地域の魅力を売っていくのはかなり難しい
地方に住んでいて、地方の魅力を伝えていきたい!と思う人も多いと思います。
僕も大学生の頃、地方活性化の取り組みに関わっておりました。
やってみた感想は、
「めっちゃ難しい」
です。
その理由を書いていきます。
・圧倒的なコンテンツが必須
観光をやるにしても、移住促進を行うにしても、県外、世界から人を呼ぼうとしたときに圧倒的なコンテンツが必要です。
特に観光を行うときですが、地方には圧倒的なコンテンツがない、または足りないんですよね。
例えば、岩手県は海産物が美味しくて、ウニはかなり有名だと思います。海産物は石川県なども強いでしょう。
しかし、北海道と勝負となると勝てないんですよね。北海道強すぎます…
同じように、地域に清水寺やマチュピチュ、グランドキャニオンがあれば世界中から人が集まってきます。
地方のコンテンツは地方の人がいくら良いと感じても、日本の他の地域や世界と比べるとコンテンツが弱いです。
また、観光ではお客様が暇にならないことが大切です。
例えば、北海道は、海産物が強い上に、札幌があって、美味しいお菓子もたくさんあり、冬はスキーができる。春や夏なら有名なフラワーガーデンがある。
北海道でも人気な地域は暇にならないくらいコンテンツがあります。
京都や沖縄、大阪も同様です。
なので普通に考えて勝つのはめっちゃ難しいです。
というか、無理だと思った方がいいと思います。
・じゃーどうすればいいのか?
地方では年配者が増えてくることも考えるとマイクロツーリズムをメインで考えていくことになると思います。
日帰りや1泊2日なら、住んでいる場所の近くがいいですしね〜
なので、同じ県に住んでいる人や隣の県に住んでいる人をターゲットにしていくことになると思います。
他の方法だとコンテンツを作ることがあります。
でもこれはかなり難しいです。一応、具体例も上げておきます。
青森県田舎館村のRice-Codeは、とても面白いコンテンツで世界的に評価されました。
稲作とアートを組み合わせ、さらにそのアートを携帯で読み込むことで、その場でその地域のお米が買えるように設計されております。
地域のお米を生活必需品として販売するのではなく、お土産にするという方法も面白いですよね〜
ちなみに、これは大手広告企業に勤めていて、結果を出している方が主導で行ったそうです。
このようなことは、地域の公務員が主導で観光コンテンツを作っていたらできません。
理由は、公務員の仕事は、お客さんを呼んでお金を稼ぐことではないからです。
・最後に
地方を活性化させるためには最終的に少子高齢化を解決する必要があると思います。
しかし、解決するのはかなり難しいです。
結論、国が20代、30代の女性にお金を渡して働かなくてもいい環境を作ればいいのですが、それができません。(海外の人を大量に受け入れるのもいいと思います。)
選挙では、39歳以下の人が全員投票しても40歳以上が1/3投票すれば、投票数で40歳以上が上回るからです。
選挙は構造的に、年配者有利、若者不利の仕組みになっております。
だから、年配者有利、若者不利の政策が行われると考えた方がいいです。
また、日本に住んでいれば最低限の生活は保証されるので、
23歳の僕が日本の政治について考える時間は0秒です。(株式投資で必要な情報は調べることがあります。)
日本の若い人は、合理的に考えると日本の政治には時間を使わず、海外に行くための準備や情報収集に時間を使ったほうがいいです。
ってことなので、若い人は日本の政治に文句すら言わず、海外に行く準備をしましょう!
そして、良い国が見つかったらその国にいきましょう!
本気でやれば、年配者も事態の深刻さに気がつくと思います。
ということで、今日も一日頑張っていきましょう!!
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