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800mという競技

こんにちは。

前回話した通り今回は800m、中距離という競技についてお話ししたいと思います。

今の大学陸上界は、主に箱根駅伝を始めとした駅伝や5000m、10000m、ハーフマラソン。オリンピックや世界陸上でメダルを獲得した4×100mRや19年ぶりに100mで日本記録を更新し、さらにその2年後またもや日本記録が更新され、大いに盛り上がっている短距離100m~200mが注目を浴びている。

その一方で400m~1500m短長種目、中距離においては知名度も低く、あまりマスメディアやテレビなどに取り上げられることもない。そのこともあって中距離という種目の特性や面白さを知っている人が少ない。ここで私は、自分も専門に取り組んでいる800mという種目について特性、面白さを伝えていきたいと思います。

800mとはトラックを2周する短すぎず、長すぎない、世間からすれば中途半端な距離の種目です。しかしその種目は"トラックの格闘技"とも言われ、その所以は100m付近を過ぎてセパレートレーンからオープンレーンになった後に選手同士によるポジション争いや駆け引きが発生し、ときにはその接触から転倒することもあります。2周の中で多くある駆け引き、ラストの直線に入ってからのラストスパート勝負、ある程度のスピード、瞬発力、持久力が必要であり、"1番きつい競技"と呼ぶ人も少なくありません。

私も何回も何十回も800mを走ってきましたが、毎レースその終了後、吐いているくらい辛い競技です(笑)それでもやはり、その辛い練習、レースを乗り越えてきてPBが出るとやっててよかったと思えます。

練習の後はレースの後はもう2度と800mなんてやらないと思うことがありますが、その楽しさがやめさせてくれません(笑)また中距離選手は心がオープンな人が多く人柄も良く、いい人ばかりで、年上の方も仲良くしてくださる部分もその一部です。

長距離や短距離にはない面白さがあります。

現在SNSなどの媒体で800mの面白さ、中距離の面白さを広めてくれているインフルエンサーが多くいます。しかし、駅伝、長距離、短距離と比べるとまだ知られていません。

一回YouTube、SNSなどレースを見て興味を持ってもらえたらなと思います。生で見てもらえたらその面白さを肌で体感していただけると思います。

私のようなまだ結果も残せてない人間が生意気ですが、このような媒体を使って、もっと世の中に広められることができたらと思います。

私自身決して影響力があるわけではありません。むしろ影響力は0です。

しかしもっと動き、働きかけて、誰か1人の興味を800m、中距離に向けてもらえればそれだけでも嬉しいです。そして少しでも注目していただければ幸いです。

他にも伝えたいことはたくさんありますが、ぜひ駅伝や長距離、短距離だけでなく

"中距離"

という種目にも注目してください。

陸上の面白さが全て詰まっている競技です。 

拙い文章ですが、簡単にでも目を通していただけると嬉しいです!

長くなりましたが800mという競技について綴られせていただきました。

頑張ろう、アスリート。

次回のテーマは決まっていません。

また次回👋

ありがとうございました!


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