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「直感」文学 *開けてはいけません」のドア*

 目の前には一枚のドアがあって、「開けてはいけません」と書いてあった。

 「開けてはいけません」と書かれているからには、開けたくなってしまうのが人情というものだと思うのだけれど、それを開けるには勇気が必要だったし、なぜだか僕にはその「勇気」が伴っていなかった。

 
 僕はこのドアを開けることが出来るのだろうか?

 未来の僕はそれを知っているのかもしれないし、知らないのかもしれない。

 いずれにせよ、

 今の僕に分かるのは、このドアを「開けようか」「開けざるか」を、迷っているということだけだった。

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