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【エンジニアリング採用】 専門用語は文脈理解が大切。非エンジニアならQiitaを読もう!

ども、LAPRASで働く中島(@nakashimayugo)です。

最近、エンジニア採用が熱い!

noteの投稿も増え、Twitterでもとても盛り上がっています。めちゃくちゃ良いことですよね。たくさんのノウハウが共有され、理論化・体系化され業界全体が前にずんずん進んでいる感覚があります。

そんな中で、思うことがあります。

「採用広報」や「応募したくなる求人票」のノウハウも、エンジニアリング知識がベースになる。もっとたくさんの技術解説noteや勉強会が開かれてもいいんじゃないかな。

どれだけ先進的な取り組みも、主体者の人事の方が「技術用語さっぱりわからん!」のまま進めてしまうと的を外しまくっていることがあるんですよね...そうなると効果も薄く時間もお金も無駄になっちゃいます。それで、技術用語を避けてカルチャー言及に重点を置くと「どんだけふわっとしてるんだ」と思われてしまう...。

実は以前「人事向けのエンジニアリング勉強会」という非エンジニア人事の方向けに勉強会を行いました。

結果たくさんの人事の方にご参加いただきまして、やっぱり「技術用語については何がわからないかも、わからない。」と困っている人がとても多い印象でした。

そこで痛感したことは、人事の方向けの教材ってぶっちゃけないということ。自分でひたすら調べるしかない。

でもそこで勉強している人は頭ひとつふたつ飛び抜けていて、今めちゃくちゃ需要が高い。これまでの採用ノウハウも活きて「プロのエンジニア採用担当者」の地位ができてきている。何より実際にめちゃくちゃ採用成功しているんですよね。

ということで、僕からもちょっとづつ採用で必要な技術用語について学べるコンテンツを発信していこうと思っています。(他力本願。技術の事が分かる人事の人はもっとアウトプットしてほしい...!笑)

●技術用語は、単語の意味より文脈をふわっと掴む事が大切。Qiitaは凄くよい教材だと思うんです。

例えば「Kubernetesわからん!」、「CI/CDってなんだ?」、「マイクロサービスは必要なのかい」と思って用語を調べたとしてもいまいちわからないのではないかと思います。(僕もさっぱりでした)

その用語の意味を理解しようとすれば必然的に関連する情報が必要になるのがエンジニアリング知識。「それって誰が使うんだっけ」「なんで必要なんだっけ」「いつから言われてるんだっけ」と、そういった周辺情報を併せて理解しないといまいち採用業務で使えない。

そしてまとめてキャッチアップするには、Qiitaで複数の記事をさらさらっと読み流して文脈を掴むことが良いんじゃないかと思っています。

Qiitaの説明は不要ですよね。エンジニアがナレッジなんかを投稿する記事投稿サービスです。専門性が高く難しい記事もありますが、非エンジニアでもぎりぎり読めるような記事も多くあり、Qiitaを徘徊しているだけでかなりの情報量に触れられます。「Qiita Organization」「Advent Calendar」は採用ブランディングとして取り入れている企業も多いです。

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知りたい用語を解説している記事をいくつか流し読みしてみると、用語説明に対して、同じような関連単語、説明部分がでてきます。そうすれば何が重要なことか分かってきます。

人に説明できないまでもなんとなくイメージが付けばOK。まずは雰囲気を掴む事が大事です。それらをもとにエンジニアに聞いてみるともう完璧。ゼロベースで聞くよりもぐっと理解度が上がります。

●おすすめコンテンツ

ここから僕の完全なる主観で、「Qiitaって、採用担当者が読んでも勉強になるじゃん!」ときっかけになってほしいなという記事を紹介していきます。

-2018年の記事ですが、エンジニアの中でどんな技術用語がトレンドとみなされているのかがわかります。

-エンジニアのスキルってどういう軸で判断すればいいの?と全く分からない方に。

-こんな仕事してるのか。とイメージが付きやすいもの。

-社内SEが転職を考えた時にどんな行動をとったのか?という視点で勉強になります。

-ちょっと上級編。最近よく聞くdocckerって?仮想化のVM(仮想マシン)とコンテナis何?をなんとなく

-上級編。最近よく聞くAWS、その中にS3、RDSってあるの?なに?

●まとめ

この記事のメッセージを改めて。

▼非エンジニアの採用担当者もエンジニアリングを学ぼう。

▼採用ブランディングもCXもベース知識がないと的を外して、時間もお金も無駄になる。

▼人事はこれまで培ってきた採用のノウハウ・知見が組み合わされば最強。

▽専門用語は文脈も併せて理解すると採用で使いやすくなる。

▽まずはQiitaで情報収集するのおすすめですよ。

▽技術わかる人は積極的にアウトプットしてほしい。

僕も勉強したいので、是非エンジニアさんや技術の分かる人事の方は、この主旨の発信をしていってほしいなと思っています!


●学習をすすめるために

本記事の内容を含めた採用担当者向けの技術用語本を発売しました。
こちらもぜひ見てみてください。



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