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#217 3倍読まれる文章は、ベネフィットを意識することから。

文章を書いてもなかなか読者に刺さらない。

自分のnoteやブログを書いているので、
あるあるな悩みです。

読者に刺さらないのは、
もしかしたら相手の悩みに刺さるように書けてないから
かもしれません。

今回は文章で大事な「ベネフィット」の考え方を、
買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則から考えます。


読者の感情を揺さぶるベネフィットとは。

ベネフィットとは、
読者が実際に使用したり、買ったりした時に得られる利益のことです。

何かを薦めるときは、
このベネフィットを中心に薦めると読者に刺さります。

ベネフィットには、
機能的ベネフィットと、
情緒的ベネフィット
があります。

機能的ベネフィットは、その商品を所有したりサービスを利用したりすることで得られる機能面での恩恵のことです。
(軽い、使いやすいなど。)
一方で情緒的ベネフィットとは、その商品を所有したりサービスを利用したりすることで得られる感情面での恩恵のことです。
(例えば、優越感や安心感など。)

p24

例えば最新のテフロン加工のフライパンを誰かに薦めるとき。
このフライパンの特徴を整理するとこんな感じ。

商品の特徴→テフロン加工
機能的ベネフィット→焦げにくい
情緒的ベネフィット→美味しい料理を作れる

料理が焦げ付いて困るというお客さんがいたら、
焦げにくいというベネフィットを推すと刺さると思います。

このベネフィットを考えず、
「このフライパンはテフロン加工なんです!」

と言ってもスルーされるでしょう。

商品の特徴ではなくて、
ベネフィットを使ってお勧めすると、
相手に響きやすい文章が書けます。

日記を書けば、会話上手になれる。

これは自分が書いた訴求文ですが、
「日記を書けば会話上手になれる。」

これを見たら、
会話が苦手だとか、話すのをもっと得意になりたいという人に刺さりそうです。

日記の特徴を整理するとこんな感じです。

日記の特徴→日常で感じた気持ちや出来事を記録できる。
機能的ベネフィット→気持ちが整理できる。
情緒的ベネフィット→会話上手になれる。話に詰まることがなくなる

こんな感じでしょうか。

気持ちが整理できなくて、すぐごちゃごちゃになる。
という人がいれば機能的ベネフィットで推し、
一方で、会話が苦手で….という人がいれば、
情緒的ベネフィットで推せばスムーズに伝わりそうです。

訴求の仕方で、結果が変わってきます。

相手の悩みに対して、文章を書く

まず大事なのは、相手が何に悩んでいるのかを考えるです。

自分が想定する読者は、どんなタイプの人で何歳でどこに住んでいるのだろうか。
その人はどんな悩みを抱えていて、どんな言葉をかけて欲しいのだろうか。

こんな風に読者のイメージがあれば、
自然とどのベネフィットを推すかが決まるはずです。

「  最新テフロン加工のフライパンが発売!!  」
と書かれていても、買おうとは思わないですよね。

「 このフライパンで誰でも料理上手に! 」
と書かれていたら、気になって読み進めそうです。

相手の悩みに沿った書き方は思ったよりも大事だ。




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