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財布を変えたら、世界がひらけた

人の数だけ、財布がある。
そんな財布の選び方もまた、人それぞれです。

yuhaku の販売員になる前の私は、使いたい形から選んでいました。

使い慣れていて、お札が折れないから、長財布。
小銭入れも、カードポケットもついていて……
小銭入れを開けるとき、必要な動作は2つまで。
長く使えるように、素材は革。
けれども丁寧に扱う自信はないから、あまり手間のかからないもの。
色は特に決めていないけど、どちらかといえば明るめが好み。
あとは、実際に触れてみて。

そんな風に、とにかく"楽な"財布を選んでいました。
これが変わったのは、入社してからです。

初めて使ったyuhaku の財布は、これまで自分が使ってきた財布とはすべてが真反対でした。
二つ折り、深めの色、水濡れ注意のコードバン!
カードポケットも、それまで使っていたものの半分ほどの数。

「ハジメテ」だらけのこのカタチ。
使用した実感をもって製品を案内したいと選んだものの、当初は自分に使いこなせるか不安になりました。

しかし今となってはこれが、世界が広がるきっかけになったと感じています。

どの荷物の中でも場所を取らず、手にすんなり収まる感覚は長財布にはない特長です。
使い心地の違いにもすぐ慣れ、カードは本当に使っているものだけに減らせました。

一番意外だったのは、財布の扱いが丁寧になったことです。
鞄への出し入れの仕方、家での置き場所、中身を整理する頻度。
丁寧に作られたものと向き合うことで、自然と行動が変わっていたのです。

10年ぶりの新しい財布ということもありましたが、自分が実は財布をきちんと扱えるというのはうれしい発見でした。

財布を変えることは、意識を変えること。
意識を変えることは、生活を変えること。
生活を変えることは、自分を変えること。

あなたのなりたい自分につながるのは、どんな形の財布でしょうか。


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