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顔に紅葉を散らす

「ひゃっと驚いて思わず顔に紅葉を散らしたね」と漱石から子規へ。流石「文豪」。文人たちの手紙はやっぱり表現がおもしろいなあ。

でも、漱石に宛てて芥川が書いた手紙は、長すぎて途中で飽きた。師匠と自分自身に心酔しすぎ、な感じ。ちょっと赤面もの。

江國滋  選 『手紙読本』


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