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2019年 "Tech Structure"セミナー活動まとめ

私にとっての2019年は、Co-cS(コークス)という会社で新しいチャレンジを始めた1年間でした。中でも大きな割合を占めた活動の一つがnoteでも紹介していますTech Structureの考え方を世の中に広めるためのセミナー活動です。社内のメンバーで講師役を分担しながら活動を進め、Co-cS主催のセミナーおよびパートナー様との共催セミナーを通じて総勢100名以上の方々にTech Structureを知っていただく機会を作ることができました。
今回は、セミナーの様子や参加いただいた皆様の感想の一部をご紹介します。

Tech Structureとは何か、といった説明については、過去の記事をご覧ください。

セミナーの様子

Co-cSのイノベーションセミナーは、基本的に以下のアジェンダで構成されています。試行錯誤の末、こちらを2時間半で行うのが現在のスタンダードとなりました。セミナーの中でお伝えしたいことはたくさんあるのですが、レクチャーとグループワークのバランスを最適化した結果、現在のような形になっています。

【レクチャーパート】
・イノベーション概論(イノベーションとは何か?)
・モノづくりに有効な思考法(Tech Structureの説明)
・情報整理の基礎

【グループワーク】
・演習テーマについてのTech Structure作成
・気付きの共有と振り返り

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図3

図8

図4

参加いただいた方々からの具体的な感想の一部をご紹介します。

説明と実践のバランスが良く、シーズをニーズを分けて体系化することのメリットが体感できたと思います。
情報の整理方法が分かりやすく体系化・構造化されていて、迷う要素が少なくなっている点が素晴らしいと思いました。上手くインストールできれば、開発と営業の共通言語として、役に立ちそうな気がしました。
市場要求と機能からの論理検証は自事業の検証のヒントになりました。
新規事業への新しいアプローチ法を学ぶことができました。
製品の訴求点を見出すのに有効な手法と感じました。帰宅後に自分でも実践しようと試みており、そういった行動を起こそうと思う内容でした。
グループワークを通じ、他の方がどのように感じているのか、どの内容にポイントを当てているのかが分かり、自身との着眼点の差異を感じれた事が発見でした。同じテーマでも違う考え方をしているが良く分かりました。
実際に手を動かしてTech Structureの作成が出来たこと、またその後の全体ディスカッションでレクチャーを頂きつつやれたことが非常に有益でした。

大変ありがたいことに、セミナー後のアンケートでは、満足度の平均は5点満点中4.3点という評価をいただいています。
また、嬉しいのが、セミナー終了後もその場で参加者の方々同士による情報交換が積極的に行われていることです。様々なバックグラウンドの方が集まり、色々な企業の生の声が聞ける、というのもご好評いただいている要因の一つと言えそうです。

今後に向けて

2020年も現状で満足することなく、さらに活動を拡げていく予定です。現在いただいている要望として特に多いのは以下の2点になります。

・Tech Structureの具体的な活用方法をもっと知りたい
・Tech Structureをチームで作成する際の効果的な進め方を学びたい

こちらにお応えすべく、「事例から学ぶヒット製品・サービスの生み出し方」「共創を実現させるコミュニケーション・ファシリテーション」といったテーマのセミナーも展開を始めました。また、企業を訪問しての個別研修のご要望も増えてきています。

今後もCo-cSとして皆様の製品・サービス開発のお役に立てるような取り組みを加速させていきたいと思いますので、ご期待いただければ幸いです。
最後になりましたが、これまでのセミナーに参加いただいた方々、開催にご協力いただきましたパートナー様に心より御礼を申し上げます。

引き続きよろしくお願いいたします。


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