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過ごしやすい環境・会社の作り方

自分の家が一番過ごしやすい。
いや、正確には自分が構築した環境ともいえる。
家だとすると、実家が過ごしやすいかどうかは人による。
他人(配偶者の親など)と過ごす環境は居心地が悪い。

過ごしにくい環境・会社の作り方は
何もしない、何も考えなければ自ずと出来上がる。
だから、本当は”作り方”には語弊がある。



ゆうゆう家は不干渉だ。
求めれば関わるが、それ以外は基本的に不干渉。
少し我が家のお話を。


我が母の考え方


ばぁちゃんと仲が悪かった。
子供からはそんな風には見えなかった

私はあなたのおばあさん(父の母)みたいになりたくないから、
あなたたち(僕と兄のそれぞれの妻含む4人)とは一緒に住みたくはない。
息子の妻であり、嫁ではない。
わざわざ、他人の細かいことにイライラしたくない。
家で我慢するなんて申したくないんだ。

そういって、兄の家族と共に住むことを拒んだ。
無駄に大きい家を取り壊し、小さな家を建て、隣に兄たちの家を建て、
あくまで別居という形を取っている。

母はおそらく、過ごしやすい環境を知り、
子供たちの過ごしやすい環境をつくるために
祖母との関係における我慢を飲み込んできたのだと思う。

「そりゃ、おばあさんも嫌だったと思うよ。だって私は想像したら嫌だもの」と言っていた。



「過ごしやすい環境」は自分が作ったものだ


我慢してたっていいことは無い。
でも、どうしようもないことだってある。

こうやって書くと、母は、ばあちゃんが亡くなってからブレイクしたと思われるかもしれない。

でも、そんなに我慢してたようには思えないほど、
いろいろやってた母だった。
編み物、生け花、お茶、ペン習字、いろいろな資格を取得し、PTAとかも文句言いながら結局やってた。
ばあちゃんが亡くなってから豹変した、ということでもない。

だから祖母との”いざこざ”はあんまり関係ないようにも思うのだが、
多分、母は「自分らしく居るための環境作りが上手い」のだと思う。

いろいろと古いシキタリをかなり壊してきたに違いない。
そうじゃなければ俺にこんな特別な名前(わたし、本名が特殊なんです)を付けたりしない。




会社に所属すると居心地が悪いのは当然のこと


多くの働く人はそこに違和感を感じないようにしている。
なぜならば、当然他人の家は居心地が悪いものだから。

我慢して、我慢して、ようやく姑が亡くなったときの嫁ように、
上司がいなくなって、
自分がポジションを獲得した時に初めて快適になる。

そうやって獲得した環境を手放したくはない。
逆に新しく入ってくる他人が好き勝手にしていることを拒絶したい。
「私はこんなに我慢したのに、我慢もせずに好き勝手することは許せない」のだ。

そうやって、邪魔だと感じていた上司・先輩・姑のようになっていく。
そうやって、その家の文化が濃縮されていく。
我慢し続けた人による、超個人的な快適を求めた
積極性のない変化しか起こらない。

そりゃそうだ、我慢できる程度の環境なので、
そこまで大きく変える必要はない。
新しく入った人の核心的なアイディアは否定される。
だって、そこまで我慢できた人なんだから、
大したアイディアは想像できない。期待できない。

長く居て、そのポジションを獲得した人に変革は起こせない。

期待外れ、思っていたのと違う。
そんな結果になるだろう。

なぜならその人の不快さは、上司が与えてきたものだから。
そいつ(不快)がいなくなった後、本質的な環境が大きく変わることは無い。だって我慢できる人の環境だから。

そして、我慢して我慢して我慢したのだから、俺がやりたいようにやりたい。俺がずっとしたためてきた変革を実行してやる!俺が!俺が!俺が!

となって、今現場で困っていることを吸い上げたり、
本当に親身になって考えられるでしょうかね。

我慢できないほど環境を変えたい人は、居なくなる。
我慢できる程度の望みしか持っていないから耐えてこれたのではないでしょうか?


