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オープンキャンパスの文学部ブース運営

8/5.6は龍谷大学のオープンキャンパスでした。僕は文学部支援サークルSUNOKOに最近入ったので、そのサークルでお手伝いさせて頂きました。場所は文学部・心理学部が所属している大宮キャンパスです。

所属しているサークルについてはこちらの投稿をご覧ください。

本当に色々なことがあって、とても楽しかった二日間でした。学んだことも沢山ありました。書きたいことが結構多いので、とりあえず一日目にあったことについて書いていきたいと思います。

アドミッションサポーター(龍谷大学のオープンキャンパスを運営している巨大学生団体)をアドサポと表記してます。赤いTシャツがトレードマークの凄い人達です。


はじめに

僕はオープンキャンパスの運営をずっとやりたいと思っていました。なぜかと言うと、以前文学部プロジェクトという授業で、龍谷大学平安高校の生徒さんと交流する機会があったのですが、それが本当に楽しかったんです。

高校生を中心にゲームをして、その司会を大学生がやったのですが、高校生の目がキラキラしている感じがとても好きでした。その映像がSNSに残っていました。(最初に少し映っているのが大学2回生の僕です)

だからこういう機会をずっと待っていました。今は4回生で龍谷大学の魅力も知り尽くしているつもりなので、高校生に龍大の魅力を思う存分伝えられるという立場も最高です!

オープンキャンパス開始!

担当

SUNOKOは東黌201にて在学生との交流コーナーの担当でした。(東黌は以下の地図で10番です)。そこは受験生のフランクな質問に大学生が答えるという場所なので、沢山高校生と話せそうで、すごく楽しそうなコーナーでした。

隣の教室の202先生に相談できるブースになっていて、203には文学部プロジェクト・実践発展演習のブースが設置されていました。なんか今年はマップ作ったみたいです。

203には僕が授業サポートをしていた授業の後輩が2人いました。しかも、同じ学科の人が1人いたり、比較的すぐに仲良くなれました。暇な時間ができたら、このブースに結構遊びに来ることになります。

人を集めなければ!

オープンキャンパスが始まったのですが全然人が来ないんです。アドサポが呼び込んでいる説明会とかが公式のイベントで、SUNOKO文プロ非公式のイベント感がとんでもなくて、呼び込むのも躊躇ってきました。

するといつの間にか人が全然いなくなりました。理由は自分たちがいる1つ上の3階で大学説明会が始まったからでした。その時に他の教室でどんなイベントをやっているのか全く把握していなかったことに気づきます。

なので速攻でタイムテーブルをアドサポの人に貰いました。するとシンプルにイベント前後で沢山の人が移動していることが分かりました。それなら、イベントに合わせて声掛けすることにしてみました。

また校舎内が一方通行なのもここで知りました。僕たちが声をかけていたのは、2階から3階に向かっている人だったので、既に行き先が決まっている人達ばかりでした。来てくれるわけがありません。

イベント終わりで行先が決まっていない人に声をかける」これをするだけで格段に人が集まりました。もう少し下調べしておけば、変な苦労をしなくて良かったことが悔やまれます。

ただ悔やんでいる暇はなくて、既に人は沢山集まりました。ここからは「来て良かった!」と思ってもらえるように高校生と沢山話さなければいけません。いよいよ自分たちの実力が本格的に試されます。

沢山の本音の相談

リアルな学生の声を

隣の202では先生に相談できる場があるのですが、それでも201で学生に相談できる場所を選んでくれたからにはそれなりの価値を必ず提供してやろうと誓います。

高校生がしてくれた質問は主にこんなものでした。

「大学生って毎日どんなスケジュールで動いてますか?」
単位って取れてますか?」
サークルって入ってますか?」
「サークルと部活の違いって何ですか?」
バイトやってましたか?」
1人暮らしできますか?」
友達ってどうやってできますか?」
出会いってありますか?」
「大学入って一番良かったことって何ですか?」
「龍大に入って後悔していることありますか?」
受験勉強どんなことしましたか?」
○○学科ってどういうこと学んでますか?」
英米科で一番学んだことは何ですか?」
「心理学部志望なんですけど、文学部だとどういうこと学べますか?
「取れる資格ってなんですか?」

大学生活から受験勉強まで幅広い質問に対して、ここ最近で一番頭ぶん回して全力で答えました。少しでも高校生たちの不安が軽減されてればありがたいです。その上で龍谷大学に入ってくれれば、これ以上嬉しいことはない!

