#217 3倍読まれる文章は、ベネフィットを意識することから。
文章を書いてもなかなか読者に刺さらない。
自分のnoteやブログを書いているので、
あるあるな悩みです。
読者に刺さらないのは、
もしかしたら相手の悩みに刺さるように書けてないから
かもしれません。
今回は文章で大事な「ベネフィット」の考え方を、
買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則から考えます。
読者の感情を揺さぶるベネフィットとは。
ベネフィットとは、
読者が実際に使用したり、買ったりした時に得られる利益のことです。
何かを薦めるときは、
このベネフィットを中心に薦めると読者に刺さります。
ベネフィットには、
機能的ベネフィットと、
情緒的ベネフィット
があります。
例えば最新のテフロン加工のフライパンを誰かに薦めるとき。
このフライパンの特徴を整理するとこんな感じ。
商品の特徴→テフロン加工
機能的ベネフィット→焦げにくい
情緒的ベネフィット→美味しい料理を作れる
料理が焦げ付いて困るというお客さんがいたら、
焦げにくいというベネフィットを推すと刺さると思います。
このベネフィットを考えず、
「このフライパンはテフロン加工なんです!」
と言ってもスルーされるでしょう。
商品の特徴ではなくて、
ベネフィットを使ってお勧めすると、
相手に響きやすい文章が書けます。
日記を書けば、会話上手になれる。
これは自分が書いた訴求文ですが、
「日記を書けば会話上手になれる。」
これを見たら、
会話が苦手だとか、話すのをもっと得意になりたいという人に刺さりそうです。
日記の特徴を整理するとこんな感じです。
日記の特徴→日常で感じた気持ちや出来事を記録できる。
機能的ベネフィット→気持ちが整理できる。
情緒的ベネフィット→会話上手になれる。話に詰まることがなくなる
こんな感じでしょうか。
気持ちが整理できなくて、すぐごちゃごちゃになる。
という人がいれば機能的ベネフィットで推し、
一方で、会話が苦手で….という人がいれば、
情緒的ベネフィットで推せばスムーズに伝わりそうです。
訴求の仕方で、結果が変わってきます。
相手の悩みに対して、文章を書く
まず大事なのは、相手が何に悩んでいるのかを考えるです。
自分が想定する読者は、どんなタイプの人で何歳でどこに住んでいるのだろうか。
その人はどんな悩みを抱えていて、どんな言葉をかけて欲しいのだろうか。
こんな風に読者のイメージがあれば、
自然とどのベネフィットを推すかが決まるはずです。
「 最新テフロン加工のフライパンが発売!! 」
と書かれていても、買おうとは思わないですよね。
「 このフライパンで誰でも料理上手に! 」
と書かれていたら、気になって読み進めそうです。
相手の悩みに沿った書き方は思ったよりも大事だ。
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