家の老害は女性、会社の老害は男性


バチクソ偏見だw(でも間違っているとは思わない)
ただ、家の事に男は入ってこなかった。
妻のことを家内と呼ぶように、家のことは女性、
社会ことは男性という謎のルールを作りこんできた。

女性が家内なら、男性は家外だ。
何が大黒柱だ、笑わせるな、家外が。

そういう老害男性は、家には何の権力もない。
だから、姑が居なくなることを待つ家内のように、
上司がいなくなることを待つ家外


家内と家外には大きな違いがある。
家の中には子供がいる。
家外(会社)には他人がいる。

家内は子供のため、家外は自分のため

企業で働いたことが無い方でも、この”家外ばかりで構築された会社組織”というものの恐ろしさが想像できるだろう。

「ヤバい」の一言だ


また少し自分の話


ちょっと休憩しよう。
僕は大きな会社に勤め、友人が作ったベンチャー企業に勤め、
今は他人が作ったベンチャー企業に勤めている。

大きな会社は居心地が悪かったが、待遇は申し分なかった。
友達が作ったベンチャーは親戚のように他人事と扱われた。(もっと早く参加していたら違ったかもしれない)
他人が作ったベンチャーは、潰れていく様子を愉快に見物している。

だいたい20年近く”雇われ”をやっていて気づいたことが
心地よい環境は「自分が作った環境」だ。

ある程度の権限を持ち、自分の環境をつくることが出来れば人は文句を言わないことが分かった。

僕もある程度権限を渡されているが、正直僕には不自由でしかない。
本気を出せば3時間で終わる仕事を1週間かけてやっている。(だからこうやってnoteを書いていられる)
それくらい狭い部屋しか与えられていない。

こんな僕でも会社で居心地の良い環境をつくることは至難の業である。


僕個人のひねくれ


役職や肩書に興味がない。
だから、大したことをしていない、話していても魅力を感じない人が
〇〇部長、〇〇執行役員と名乗ってどや顔している人のことを恥ずかしいと思ってみています。

あと、役職が付いた瞬間に
メールの署名に一生懸命肩書追加しちゃう人
ね。
一番最初にやる仕事じゃないから。
笑っちゃうから、できればやめて欲しい🤣

大したことない会社の、大したことしてない〇〇長だ。

肩書にふんぞり返っている人と、自分の仕事に自信を持っている人はすぐにわかるから。相手の肩書も気にしてしまうことも透けて見える。

ショウモナイ承認欲求満たされている程度の人は、どうせ話も面白くない。
満たされてないヤツの話の方が面白いだろ。

まぁ、もしこれを読んで、ドキッと出来る人は大丈夫。
変われるから、安心して。
イラっとして、我を忘れて、批判したり、読まなくなる人が一番危険だ。




ようやく本題!!


本当は、この方からの依頼!
…と堂々とリンクを貼りたいところなんですが、
上の方でバチクソ悪口を書いている都合上、
リンクを張るのを止めておきます。


今の仕事が好きで一緒に働く仲間もお客さんも大好きなのですが、今、所属する組織がどうにも好きになれません。どうしたらよいでしょう。

おだんごさんからの質問


ありがたいことに、ご質問いただけただけでも大感謝祭!!
ガチで答えたいので、質問の解像度を上げる質問をバックします。

①「所属する組織」とは具体的には、特定の上司ですか?もしくは経営陣全体の事でしょうか?上司の行動や言論、もしくは思想的なモノなのか。ターゲットの明確化をしたいということです。

なんでこの質問をするかというと、「所属する組織」があっての仕事であり、共に働く仲間やお客さんなので、スキと嫌いが打ち消し合っているように感じます。できれば”組織”を別の表現をしてみていただきたいと思います。


➁おだんごさんご自身が、「好きになりたい」のか、「嫌だけど長く居続けたいのか」というWant(どうしたい?、どうありたい?)はどんなものでしょう。

まぁこれはまだ明確に答えられないかもしれません。答えられたら自ずと行動することが見えてくるはずです。

僕からの質問


ゆうゆうさん、①は経営陣の特定の上司です。行動と言論に、その場しのぎしか感じず、法人全体を考えてではなく自己本位な振る舞いや、思いつきの言動に現場が振り回されることが不満です。②はですね、最初は自分が上り詰めて変えたい!と思っていたのですが、今はとどまることに執着はなくて、自分で独立したい気持ちもあるけど怖くてできない。が正直な気持ちです。まだ独立してこうしたいみたいな具体的なビジョンも曖昧だし及び腰で、現状維持に甘んじている感じです。

