ストレスや不安に強い子に育てるには?良質な睡眠をしっかり取るコツ

「早く寝なさい!( ̄^ ̄)」と言いながら、自分は遅くまで起きている…とは

私のことです(笑)

保育園から帰ってきた子どもと一緒に夕食を食べ、

お風呂に入れて、

寝る支度をさせて、

実際に寝かせるまでにずいぶん苦労しますよね…f^_^;

ただし、子どものみならず大人にとっても、睡眠は重要です。

今日は子どもをしっかり寝かせる大切さとそのコツについてお話しします。

この記事は…

・寝かしつけに苦労している子育て中の親御さん
・夜更かししがちな小中学生の親御さん
・成果を出したいビジネスマン

に役立つ記事です。

☆ストレスや不安に強い子に育てるにはしっかり寝ること☆

 睡眠には成長の上で大事な役割がたくさんあります。

よく言われるのは「成長ホルモンは寝ている間にでる」ということです。

特に22:00〜0:00は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれ、

この時間帯にしっかり寝ていることで成長ホルモンが出やすいそうです。

また、身体が大きくなるだけでなく、

ストレスや不安に強い子に育てるには、良質な睡眠を取ることが欠かせません。

ジョージワシントン大学の臨床神経心理学者であるウィリアム・スティクスラッド教授は、以下のように述べています。

寝ている間に、起きているときに経験した辛い感情がやわらぎ、ストレスに関連した神経科学物質が脳からなくなる(中略)十分に睡眠が取れれば、脳がリフレッシュして思考と行動をコントロールすることができます。
『子育てベスト100』より抜粋 

☆良質な睡眠を取る方法☆

さまざまな専門家が、さまざまな見地からオススメをしています。

1つずつご紹介しましょう。

①ルーティンを作る

日本人初の米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタントの愛波文さんは、

保育園や幼稚園では、毎日同じルーティンで過ごすことで、生活リズムをつくっていきます。(中略)子どもの寝かしつけのルーティンも、生活リズムづくりと考え方は同じ。毎日、同じルーティン(以下、ねんねルーティン)を行っていると、子どもは安心して眠ることができます。また、体もねんねルーティンに慣れていきますので、自然と落ち着いていきます。
たまひよONLINE より抜粋

我が家でも意図したわけでは無いのですが、上の娘が寝る前にほぼ必ず本を読んでいます。(詳細はこちら

親が時間をかけて本を読んであげるのは、正直大変ですが…f^_^;

今はこんなものもあるそうです↓参考までに…

②環境を整える

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 柳沢 正史さんは睡眠の質を上げる方法についてこう述べています。

睡眠の質を上げる、簡単な方法があります。それは「寝室の環境を整える」というもので、3つあります。
1) 暗くする
2) 静かにする
3) 温度・湿度を快適に保つ
(中略)寝ている間でも人間の聴覚中枢や視覚中枢は働き続けていて、脳は反応しています。
ですから電気がつけっぱなしとか、周囲の物音、特に放送も含め人の声が聞こえる状態では、睡眠不足ならそのまま寝られるでしょうけど睡眠は浅くなります。

睡眠ホルモンの「メラトニン」は朝の光で分泌が抑えられ、夜の暗い環境で分泌が高まります。

③休みの日に寝だめをしない(させない)

江戸川大学睡眠研究所所長の福田一彦教授によると、

「平日に早寝早起きができていても、週末に朝寝坊すると、時差ボケのような状態になり、脳が萎縮したり、反応時間や正答率の低下などの弊害が出てくるというデータがある」

先述の柳沢教授も

睡眠は「借金を返すことはできても、貯金はできない」ものなんです。
平日の睡眠が足りていない人が、週末の休日に沢山寝るというのは、平日分の借金を返している状態。
でも貯金はできないので、土・日に10時間寝たとしても、月曜に5時間睡眠ならもう次の日からは睡眠不足状態です

と述べています。


☆まとめ☆

・良質な睡眠はストレスや不安を取り除く
良質な睡眠を取るために…
・ルーティンを作る
・環境を整える
・休みの日に寝だめしない

恐らく、どれも聞いたことのあるような方法だったかもしれません。

そう、結局良い睡眠を取るためのウルトラCは“無い“ということでしょう。

先程の柳沢教授も、

大人で平均7時間の睡眠は必要、個人差があっても6〜8時間程度は必要。
5時間以下は睡眠不足。これはヒトの生物学的な特性で「ごまかすことができない」
と述べています。

子どももさることながら、私たち大人自身も、適正な睡眠時間を確保するために

ライフスタイルそのものを見直す必要がありそうです。

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