましたのでアクセスします。
右: チケットのQRコードが表示され、当日の乗車時間なども確認できる画面となりました。
PDFファイル版のチケットが添付されたメールも届きます。
なお、メールは乗車前日にもう1通、最終確認的なメールが届きます。

ちなみにあと2件チケットを取り、全て日本で発行のクレジットカードで無事購入できております。

感想

  • メールがフランス語だが、翻訳ツールで問題無し

  • 乗車に必須の単語などが容赦なくフランス語のおかげで覚えられる→ 乗車当日、駅やホームの表示が何とか理解できる

最初は英語対応してほしいな、と思いましたが、(してくれなそうだけどw) よい経験になりました。

おまけ

乗車後の情報も少しシェアします。
チケットに明記されていた40分前から乗車可能とか、OUIGO PLUSの優先乗車(パリ発の場合)というのは状況によるのかなと思います。今回はこのルールが適用されている気配は全く無く、乗車ホームが20分前くらいにやっと明確になると同時に、ホームから乗車口まで、あっという間に乗客でごった返していました。
あとは車両によるかもしれませんが、今回プラグ有の席を選択したところ、ヨーロッパのC か SEタイプのみ対応で、USBの差し口などは無しでした。

以上、皆さんも日本で発行のクレジットカードで予約が取れることを願っております。



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