おだんごさんからの回答


質問に答えていく


結論として、上司がイケてないようだ。

まぁ、はっきりとこのnoteの上の方でバチクソ切り刻まれた、
要は上司=家外さんなので
あえて言う必要はないかと思います。

上司は義父・義母みたいなもんで、
いい義父・義母(アタリ)もいれば、クソ義父・義母(ハズレ)もいます。
まぁ、親ガチャ…?

会社は旦那さん(配偶者)と考えるとわかりやすいでしょう。
(就職を出会いと例えることもある)
会社は選ぶが、上司は選べないですよね。
もちろん、義父・義母を見て結婚を辞める人もいるかもしれません。



「今の仕事が好きで一緒に働く仲間もお客さんも大好き」

これは、自分で選んだ会社、旦那さんはそりゃあ嫌な人じゃないよね。


「今、所属する組織がどうにも好きになれません」

旦那さんはいいひとだけど、家族(組織)が好きになれないということに近いかな?嫌いなのは義母かな?義父かな?それとも小姑?


経営陣の特定の上司です。行動と言論に、その場しのぎしか感じず、法人全体を考えてではなく自己本位な振る舞いや、思いつきの言動に現場が振り回されることが不満


お義父さん、それ息子(孫)のお弁当なので勝手に食べないでください!
なら可愛いのにね😁


ということで、本格的に取り組まなければならない相談は➁になります。


今はとどまることに執着はなくて、自分で独立したい気持ちもあるけど怖くてできない。が正直な気持ちです。まだ独立してこうしたいみたいな具体的なビジョンも曖昧だし及び腰で、現状維持に甘んじている


正直、ここまで導き出している、言語化できているおだんごさんはスバラシイと思います。なかなか、もじもじとやりたいことを声に出す(文字にする)ことに躊躇したり、言語化できていない人が多いです。そういう人にはいろいろと質問を投げかけ、「どこをどう困っているのか」を見える化する作業が必要です。


その嫌な上司、勝手にお弁当のおかずを食べちゃう義父
その環境をあと何年続けますか?何年我慢できますか?
50歳くらいだとして、10-15年?
もうちょっと年上で3-5年?


って、独立を煽っているわけじゃなく、考えていきましょう!ということ。
独立を想定して、いろいろと調べたり準備すること、頭を使うことは損にはなりません。いろいろと考えているうちに、ふと気づいたら10年経っていることもありますし、いつの間にか他界していることもあるでしょう。



さて、ここまでが準備です


普通は、ここで「相談の回答として終わり」だと思います。
でも、僕の謎喰いはここから始まります。
ここから先が、誰も見たことが無い景色だ。
ここから先がおいしいところだ!

ということでこの先は、僕と一緒に考えて欲しいと思っていますが、
それを選択するか、このまま情報だけで結構です!
と言うかはおだんごさん次第。


もし、そんなゆうゆうさんにお手数おかけするわけには…なんて遠慮されることもあるかもしれない。

じゃあ、こうしましょう!
実は僕も独立を考えています。
フリーランスか、自営業か、法人起業を想定しています。
今の会社がもうすぐ潰れると思うので、
準備をしようと思っているところなんですよ!

良ければ、同じことを学ぶ同士として一緒にお勉強しませんか?


うーん、実はもう勉強はある程度しちゃっているんだ!
なんてこともあると思います。

そしたら、僕にその知識を教えてくれませんか?
インプットした知識はアウトプットすることで定着します。

あとは…
これ以上は断りづらいし、追い込み過ぎか🤣


小さな一歩でいい。
ちょっと前に出て、怖くなれば戻れる程度に
前に出てみませんか?


興味があればコメントでも、メッセージでも何でもください。


それでは、長くなりましたが
ここまで読んでいただきありがとうございました!


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