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今週注目のクラウドファンディング LGBT就労移行支援、障害者モデルオーディション、ガイドヘルパー養成、障害があっても働けるカフェ

性的少数者(LGBT)を対象にした就労移行支援事業所(障害者向けの就労訓練施設)「ダイバーシティキャリア」が、今夏に東京都新宿区にオープンする。LGBTであり、メンタルに問題を抱えうつになる人、発達障害でもある人、非正規での職を転々としている人が、一般企業への安定就職を目指すことを想定。運営費用を募っている。締切は7月28日で、目標金額は300万円。現在270万3000円(達成率90.1%)と156人の支援者(前週は224万円と141人)が集まっている。

7月9日にスタートした、2021年3月にインスタグラムで障害のあるモデルが登場するウェブマガジン『accessible life magazine porte(アクセシブルライフマガジン・ポルテ)』を立ち上げた、アクセシビューティー代表の臼井理絵氏が、オーディションを開催するための費用を募っている。オーディションは、7月に一次・二次審査をオンライン開催、8月にファイナリスト決定、9月に都内で最終オーディションをする予定。障害者モデルを3人輩出することを目指す。締切は8月15日。目標金額は250万円。現在、155万3500円(達成率62%)と115人の支援者(前週0万円と0人)が集まっている。

知的障害など障害のある人の外出の付き添いをするガイドヘルパーを養成・派遣するNPO団体「風雷社中」が、オンラインでの養成研修の実施費用を募っている。コロナ以降、介護現場では感染リスクを懸念したヘルパーの離脱が相次ぎ、人材不足が深刻化しており、障害者が外出できず社会的孤立に追いやられることが懸念される。7月7日から受講者を募集し、合わせて50人養成する予定で、9~10月、10~12月の前後期に分けて研修を実施する予定。締切は9月3日、目標金額は60万円。現在、5万9500円(達成率9%)と11人の支援者(前週1万7000円と3人)が集まっている。

6月1日から行われていた、栃木県宇都宮市に、障害者が飲食店で働く経験を積んで、一般の飲食店にステップアップできるカフェを作るためのクラウドファンディングが6月29日に終了した。目標金額は100万円で、59万円と42人の支援者が集まった。カフェは2021年8~9月にオープン予定で、物件が決定したことが発表された。

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