そういうことを繰り返していると、1度来た人が再び話すために戻ってきてくれる場合もあって、5回くらい来てくれた2人組もいました。「居心地良いんです~!」って言ってくれました!

自分軸で生きて欲しい

沢山の高校生たちの相談に乗っていると、子供が話さずにほとんど親が話しているという場合もありました。「心配するのは分かるけど、誰の人生なんだ?」って思ってしまいました。

その親に流されるまま自分の人生を決定してしまう子供を見ていると悲しくなります。そういうことを繰り返していると就活の時に苦しむんだろうなと考えてしまいました。

親などの他人の視線を気にしすぎて進路を決定してしまうと、なにか上手くいかなかったときに、他人のせいにしてしまいます。だから自分の人生の責任は自分で取れるように、他人軸ではなく自分軸で生きて欲しい

あと親がいるとサークルなど大学生活のフランクな質問をすることができないので、オープンキャンパスは是非友達などと行くべきだと思います。

受験方法や学部について知るだけではなく、学校の雰囲気を知って、勉強のモチベーションを上げるのもオープンキャンパスの意義だと思うので、高校生には思う存分楽しんで帰って欲しいと思います。

素敵な空間?

歴史学科について聞きたい」という高校生の方がいたのですが、英米科の自分には答えられないし、その時201の相談ブースの中には歴史学科の人がいなかったので、誰も質問に答えられる人がいませんでした

そこで203にいた文プロ担当の歴史学科の人に話してもらうようにしました。この人は他の学生団体でも後輩で、きちんと話せることは知っていたので、こういった判断をしました。

アドサポの人も片付けの段階で結構暇そうにしていたので、もし201にいない学科の人がいたら、アドサポの人を連れてきて話してもらうようにしていました。

この辺りから終盤にかけて行くところが無くなった高校生たちが沢山来てくれて結構バタバタしていました。そんな中で色々な団体が連携して高校生の質問に答えられている状況は個人的に良いなと思ってました。

全く思いやれていなかった

背景を何も知らない

後からこのアドサポや文プロが入り混じった状況に対して、幹部の方々が「他の団体の人でできるなら“SUNOKO”でやる意味はない」という議論をしていました。いつの間にか僕が存在意義を脅かしてしまっていました。

SUNOKO自体が最近設立されたサークルなので、頻繁に「今後どういった方針で運営していくか」という議論が行われていたみたいです。そんな時に、存在意義を脅かすなんて自殺行為をしていました。

また求められている学科を優先して、アドサポや文プロの人を話させてしまい、SUNOKOのメンバーなのに高校生と話せていない人がいたことも指摘されました。メンバー第一の幹部からしたら当然の指摘です。

もっと言うと僕は前日準備も参加していなくて当日参加です。でも幹部の方々は連日ミーティングを繰り返して、高校生に見せる動画を作成したり、教室のレイアウト装飾を考えてくれたりしていました。

それなのに当日フラっと来ただけの僕みたいなやつが、好き勝手他の団体の人を呼び込んでやってたらそりゃ問題にはなるだろうなと思いました。それに加えて自分の汚さも見えてきました。

自分の能力を誇示したかっただけ

「高校生ファーストだから仕方がない」
「使える資源は全て使いたい」
「アドサポ/文プロ/SUNOKO でもっと協力したい」
「午前中暇でやっと来てくれたから、なんとか期待に応えたい」

なんていう都合の良い言い訳を考えましたが、結局は僕が自分の能力を誇示したかっただけです。人脈を駆使して、人をマッチングさせて、教室を人で埋める。その様子を褒められたかっただけです。

だから高校生が来てくれた瞬間に「どんな話聞きたいとかありますか?」という流れで「どんな学科の人と話したいですか?」と聞いたりして、マッチングさせる前提で動いていたりしました。

そもそも学科での学びなど専門的な質問しかしてはいけないなんて決まりはないんです。だから大学生活のことについての質問なら学科が違っても答えられるのに、マッチングさせてた時点で自分がイキりたかっただけです。

他人がイキるためだけに、自分たちが準備してきた場を台無しにされるなんて最悪です。イキりたいだけなのに「目の前の高校生のためを思って...」なんて考えているのに吐きそうになります

おわりに

1日目に得られた反省点を活かして、2日目には様々な修正を加えて、本当に目の前の高校生のために尽くしたいと奮闘できた気がします。その詳細については明日書くので、またご覧ください。

本日も読んでくださりありがとうございました!


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