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イアン・リビングストン(Ian Livingstone)氏が2022年の新年叙爵者に選ばれました
UK GamesFundの創設者であるPaul Durrantが大英帝国勲章(OBE)を受勲
執筆者Christopher Dring
弊社ゲームズB2B最高責任者
Saturday 1st January 2022
ビデオゲームのリーダー、ファンタジーの作者、ゲームワークショップの共同創設者、ゲーム投資家であるイアン・リビングストン(Ian Livingstone)氏は、2022年の新年叙爵者として選ばれ、女王陛下により騎士爵位が授与されました。
リビングストン(Ian Livingstone)氏は、英国全体でデジタルおよびコンピューティング教育を改善するために利用されたNext Gen Skills Reviewの共同執筆を含め、ゲーム業界で引き続き極めて重要な役割を果たしています。
同氏はまた、トゥームレイダーシリーズの開発と定着に重要な役割を果たし、人気のファイティングファンタジーゲームブックの著者であり、最近、Hiro Capitalの一部としてスタートアップ企業のビデオゲーム開発会社に投資しています。
「騎士爵位を授けられ、とても嬉しくまた誇りに思います」と、リビングストン(Ian Livingstone)氏はGamesIndustry.bizに語りました。 「ゲーム業界とその優秀な従業者たちの実績が女王陛下に認められ、身に余る光栄であり、至極恐縮でございます。私はこの業界での47年間のすべての時間を楽しんできましたが、それがさらに長く続くことを願ってやみません。」
リビングストン(Ian Livingstone)氏は、2006年の新年叙勲で大英帝国勲章将校(OBE)を受勲し、2013年の新年叙勲で大英帝国勲章司令官(Commander of the Order of the British Empire)を受勲しました。
2022年の新年のほかの叙勲者は、ポール・デュラント氏という人物がおり、は大英帝国勲章将校(OBE)を受勲しました。 ポール・デュラント氏は、英国のゲーム基金を通じて初期段階のゲーム開発をサポートするUK Games Talent and Finance CICの創設者です。 また、Tranzfuserプログラムを通じ将来の業界の人材らと連携しています。
以前は、BAFTAと提携してゲーム業界の人材を切磋琢磨させて育てるDare To BeDigitalの設立を主導していた。
○大英帝国勲章(だいえいていこくくんしょう、Order of the British Empire)
1917年にイギリス国王ジョージ5世が創設した。それまでの勲章は貴族、軍人、役人、政治家が主な対象で、一般の市民に与えられることは少なかったため、功績の対象を経済人、文化人、芸能人、スポーツ選手や社会奉仕活動等と広範囲にした勲章を新たに創設したものである。勲爵士団、または勲章のランクとしてはそれぞれ同一クラスの勲章の中では最も順位が低いが、有名人が受勲する事が多いため、非常によく知られた存在である。
勲章のモットーは「神と帝国のために」(For God and the Empire) である。
勲章には次のランクがある。
1. ナイト・グランド・クロス又はデイム・グランド・クロス(大十字騎士 GBE)
2. ナイト・コマンダー又はデイム・コマンダー(司令官騎士 KBE/DBE)
3. コマンダー(司令官 CBE)
4. オフィサー(将校 OBE)
5. メンバー(団員 MBE)
○イアン・リビングストン(Ian Livingstone)氏
イアン・リビングストン(Ian Livingstone)氏とはイギリスの企業家、ゲームデザイナーである。
2002年、ゲーム業界への傑出した貢献が評価され、英国アカデミー賞(BAFTA)インタラクティブ賞を受賞した。
1975年に、ルームメイトだったスティーブ・ジャクソンと共にゲームズ・ワークショップ社(Games Workshop)を設立し、その年のうちにダンジョンズ&ドラゴンズの輸入販売を開始した。
当初は通信販売のみだったが、1977年に最初の店舗を開店。同時に、その宣伝もかねて、テーブルトークRPG雑誌『ホワイト・ドワーフ』(White Dwarf)誌を創刊した。ゲームズ・ワークショップはその後、有力なゲームメーカーに成長し、小売店チェーンを持つに至る。
リビングストンとジャクソンは、ロールプレイングゲームと本を融合させることを考案し、ゲームブック『ファイティング・ファンタジー』シリーズとして結実させた。
最初のゲームブック『火吹山の魔法使い』(The Warlock of Firetop Mountain)は1982年に二人の共著としてペンギン・ブックス社より発行されたが、本作の大ヒットに伴い、その後はペンギン・ブックスの要請で出版ペースを速めるため、リビングストンとジャクソンそれぞれの著作が書かれるようになった。
シリーズはこれまで1400万部以上を販売しているが、そのうちリビングストンの『死のワナの地下迷宮』(Deathtrap Dungeon)はイギリスだけで30万部以上のセールスを販売している。
以下略
Ian Livingstone knighted in 2022 New Years Honours list
UK Games Fund founder Paul Durrant awarded OBE
Video games leader, fantasy author, Games Workshop co-founder and games investor Ian Livingstone has received a Knighthood as part of the 2022 New Years Honours List.
Livingstone continues to play a pivotal role in the games industry, including co-authoring the Next Gen Skills Review, which was used to improve digital and computing education across the UK.
He also played a significant role in launching and establishing the Tomb Raider series, is the author of the popular Fighting Fantasy game books, and lately invests in start-up video game developers as part of Hiro Capital.
"I am delighted and very proud to have been awarded a Knighthood," Livingstone told GamesIndustry.biz. "It is fantastic recognition for the games industry and the brilliant people who are part of it. I have enjoyed every minute of my 47 years in the industry, and long may it continue."
Livingstone received an OBE in the 2006 Honours list and a CBE in the 2013 list.
Elsewhere in the 2022 New Years Honours list, Paul Durrant has been made an Officer of the Order of the British Empire (OBE). Durrant is the founder of UK Games Talent and Finance CIC, which supports early stage games development via the UK games fund. It also works with future industry talent via the Tranzfuser programme.
Previously, he led the formation of Dare To Be Digital, a competition for games industry talent in partnership with BAFTA.
The full Honours list can be found here.
【出所:https://www.gamesindustry.biz/articles/2022-01-01-ian-livingstone-knighted-in-2022-new-years-honours-list】
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