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卒業マニアなのかもしれません

僕は大学時代に結構色々やっていたタイプの人間だったのですが、周りの活動的な人ほど意識が高いわけではありませんでした。ではなぜそんな自分が結果的に色々活動出来たのか考えてみました。

今回のように自分について考えた投稿もあるので、よければご覧ください。


考えたきっかけ

たまに「行動力が凄い」と言われることがあるのですが、そう言われるのは違和感があります。僕はそんなに積極的に動けるようなタイプではないし、とにかく逃げているという表現の方が当てはまる気がします。

それで言うと令和ロマンのくるまさんの考えが近いような気がしていて、くるまさんはM-1アナザーストーリーで「僕は全てから逃げてきました。ただ誰よりも逃げ足が速いんです」と仰っていました。

しかし、それも少し違う気がしていてそこまで全てから逃げてないです。勉強も周りに流されてダラダラやっていたし、ずっと辞めたかったスポーツもダラダラ続けていました。

また「逃げること」って「常に自分に満足せずに上を追い求めている」とも捉えられそうですが、それも少し違う感じがしていて、そういう人って常に今が一番楽しいと思っているはずです。

ただその状態にずっと身を置いてしまうと成長することがないので自分を厳しい場所に移動させるんだと思います。しかし、僕はそもそも今が楽しくなくてどんな毎日を過ごしても満たされないという気持ちの方が強いです。

でもそれも言いすぎている気がして少し違います。流石にそこまで人生楽しくないわけではないし、今の生活が100点とは言いませんが、70点くらいの満足度はあります。

では飽き性なのかとも考えられるのですが、趣味に関してはずっと同じバンド芸人さんが好きだし、新たに好きになる事はあっても、飽きて嫌いになる事はほぼありません

しかも何かに飽きて新しい趣味を始めることはほぼありません。だから僕は環境を変えたくなるだけなので、全てにおいて飽き性だというのは少し違うような感じがしています。

それは好奇心が強いという表現に関しても同じことで、流行っているドラマを必ず見たりするほど、新しいものへの嗅覚が優れているわけではないし、なんなら流行っているものを知らないことの方がよくあります。

このように沢山のパターンを考えてみましたが、一体自分は何なのか全く分かりませんでした。全ての言葉が少し違和感があって、自分には当てはまらないような気がしてしまいました。

卒業マニア

最近になって僕は「環境を変えることによって、とにかく区切りを作りたいんじゃないか」と考えました。そこで卒業マニアという言葉が自分の中で思い浮かびました。

もう少し詳しく書いていきます。卒業マニアというのは自分軸だと、今の自分がいる環境を抜けることによって、今自分がいる環境過ごせる時間を大事にしたいんだと思います。

また今いる場所を卒業して新たな環境に身を置くことに凄いワクワクします。環境を変えることに関してだと、好奇心があると言っても良いのではないかと思いました。

他者軸だと死生観に近いのかもしれませんが「自分がいつまでも存在すると思うなよ?」って周りの人に伝えたいのかも知れません。そうして周りにも自分と同じような意識を無理やり持たせているように思えます。

卒業する時って今まで自分が過ごした時間の中でどのように歩んできたのかを振り返って、成長して得られたものや逆に大人になって変わってしまったことなどを誰しもが考えると思います。

その振り返りを通して支えてくれた周りの人を思い浮かべて、普段は伝えることが恥ずかしい感謝の気持ちを伝える機会でもあるはずです。卒業とはそんな尊い機会だと思います。

でもその卒業を味わうのは普通に大学生を過ごしていると、大学を卒業する時だけです。だから僕は環境を変えることにより、無理やり卒業する機会を作っていました。

このように環境にだけ飽き性だったり、新たな場所に移ることに好奇心があったり、区切りを作ることによって今の自分の状態を確認すること/周りにさせること卒業マニアと言うのかなと考えてみました。

おわりに

最近noteを書いていて思うのは言い切るのは良くないということです。だから今回も飽き性好奇心旺盛などの言葉を使わず、既にある言葉の組み合わせを用いて濁すことにしました。

本来は行動力がある/すぐ逃げるけど逃げ足が速い/飽き性/好奇心旺盛など色々な要素を少しずつ持っていて、その中に自分らしさがあるんだと思っています。

それを仮に飽き性だと言い切ってしまうと、人によって定義が変わってくるので齟齬が生まれて、周りに勘違いされることもあるかもしれません。だから言い切らないことは大事なのかなと思っています。

本日も読んでくださりありがとうございました!


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